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Amazon.co.jp： カスタマーレビュー: つきのふね (角川文庫)

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尊い 4%     切ない 13%     激しい 6%     狭い 4%     難しい 9%     力強い 4%     ほしい 6%     優しい 13%     幼い 4%     弱い 4%     深い 11%     立ち向かう 4%     見る 6%     駆け回る 4%     救う 9%     見守る 11%     めくる 4%     病む 11%     裏切る 6%     傷つく 4%     引き込む 6%     読む 53%     はっと 4%     だんだんと 4%     心から 4%     一気に 9%     ほんの 4%     少なくとも 4%     とても 23%     なんとも 4%     小さな 6%     そう 9%     改めて 4%    

  • Total Integration
    • 0「カラフル ）」や｢宇宙のみなしご」より重い感じの話ですがそれだけに、心にずん・・・と響く物語 です今は本当 に大変な時代 小さな ことでかんたんに壊れてしまう心たちが、自分 をささえていてくれた小さいけれど大切 な風景や人をとりもどそう とする物語 です登場人物 の複雑な思いや 願いが切実 に伝わって きますとても ピュアで、じん・・・として読む ことが出来ました 最後 に本を閉じて、 生きてい よう・・・と思いま した

  • 001   登場人物 はどの 人 も ” よくわからない ” というのが 正直 なところで （ これを ジェネレーションギャップ と 呼 ぶのでしょうか ？ ） 文章 はあいかわらず 読 みやすく 例 えがわかりやすくていいです
    • 001   登場人物 の 複雑 な 思 いや 願 いが 切実 に 伝 わってきます

  • 001   最初 いじめ 方面 の 話 なのかな ？ と 思 ったけどそう じゃなくて （ よかった ） 人間 だれしも 病 んでいる （ ？ ） というお 話 でした
    • 001   小 さなことでかんたんに 壊 れてしまう 心 たちが 、 自分 をささえていてくれた 小 さいけれど 大切 な 風景 や 人 をとりもどそう とする 物語 です

  • 004   梨々 を 追 いかける 「 勝田 くん 」 に 、 万引 きで 捕 まったさくらを 助 けてくれた 「 智 さん 」

    • 005   私 は 、 森絵都 さんの 本 が 好 きで 、 いろいろと 読 んでいるんですが 、 この 話 は 、 特 に 、 同年代 の 心 の 不安 定 さなどが 、 忠実 に 書 かれていて 、 読 む 上 で 、 とても 、 感情移入 しやすいと 思 いました

      • 006   自分 をまだ 確立 できていないような 中高生 にこそ 、 尊 い 存在 って 一番必要 なんだと 思 った
        • 016   自分 をまだ 確立 できていないような 中高生 にこそ 、 尊 い 存在 って 一番必要 なんだと 思 った

      • 006   二回目 に 読 んだときには 、 また 違 った 気持 ちで 読 めるような 気 がします
        • 007   二回目 に 読 んだときには 、 また 違 った 気持 ちで 読 めるような 気 がします
        • 035   でも 作品 として 読 むぶんにはそれなりに 楽 しめました

      • 007   最初 は 謎 ばかりだったところが 、 だんだんと 謎 が 解 けて 、 話 がつながっていくところがおもしろいです

        • 007   文庫 が 出 るまでなかなか 読 む 機会 がなかった 作品 ですが 、 最高傑作 でした
          • 008   文庫 が 出 るまでなかなか 読 む 機会 がなかった 作品 ですが 、 最高傑作 でした

        • 008   青春 の ヒリヒリ した 痛 みとか 、 その 頃 の 焦燥感 とかを 描 ききっている

          • 011   さくらと 梨利 の 仲違 いの 原因 が 、 お 互 いを 裏切 ってしまったが 故 に 、 お 互 い バツ の 悪 い 思 いをずっと 抱 えていたっていう 、 すれ 違 いが 切 なくて 切 なくて 涙 が 出 てきた
            • 011   信 じている 人 を 裏切 らなければならないほど 追 い 詰 められることは 、 どんな 時代 であろうと 、 何歳 になっても 経験 することだから

          • 013   大人 のほうが 、 自分 の 中学 生時代 の 不器用 さを 思 い 出 せて 、 よりこの 作品 を 通 して 森先生 が 伝 えたいことを 理解 できるのではないでしょうか

            • 013   「 つきのふね 」 は 揺 れ 動 く １４ 歳 の 少年 ・ 少女 たち 、 そして 心 を 病 んでしまった 一人 の 青年 の 「 救済 」 を テーマ にした 物語 です ( 少 なくとも 私 は 「 救済 」 が テーマ なのだと 解釈 しています )
              • 020   中学 生 3 人 と 24 歳 の 青年 の 行 く 先 には 何 があるのか

