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Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 日本はなぜ敗れるのか—敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)
角川oneテーマ新書 本書 小松 戦争 山本 捕虜 小松真一 小松氏 小松真一氏 名著 人日記 日本軍 山本氏 太平洋戦争 西南戦争 戦地 大本営 理性 収容所 書物 合理 不合 バシー海峡 著者 合理性 陸軍 。人日記 極限 現代 反省 日本人 思考停止 輸送 敗戦 戦後 組織 民族 山本七平氏 指摘 精神論 客観 一読 戦争中 大戦 考察 代史 本質 不合理性 常識 戦時中 終戦 思考 技術者 他国 体験 軍隊 普遍性 認識 歴史 必読 悲惨 軍部 主義 視点 対的 小松真一氏の。人日記 著書 評論 消耗 思想 戦前 大東亜戦争 日記 文化 技術 戦略 現在 分析 合理的 山本七平 精神 生物 著作 フィリピン 説得力 我々 外交 角川oneテーマ新書本書 末期 現代日本 衝撃 失敗 行動 項目 物事 記録 自己 戦争の敗因 事実 批判
鋭い 6% 深い 15% 興味深い 4% 恐ろしい 6% 弱い 4% 正しい 6% 若い 4% 良い 8% 悲しい 6% ほしい 4% おかしい 4% 描き出す 4% はびこる 4% 送り込む 4% うなずく 4% 貫く 4% 挙げる 11% 著す 4% 沈める 6% 敗れる 13% 繰り返す 22% 語る 22% 淡々 4% 極めて 6% 大いに 6% こうした 6% 何らかの 4% まさに 13% 一旦 4% 単なる 4% 単に 4% いかに 4% おそらく 6%
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- 0角川oneテーマ21) (新書)
本書 は新発掘というべき山本 七平の未刊行論文であるしかし内容 は、『私の中の日本軍 」「空気の研究」など、自らの戦争 反省 本や体験 をもとに痛烈な日本人 は暴力団体質 のケダモノ論を著してきた山本 七平氏が、小松 真一という同時代 の技術 者 による「。
人日記 」という著書 を評論 する形で、旧日本軍 の太平洋戦争 での敗因を論じています「失敗 の本質 」(戸部良一他、中公文庫)はじめ、日本の敗因 を分析 した著書 は数多くありますが、戦場における軍という巨大組織 と人を、実際の戦記を参照しながら「これほど現場 感覚をもっ、それらの非合理 も、て語っている著作 というのは実はあまりないのだ
ただし、この本は「日本人 論」や「民族 論」として読むべきではないでしょうか
山本 七平氏によれば、小松 氏は敗因を21項目 挙げています例えば 、「物量 、物資・・・米国と比べ問題 になら、その拘束力を排除できなかなか参考 になった」「陸海軍の不協力」など、よく言われているものもありますが、一方 で、「精兵主義 の軍隊 に精兵がいなかったこと」「精神 的に弱かった」「ひとりよがりで同情心ないこと」「日本文化 に普遍性 なきこと」等、一見するとあれっ、と感じる ようなものもいろいろ出てきますしかし本書 を読み進めていくと、小松 氏の著述と山本 氏の体験 がオーバーラップし、その圧倒的な臨場感で各項目 の言わんとしていることに納得 させられたのは「芸の絶対 化」についてこれは、当時 の戦争 指導部だけでなく、現代 の日本人 も頻繁にしてしまうのです
本書 は野生時代 という雑誌に1975年の雑誌連載をまとめたものなので、当時 の組合や学生運動など、少々古臭い記述 も散見されますが、ではそれ以前に[物量 がないことは最初から我々 は何が変わっ たろうか、と自省させられることにもなります
余談ですが、本書 で若き日の田原総一郎氏の記事が山本 氏にこき下ろされている箇所がありますが、この人って昔からこういう人だったのね、とおかしくなりました
- 001 例 えば 、 「 物量 、 物資 ・・・ 米国 と 比 べ 問題 にならなかった 」 「 陸海軍 の 不協力 」 など 、 よく 言 われているものもありますが 、 一方 で 、 「 精兵主義 の 軍隊 に 精兵 がいなかったこと 」 「 精神 的 に 弱 かった 」 「 ひとりよがりで 同情心 ないこと 」 「 日本文化 に 普遍性 なきこと 」 等 、 一見 するとあれっ 、 と 感 じるようなものもいろいろ 出 てきます
- 029 普遍性 を 備 えた 文章 は 時代 に 依存 しないという 典型的 な 例 と 言 えるだろう
- 001 敗因分析 については 、 様々 な 本 を 読 んできたつもりであったが 、
それでも 本書 により 、 自分 が 全 く 知 らなかった 戦地 における 日常 というものを 知 らされた
- 002 敗因分析 については 、 様々 な 本 を 読 んできたつもりであったが 、
それでも 本書 により 、 自分 が 全 く 知 らなかった 戦地 における 日常 というものを 知 らされた
- 001 「 失敗 の 本質 」 ( 戸部良一他 、 中公文庫 ) はじめ 、 日本 の 敗因 を 分析 した 著書 は 数多 くありますが 、 戦場 における 軍 という 組織 と 人 を 、 これほど 現場 感覚 をもって 語 っている 著作 というのは 実 はあまりないのではないでしょうか
- 003 私 は 20 年程前 、 卒業後 、 数年間日本 の 銀行 に 勤務 していた
- 005 いつもながら 山本 の 「 戦記物 」 を 読 むと 本当 にやるせない 気分 にさせられる
- 005 しかしそこには 、 自虐的 な 趣味 や 偽善的正義感 といったものは 微塵 も 存在 しない
- 005 小林 よしのりは 「 日本人 であることの 栄光 」 を 描 き 喝采 を 浴 びた
- 006 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
戦前 の 官僚的指導体制 、 決 して 無能 では 無 い 筈 の 官僚 ( 軍中。含 む ) が 集団化 すると 、 かくも 思考 停止 になるのか
- 007 それ 以前 に [ 物量 がないことは 最初 から
解 っていた
- 012 悲 しい 気持 ちになる 本 ですが 、 とても 勉強 になります
- 007 今 まで 聞 いてきた 「 物量 で 負 けた 」 、 「 技術 で 負 けた 」 そんな 簡単 な 総括 では 済 まされない 「 物量 があ
っても 」 、 「 技術 があっても 」 勝 てなかったと 思 います
- 013 またそのような 総括 を 「 率直 な 反省 」 として 片付 けることに 何 らかの 将来 への 意味 があるのだろうか
- 007 小松 さんの 技術 者 としての 冷静 で 客観 的 な 視点 で 終戦 直後 の 収容所 内 で 書 かれた 記録 、 なぜ 日本 が
敗 れたのか
- 009 こうした 問題 を 日本人 の 精神 構造 に 起因 するものとみなす 本書 の 視点 は 生々 しい 実体験 とともに 語 られることによって 、 場合 によっては 説得力 を 通 り 越 した 「 凄 み 」 で 迫 ってきます
- 009 実体験 と 、 それらに 対 する 正確 かつ 鋭利 な 考察 と 、 そして 日本 という 国 に 対 してのあるがままの 姿 を 描 き 出 さんとするその 意志 と 、 わたしはそれに 対 してもう 参 ってしまった
- 010 結局 、 井沢元彦氏 が 言 うように 、 日本 は 言霊 または 祝詞 が 支配 する 国 だ
- 010 精神 力優位 の 盲信 は 西南戦争 の 西郷軍 に 既 に 見 られ 、 西郷軍敗因 の 反省 と 言 うか 分析 がないまま 、 西郷軍的発想 が 軍部 の 主流 になったとの 指摘 も 鋭 い
- 010 バシー 海峡 の 危険性 が 判 りつつ 員数合 わせのための 兵員 輸送 が 止 まらなかったのがその 典型
- 010 戦死者 の 多 くは 輸送 船 とともに 沈 んだ 人 と 餓死者 であった
- 011 日本軍 の 欠点 としては 、 一例 を 挙 げれば 、 科学 を 軽視 し 精神 論 を 兵隊 に 押 し 付 ける 、 そのくせ 将校 は 専門知識 を 十分持 たず 、 かつ 、 捕虜 になると 非常識 ・ 反秩序的行動 をとるなど
- 012 本書 から 学 んだことをまとめると 、