            • 013   とある 事件 から 親友 の 梨利 、 そしてそれまでつるんでいた グループ を 抜 け 、 今 の 心 のよりどころはおかしなきっかけで 知 り 合 った 智 さんという １０ も 年上 の 青年
              • 004   「 植物 になりたい 」 と 願 うさくらの 思 いや 、 「 さくらとは 一緒 にいれない 、 さくらとあたしは 違 う 」 と 思 い 詰 める 梨利 …

            • 013   そこにある 日 、 尾行 が 趣味 の 勝田 くんが 加 わることで 物語 が 展開 していきます

              • 014   バレッタ が 水溜 りに 浮 かぶ 様 を ” つきのふね ” とたとえる シーン は 、 「 なるほど 」 と 、 感動 を 覚 えずにはいられませんでした
                • 010   バレッタ が 水溜 りに 浮 かぶ 様 を ” つきのふね ” とたとえる シーン は 、 「 なるほど 」 と 、 感動 を 覚 えずにはいられませんでした

              • 014   さくらは 宇宙船 の 設計図 を 描 くのに 没頭 している 智 をながめることでなんとか 平和 だったが ， そこに 梨利 とさくらの 仲 たがいを 心配 するおせっかい 野郎 の 同級生 ， 勝田 くんが 入 ってきて …

                • 014   そんなさくらが ， 心 の 平和 を 求 めて 通 うのは ， 自称 「 宇宙船 を 設計 する 使命 を 背負 った 」 ， その 実何 をしてるのか 良 くわからない 青年 ， 智 の アパート

                  • 015   万引 きにしくじったことで 、 「 宇宙船 を 作 って 世界 を 救 う 」 という 智 と 知 り 合 い 、 親 しくなります
                    • 004   さくらや 梨利 、 勝田 君 にも 智 さんにも 幸 せになって 欲 しいと 心 から 思 いました

                  • 015   さくらと 勝田 君 は 、 万引 き グループ からりりを 救 い 子 どもらしさを 、 「 は 」 と 「 わ 」 ・ 「 チェロ 」 を 「 チョロ 」 とわざわざ 間違 えることで 出 そう としてるのも 、 智 が 勉強 もよくできる 子 どもだったことを 考 えると 不自然 な 気 がしました
                    • 017   幼 い 子 どもらしさを 、 「 は 」 と 「 わ 」 ・ 「 チェロ 」 を 「 チョロ 」 とわざわざ 間違 えることで 出 そう としてるのも 、 智 が 勉強 もよくできる 子 どもだったことを 考 えると 不自然 な 気 がしました

                  • 015   万引 き 仲間 だった 同級生 のりりと 、 そのりりを 好 きな 勝田 くん

                    • 017   その 点 で 、 好 きな 人 には 、 もっとも 好 きな 作品 かもしれません
                      • 036   切 なくて 、 それでもほんわかする 素敵 なお 話 でした

                    • 018   万引 き グループ から 抜 け 出 せない 友人 と 万引 き 現場 を 見 つかってつかまってしまい 、 その 事務所 から 逃 がしてくれた 青年 の 心 の 闇 主人公 と 友人 を ストーカー のように 尾行 する 少年

                      • 018   テーマ は 、 暗澹 としているのだが 全体 として 美 しい 音楽 のような 本 だった

                        • 018   角川 の 夏 の １００ 冊 のうちの １ 冊 だった

                          • 021   中学 生 って 、 一気 に 知識 が 増 えて 、 それと 同時 にいろんな 物事 に 興味 が 湧 きますよね

                            • 022   ３ 人 の 中学 生 と 1 人 の 青年 の 弱 さと 強 さを 詰 め 込 んだ 小 さな 「 つきのふね 」 は 、 自分 の 弱 さをも 愛 せるようにしてくれるだろう
                              • 002   ３ 人 の 中学 生 と 1 人 の 青年 の 弱 さと 強 さを 詰 め 込 んだ 小 さな 「 つきのふね 」 は 、 自分 の 弱 さをも 愛 せるようにしてくれるだろう

                            • 023   思春期 の 視野 の 狭 さ 、 一事 が 万事 のような 苦 しさを 描 いている

                              • 024   最初 、 宇宙船 に 乗 せてね 、 となっている 智 さんに 頼 んでいたさくらの 心境 の 変化 も 心 に 残 る 場面 でした
                                • 017   でも 、 物語 の 核 となっている 智 の 手紙 の 、 最後 の ２ 行 が 余分 だと 思 います