・ 「 貧 すれば 鈍 する 」 悲惨 さ ( 負 の スパイラル )
・ 本当 に 勝 ち 得 たいものは 何 か ? 思考 停止 しない
・ 階級 の 順位 ではなく 人間 力 の 順位
という 3 つが 僕 の 中 では キーワード になりました
- 013 現地性 、 同時性 という 資料 の 信憑性 の 要件 を 踏 まえ 、 しかも 淡々 とした 客観 的 な 視点 で 日本軍 という 巨大組織 の 組織 性 が 、 「 補給線寸断 」 → 「 飢 え 」 といった 要因 だけそので 倫理性 が 脆 くもあっけなく 崩壊 し 、 個々 の 兵士 、 軍属 が 平時 では 考 えられないような 猟奇性 、 生 き 残 るための 自己 中心性 をむき 出 しにした 戦闘 動物 に 変身 していく 描写 は 、 私 のような 安穏 とした 生活 しか 経験 しかない 多 くの 現代 日本人 にとって 、 「 壮絶 」 といった 感想 しか 出 てこないように 思 う
- 027 それゆえ 党史 なるものは 同時性 、 現地性 を 持 っているからこそ 信憑性 に 欠 けるのである
- 013 果 たして 、 今 の 日本人 に 当時 の 日本軍 の 極限 の 状態 での 数々 の 残虐行為 の 表面部分 のみを 、 正義面 をして 「 悪 」 として 処断 する 資格 があるのであろうか
- 040 戦争 と 言 う 極限 の 状態 の 中 であるからこそ 、 その 民族 の 持 つ 文化 的体質 、 本質 が 明 らかにされ
るのであろう
- 013 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
軍属 として フィリピン 戦線 に 巻 き 込 まれた 小松 真一氏 の 経験 ( 「 捕人日記 」 ) を 、 期 せずして 同 じ フィリピン 戦線 で 辛酸 を 甞 めた 山本 七平氏 がご 自身 の 経験 も 踏 まえつつ 解説 ・ 取 り 纏 めた 力作
- 013 司馬遼太郎 が 「 平和 念仏主義 」 と 揶揄 し 、 食糧 ・エネルギー 安全保障論 に 疎 い 現在 の 日本人 への 警鐘 と 重 なる 部分 を 感 じるとともに 、 我 が 国 が 生 き 残 るために 適正 な 防衛力維持 と 多方向外交 への 真剣 な 考察 との バランス に 立 った 、 政策 立案 → 実行 の 必要 性 を 提起 する 名著 であると 思 う
- 013 敗因 として 小松 氏 が 上 げている 要因 について 、 例 えば バシー 海峡 での 消耗 について 今 の 日本人 は 旧陸軍 を 笑 う 資格 があるのか
- 015 今 こそもう 一度 、 戦争 について 見 つめなおし 、 同 じ 過 ちを 繰 り 返 さないように 反省 すべきである
- 004 戦争 で 知 らなかった 一面 を 知 ることができて 大変有意義 でした
- 004 しかし 読 んでみると 非常 に 戦争 、 日本 、 未来 について 考 えさせられました
- 015 エネルギー 不足 は 経済 活動 の 停滞 に 直結 するので 、 日本 にとっても 死活問題 である
- 017 著者 が 挙 げた 敗因 の 中 で 、 私 がもっとも 印象的 だったのが
「 『 芸 』 の 絶対 化 と 量 」 と 言 うもの
- 017 著者 はこんな ニッポン を 30 年前 に 予見 していたのであろう
- 019 残念 ながら 、 戦 いに 負 ける 体質 は 本質 的 に 変 わっていないのだ
- 021 自分 もその 影響 もあってか 、 最近 、 近、 現代 史 において 生存者 や 関係 者 に 対 してや 、 政治 的 など 外圧 による 「 改変 」 との 客観 性 に 付 いて 配慮 に 、 力点 を 注 いでいることが 伺 える
- 021 自分 も 、 その 影響 もあってか 、 最近 、 近代史 に 関連 した 番組 や 本 を 時々手 に 取 る
- 021 「 可能 な 方法 を 全 て 試 みるわけでなく 」 、 単 に 繰 り 返 すだけで 、 「 国 としてやることはやった 」 と 自己 満足 ・ 自己 正当化 している
- 021 ・ 日本 はあまりに 兵士 の 命 を 粗末 にするので 、 終 いには 上 の 命令 を 聞 いたら 命 はないと 兵士 が 気 づいてしまった
- 021 死守命令 といっても 、 死守 しようがなく 、 犬死 するか 撤退 するかしかない
- 021 ・フィリピン に 着 いたら 着 いたで 、 兵員 は 来 るが 兵器 や 食糧 が 来 ないので 戦 えない 状況 になっているなど 、 単 なる 兵員 の 数 あわせになっている
- 010 兵器 の 近代化 や 未熟 な 兵 でも 操 れる 技術 を 開発 することもなく 、 古色蒼然 とした 武器 しか 与 えない
- 021 様々 な 本 を 読 んでいる 動機 は 、 およそ 日本人 として 、 第 ニ 次大戦 に 突入 した 経緯 もさることながら 、 日本 が 何 を 誤 ったかを 知 っておきたいと 言 うことである
- 021 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
最近 、 なぜか 日本 の 近代史 を 扱 った 番組 や 本 が 多 く 世 に 出 ていると 感 じる
- 010 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
終戦 の 約 30 年後 に 発表 され 、 それから 約 30 年後 に 新書 となった 名著
- 021 ・ 大本営 発表 を 祝 うような 会 では 、 自然発生的 でないだけに 人 はそれに 同調 できない
- 021 ・ 長期戦 を 呼号 していた 日本軍 には 長期戦 に 耐 える 準備 は 何 もなく 、 短期 の ゲリラ 戦 を 想定 していた アメリカ 軍 の 方 が 何年 も 耐 えうる 準備 をしていたという 皮肉
- 021 数十秒 で 3000 人 の 兵員 が 溺死 するのは 、 考 えようによっては 、 アウシュビッツ よりひどい
- 021 糾弾 されるのが 嫌 だから 、 外面的 に 騒 ぐが 、 心情的 には 「 しらけ 」 であるとするが 、 これは 現代 日本 にも 全 く 同 じことが 起 こっているように 思 える
- 023 戦争 の 反省 としては 反戦平和 を 叫 ぶことしかしてこなかった 日本人 は 、 何 を 反省 し 何 を 学 ぶべきかを 指摘 してくれる 好著 である
- 030 すべての 日本人 は 、 この 問題 に 対 してもっと 考 え 、 反省 し 、 そして 今後 どうすればいいのかを 謙虚 に 考 えるべきです
- 024 僕 がそう 思 ったのは 、 この 本 が 30 年 も 前 に 書 かれた 第二次世界 大戦 中 の 事例 の 紹介 でもあるにもかかわらず 、 軍隊 という 存在 がほぼ 意識 の 上 から 消 え 失 せている 現在 の 日本 にも 、 この バシー 海峡 と 似 たような 悲惨 な 事例 、 思 い 当 たる フシ がそこかしこにまだ 残 っていると 感 じざるを 得 ないからです
- 026 客観 的 に 敗因 を 分析 した 本書 は 、 多 くの 戦争 反省 本 や 体験 本 とは 一線 を 画 する
- 028 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
本書 には 、 大 きく 分 けて 1 現代 史 の 客観 性 2 日記 と 体験 、 感想 4 まとめとなって 記 されている
- 032 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
本書 が 取 り 上 げる 小松 真一氏 が 終戦後 の」 として 発行 され捕虜 生活 中 に 書 き 起 こし 、 世界 に 類 をみな」 と 大敗 を 喫 した 日記 が 「 。
人日記 も 、 それに 加 える
著者 山本 七平 の 筆致 も 無駄 がなく 、 意味 なき 抑制 もなく 想 い
を 直裁 に 語 る 硬質 な 叙述 が 、 日本軍 が 陥 った 組織 的 、 構造 的