                              • 024   心 ならずも 親友 を 裏切 ってしまったことで 落 ち 込 み 悩 むさくら 穏 やかで 優 しくて 、 でも 心 に 傷 を 持 ち 全人類 が 乗 れる 宇宙船 を 設計 し 続 ける 智 さん うっとうしいけど 憎 めない 、 尾行 というちょっぴり 不気味 な 趣味 を 持 つ 勝田 くん 万引 きや 薬 の 誘惑 に 負 けてしまうさくらの 親友 梨利 みんなそれぞれ 現実 に 悩 んでて 、 未来 とうまく 向 き 合 えない そんな 登場人物 たちの 姿 は 自分 と 重 なるところがあるように 思 います
                                • 033   さくらはもとより 、 なんだか 夜 の ピクニック にでてきた 超脇役 の 少年 をおもいだせた 勝田 少年

                              • 024   映画 の 水 たまりに 浮 かぶ 「 つきのふね 」 がとっても 素敵 です
                                • 035   映画 の ワンシーン を 自分 で 思 い 浮 かべて 読 んでました

                              • 024   未来 への 漠然 とした 不安 が 、 この 物語 では 繊細 に 描 かれています

                                • 024   銀 の バレッタ に 手紙 、 古文書 など 小物 の 使 い 方 がすごくうまいです

                                  • 025   自意識過剰 で 、 自分 の 事 を 中心 に 考 えて 傷 つくのが 怖 くて・・・ 人 の 心 を 自分 で 測 る

                                    • 026   登場人物 たちの 視野 の 狭 さとか 思 い 込 みの 激 しさとか 少 し 支離滅裂 な 連想 とかね

                                      • 028   大人 になる 過程 でなにか 命 に 関 わるぎりぎりの 体験 をしてゆく・・・

                                        • 028   これからその 思春期 に 突入 するわが 子 を 冷静 に 見守 りたいと 思 います

                                          • 030   さくらの 心 のよりどころである 智 さんは 、 任務 にのめり 込 み 、 同 じ 頃 、 街 では 放火 が 続 いている

                                            • 031   児童書 だからということで 、 読者 の 子供 にうったえかけるような 優 しさと 、 ラスト の 展開 は ハリウッド 映画 のようにと 言 うといささか 大袈裟過 ぎますけれども 、 かなり 怒濤 です
                                              • 013   児童書 だからといって 敬遠 せずに 、 多 くの 大人 の 方 に 手 にとってもらいたい 一冊 です

                                            • 031   主人公 を 含 め メイン の キャラ 四人 が 、 まともな 人 は 実 はいないのですが 、 でもみんな 純粋 で 一生懸命 で 、 そこがとうといです
                                              • 004   主人公 「 さくら 」 と 絶縁中 の 友人 「 梨利 」
                                              • 031   舞台 は １９９８ 年 、 主人公 は 中学 生 の 女 の 子 です

                                            • 031   特 に 、 読者誰 もが 思 うことかもしれません が 、 ラスト の 手紙 が 衝撃 でした
                                              • 009   最後 にその 手紙 を 持 ってくる 必殺技 は 反則 でしょう

                                            • 031   そう いう 諸々欠点 も 承知 した 上 で 、 本作 は 衝撃的 な 作品 だったと 思 います

                                              • 031   ご 都合主義 な 部分 も 多 いですし 、 狙 いがあざとく 感 じられる 部分 も 多々 あります

                                                • 031   巻末 の 金原瑞人先生 の 解説 にあるように 、 完成度 としてはかならずしも 高 いとはいえない 作品 です

                                                  • 032   主人公 である 「 さくら 」 を 視点 に 物語 が 展開 していくのですが 、 彼女 の 独特 なひねくった 性格 がうまいぐあいに 話 の 流 れを スパイス 付 けしていなす

                                                    • 032   それに 常 に 物語 の 先 を 予感 させる … 胸騒 ぎのようなものを 最後 まで 感 じさせてくれて 最後 まで 内容 に 釘付 けになります

                                                      • 032   また クライマックス の 胸 に 来 ること ･ ･ ･ 一瞬息 が 止 まります

                                                        • 034   読 んでいるうちに 、 まるで 主人公 たちを 見守 る 親 のような 気分 になってきて 、 最後 がどうなるものかと 話 が 進 むたびに 、 ページ をめくる 手 がとまらなくなってきて 、 ついにはそのまま 読 み 終 えないと 気 がすまなくなり 、 ほぼ 二日 で 読 み 終 えてしまった