な 陥穽 、 欠陥 を 見事 に 描 き 出 している - 015 戦後 30 年経 った 当時 に 故小松 真一氏 が 終戦後 の 捕虜 生活 中 に 書 き 記 した 日記 が 「 。人日記 」 として 発行 され 、 その 内容 とともに 日本文化 と 社会 に 対 する 批評 を 故山本 七平氏 が 記 している
- 032 小松 真一氏 によって 書 かれた 太平洋戦争 中 の 日本軍 の 過不足 ない 記録 の 「 。人日記 」 と 、 自身 の 戦争 体験 から 、 なぜ 日本 はあの 大戦 を 引 き 起 こし 、 世界 に 類 をみない 大敗 を 喫 したのかを 探 る
- 033 思 うに 、 日本 には 「 事実 分析 に 基 づいた 主体的 な 計画性 」 が 欠如 している 点 に 集約 されているのではないかと 感 じた 次第 である
- 015 なぜ 、 しょうがない 、 と 言 わざるを 得 ない 状況 にまで 発展 したかについて 、 日本 として 公式 に 分析 しているのかどうなのかはっきりしない
- 034 陸軍 に ガソリン 代 わりの ブタノール 生産 のための 技術 者 として 徴用 されて フィリピン に 渡 り 、 そこで 終戦 を 迎 えた 小松 真一氏 が 戦場及 び 収容所 での 見聞 を 必死 で 記録 して 日本 に 持 ち 帰 った 、 現地性 」 と 「 同時性 ・そして 戦後 の 権威 に 迎合 していない 点 で 稀有 の 記録 であるのか ? 小松 真一氏 の 「 。
人日記 から 多 くを 引用 し 、 著者 の 体験 も 重 ねつつ 、 戦争 における 日本軍 の 敗因 とそこから 探 る 日本人 論 を 展開 する 、 全日本人 必読 の 書 だ - 001 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
「 私 の 中 の 日本軍 」 「 空気 の 研究 」 など 、 自 らの 戦争 体験 をもとに 痛烈 な 日本人 論 を 著 してきた 山本 七平氏 が 、 小松 真一 という 同時代 の 技術 者 による 「 。人日記 」 という 著書 を 評論 する 形 で 、 旧日本軍 の 太平洋戦争 での 敗因 を 論 じています
- 007 最近 、 戦争 関連 の 本 を 読 んでいますが アメリカ 側 で 先 の 大戦 を 批判 した ヘレン・ミアーズ 著 [ アメリカ の 鏡
: 日本 」 を 読 みましたが 、 この 本 が 終戦後 に 出版 されたのに 対 して 小松 さんの 「 。人日記 」 が 出版 されるまで
戦後 30 年掛 かってしまうことに 本当 の 問題 があるような 気 がします
- 010 陸軍 に ガソリン 代 わりの ブタノール 生産 のための 技術 者 として 徴用 されて フィリピン に 渡 り 、 そこで 終戦 を 迎 えた 小松 真一氏 が 戦場及 び 収容所 での 見聞 を 必死 で 記録 して 日本 に 持 ち 帰 った 、 現地性 ・ 同時性 ・そして 戦後 の 権威 に 迎合 していない 点 で 稀有 の 記録 である 。人日記 から 多 くを 引用 し 、 著者 の 体験 も 重 ねつつ 、 戦争 の 敗因 とそこから 探 る 日本人 論 を 展開 する 、 全日本人 必読 の 書 だ
- 014 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
戦争 末期 の フィリピン へ 技術 者 として 派遣 され 、 そのまま ジャングル 戦 に 巻 き 込 まれ 、 捕虜 になって 収容所 生活 を 送 った 小松 真一氏 の 「 。人日記 」 の 論旨 をもとに 著者 が 自身 の 評論 を 加 えた 本
- 015 「 。人日記 」 からの 引用 も 含 め 、 これまで 日本 の 歴史 として 見聞 した 内容 からは 全 く 想像出来 ないほど 、 当時 の 日本 が 何 も 考 えずに 戦争 をはじめ 、 無意味 に 兵 を 戦地 に 送 り 込 んで 犠牲 にしたかを 読 み 取 ることができる
- 015 故山本 氏 は 「 。人日記 」 で 故小松 氏 が 指摘 した 敗因二十一 カ 条 を 日本文化 や 社会 体制 に 照 らし 合 わせて 分析 しているが 、 その 中 で 最 も 印象的 だったのが 敗因二十一 カ 条 の 10 番目 に 挙 げられている 「 反省 力 なきこと 」 である
- 034 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
小松 真一氏 の 「 。人日記 」 を 元 に 著 された 本 である
- 040 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
大東亜戦争 における 日本軍 の 敗因 はどこのあるのか ? 小松 真一氏 の 「 。人日記 」 敗因 21 ヵ 条 を
もとに 日本人 の 中 に 繰 りかえし 現 れる 失敗 の 本質 、 そして 失敗 の パターン を 明 らかにする
- 035 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
単 なる 日本人 を 卑下 した 本 ではなく 、 戦争 という 人間 の 極限 の 中 での 事例 をもとにして 日本人
を 語 っていてなかなか 参考 になった
- 044 ことさら 日本人 を 卑下 する 書 きぶりに 自虐的 なものを 感 じる
- 036 大東亜戦争 で 露呈 した 私達 の 非合理性 が 、 実 は 今現在 も 克服 できていないことを 痛感 させられる
- 036 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
大東亜戦争 の 敗戦 分析 を 通 じて 日本人 が 内包 する 非合理性 を 探求 した 書物
- 039 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
現代 の 日本人 が 戦前 の 日本人 となんら 変 わっていないと 気 づかせてくれた 本 です
- 006 現代 政治 化諸氏 が ” 戦後 民主主義 ” として 批判 するが 、 それは 既 に 戦前 に 存在 していた
- 040 思 いもかけない 不合 理性 、 考 えられない 暴力性 、 一定 の 制約条件下 でしか 成 り
立 たない 「 術 」 と 「 芸 」 の 世界 への 極端 な 傾倒等 、 紛 れも 無 く 日本人 の 持 つ 一面 が 浮 き 彫 りにされる
- 041 敷衍 するなら 太平洋戦争 の 敗因 は 日本 の 意思決定 の 誤 りであると 山本 氏 は 言 っています
- 041 日本国 の 指導者 が 戦争 突入 という 戦略 的意思決定 において 、 意見 の 対立 を 封印 し 虚偽 の 報道 により 形 だけの コンセンサス 獲得 し 、 政府決定 に 対 しての 現状認識 と 高度 の コミットメント 、 組織 的問題 解決 能力 を 備 えていなかったと
- 042 マスゴミ は 予定稿 を 埋 める 作業 をするだけという マスゴミ 批判 も 痛快 である
- 042 それは 現代 マスゴミ の 嘘報道 を 見抜 くのにも 有効 である
- 042 同書 は 、 敗因分析 を 超 えて 、 「 いつ 書 いたのか 」 「 どこで 書 いたのか 」 「 誰 がどういう 立場 で 書 いたのか 」
という 視点 から 見 る 、 「 信 じうる 報道 の スタイル 」 という 点 も 学 ぶところが 多 かった
- 032 バシー 海峡 とは 台湾 と フィリピン の 海峡 だが 、 ここにの 太平洋戦争 の 敗因 があると 両氏 は 指摘 する 、 彼 の 有名 な レイテ 島 の 決戦 ではなく 、 バシー 海峡 なのである
- 042 小松 氏独自 の レアネタ は 「 15 条 、 バアーシー 海峡 の 損害 と 、 戦意喪失 」 ですな
- 042 自由 な 思考 、 自由 な 談義 が 許 されない 、
日本人 は 暴力団体質 の ケダモノ 論 を 展開 してるので 、
自虐史。寄 りの 左翼向 けの 本 かと 思 われるが 、
右翼 にも 有用 な ネタ があるので 、
全読書人必読 の 書 である
- 042 史料 の 捏造 を 見破 る 方法 も 書 かれていて 参考 になります
- 042 右翼 だろうと 左翼 だろうと 、
自分 の 通常性日常性 を 棚上 げして 、
歴史 を 捏造 して 騙 る 奴 を 批判 している 小松 山本 は 一流 である