                                                          • 034   単純 に 言 い 表 すなら 、 肩 をぽんっと 後押 ししてくれる 、 生 きている 人 たちのためへの 本

                                                            • 034   生 きることへの 、 不安 や 、 葛藤 、 切実 、 一途 などのすべてが 、 素直 に 書 かれている

                                                              • 035   万引 き 、 売春 の 斡旋 」 といった 道徳的 にいかがなものかと 思 われる 言葉 がどさっと 出 てくるのは 、 作品 としては 効果的 なのかもしれません が 、 こういう 表現 が 平気 で 出 てくる 小説 ばかりの 世 の 中 になっていくのは イヤ だな … というのが 率直 な 意見 です
                                                                • 011   万引 き 、 いじめ 、 放火 、 売春 の 噂 、 精神 を 病 んだ 若 い 男 … …
                                                                • 035   「 売春 の 斡旋 」 といった 道徳的 にいかがなものかと 思 われる 言葉 がどさっと 出 てくるのは 、 作品 としては 効果的 なのかもしれません が 、 こういう 表現 が 平気 で 出 てくる 小説 ばかりの 世 の 中 になっていくのは イヤ だな … というのが 率直 な 意見 です

                                                              • 035   ある 日 を 境 に 、 最高 の 親友 だったさくらと 梨利 が 口 も 聞 かない 日々 がはじまり 、 その 日以来 、 どうしていいのかわからないまま 、 不安 と 寂 しさを 抱 えるふたり
                                                                • 030   ある 日 を 境 に 、 最高 の 親友 だったさくらと 梨利 が 口 も 聞 かない 日々 がはじまり 、 その 日以来 、 どうしていいのかわからないまま 、 不安 と 寂 しさを 抱 えるふたり

                                                              • 035   そのため 、 優 しいだけではなく 燃 える 炎 のような 激 しさも 感 じられます
                                                                • 035   だからかもしれません が 、 私 には 全然 リアリティ が 感 じられませんでした

                                                              • 035   ニュース を 見 れば 、 こういった 言葉 がたまに 取 り 上 げられ 、 中学 生 に 勧 めていて 、 そんな 生々 しい ” 現実 ” を 作品 に 盛 り 上 げていくことで 、 現代社会 に 生 きる 少年 少女 の リアリティ を 表現 したいとおもっていらっしゃるのかはわかりませんが 、 少 なくとも 私 が 中学 生 の 頃 （ 10 年 くらい 前 ） 、 万引 きする ヤンキー はいても 、 売春 斡旋 とかまでする クラスメート はいませんでした
                                                                • 035   ニュース を 見 れば 、 こういった 言葉 がたまに 取 り 上 げられていて 、 そんな 生々 しい ” 現実 ” を 作品 に 盛 り 上 げていくことで 、 現代社会 に 生 きる 少年 少女 の リアリティ を 表現 したいとおもっていらっしゃるのかはわかりませんが 、 少 なくとも 私 が 中学 生 の 頃 （ 10 年 くらい 前 ） 、 万引 きする ヤンキー はいても 、 売春 斡旋 とかまでする クラスメート はいませんでした

                                                              • 035   それは 「 援助交際 （ カラフル ） 」 や 「 売春 斡旋 」 といった ” 言葉 ” そのものにあると 思 います

                                                                • 036   だからこの 作品 は 、 とってもとってもしょっぱいお 砂糖 のようでした
                                                                  • 036   この 作品 は 、 とってもとってもしょっぱいお 砂糖 のようでした

                                                                • 038   ヴァイオレンス と センシティブ の バランス が 絶妙 な 逸品

                                                                  • 039   ノストラダムス が 世界 の 滅亡 を 予言 した ２０００ 年 を 再来年 に 控 えて 不安 になる 少女

                                                                    • 039   物語 の リズム をつかめないまま 、 今度 は 現実 感 が 希薄 だけれど 、 それに 比例 して 無垢 な 青年 が 現 れる

                                                                      • 041   DIVE から 入 ったんで 、 森 さんといえば ストレート で ベタ な 感動 ものっていう イメージ があったんだけど 、 これはとっても 不思議 な 世界 をしっかり リアル に 描 いている

                                                                        • 041   「 永遠 の 出口 」 もそう だったけど 、 やりすぎると 衣良 さんの フォーティーン みたいになっちゃうので 注意 してほしい

                                                                          • 042   ただ 、 読 み 終 えたあとは 、 「 読 んで 良 かった ! ! 」 と 思 えると 思 います

                                                                            • 042   ) 話自体 は 随分壮絶 で 、 少 ーし 入 りにくい 面 もありました
                                                                              研究 開発