- 042 普通 ミッドウェー 海戦 になるもんだが 、
バシー 海峡 で 輸送 船 が 全滅 する ネタ を 持 ってくる 小松 氏 の 炯眼 に 萌 え
- 042 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
小松 氏 の 敗因 21 条 を 山本 が 検証 するという 構成 である
- 043 山本 七平氏 の 日本人 論 の 是非 はともかく 、 太平洋戦争 について 知 るためには 一読 の 価値 あり
- 045 山本 七平氏 の 日本人 論 の 是非 はともかく 、 太平洋戦争 について 知 るためには 一読 の 価値 あり
- 043 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
大東。解放 のための 聖戦 であった 大東亜戦争
- 044 読者 の 多 くは 現在 の ポスト・バブル の 負 の 雰囲気 と 敗戦 の 雰囲気 を 重 ね 合 わせて シンクロ しているだけかもしれない
- 017 しかし 、 その 後 の 日本 の 経済 的 な 敗退 は 「 第三 の 敗戦 」 と 呼 ばれるほどひどいものであった
- 044 しかし 、 これらの 特性 が 明治期 や 高度成長時代 を 築 いてきたことも 忘 れてはならない
- 045 それにしても 気 になるのは 、 「 。
人日記 』 からの 引用 は 十分 なされているので 、 『 。 人日記 』 を 読 まずに 本書 いたとされる 小松 真一氏 とは 誰 なのか ? 「 。 人日記 」 を 補 って 解説 されたという 書物 はどこで 公開 されているのか ? 山本 七平氏 は 、 過去 に イザヤ・ベンダサン という 架空 の ユダヤ 人 になりすまして 「 日本人 と ユダヤ 人 」 を 書 いた 前歴 がある - 023 その 敗因 のひとつ 「 バシー 海峡 の 損害 と 戦意喪失 」 などは 、 『 。人日記 』 をいくら 読 んでも 何 を 意味 しているのかわからないと 思 うので 、 『 。人日記 』 を 読 んだら 本書 も 読 むことをお 薦 めする
- 023 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
本書 は 、 小松 真一著 『 。人日記 』 で 指摘 されている 21 の 敗因 それぞれについて 、 著者 が 解説 を 加 えると 言 う 形 をとっている
- 026 だが 、 本書 は 「 。人日記 」 を 補 って 解説 されたというよりは 、 二人 の 意志 が 結集 して
さらに 良 い 作品 となった 感 がある
- 026 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
小松 真一氏 の 「 。人日記 」 がなければ 本書 は 書 かれなかったと 感 じる
- 045 それにしても 気 になるのは 、 「 。人日記 」 を 書 いたとされる 小松 真一氏 とは 誰 なのか ? 「 。人日記 」 という 書物 はどこで 公開 されているのか ? 山本 七平氏 は 、 過去 に イザヤ・ベンダサン という 架空 の ユダヤ 人 になりすまして 「 日本人 と ユダヤ 人 」 を 書 いた 前歴 がある
- 045 太平洋戦争 を 始 めたころの 日本 と 、 西南戦争 を 始 めたころの 薩摩藩 の 状況 が 酷似 していることを 挙 げ 、 日本人 が 西南戦争 についてきちんと 分析 し 、 どのような 状況 で 戦争 が 始 まったのか 、 何 が 問題 となったか 、 勝敗 を 決 めた 要因 は 何 だったかを 明 らかにしていれば 、 同 じ 過 ちを 太平洋戦争 で 犯 さなかっただろうと 分析 している
- 045 角川 one テーマ 21 ) ( 新書 )
「 日本 は 太平洋戦争 を 、 どう 起 こし 、 どう 戦 い 、 どう 敗 れたか 」 について 、 前線 の 現場 にいた 人達 の 声 をもとに 書 いたとされる 本
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