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Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: ブラック・スワン[上]—不確実性とリスクの本質
本質ハードカバー 質ハードカバー 下巻 本書 講釈 事象 七面鳥 散漫 翻訳 著者 哲学 理論 金融 経済学 懐疑 分布 黒い白鳥 訳者 知的 予測 金融危機 ポパー 権威 難解 危機 タレブ 科学 月並 学者 上巻 学的 物事 破綻 文章 確率 経済学者 主張 投資 理学 内容 見方 統計 解釈 認知 常識 評価 世界 数学 知識 哲学者 非常 金融工学 ベストセラー 結論 思考 理的 筆者 崩壊 議論 分野 無視 我々 説明 歴史 月並みの 圧倒的 人間 存在 事態 発見 デリバティブ 主義 社会 構成 全体 興味深 自信 現実 複雑 可能 分類 行動 疑問 衝撃 サブプライム 読者 実際 面白 理解 自身 意味 日本語 起こる 経験 ブラックスワン ビジネス ーベル ポートフォリオ 可能性 限界
興味深い 10% 黒い 30% よい 29% にくい 7% 難しい 20% つまらない 5% 面白い 21% おもしろい 7% やすい 16% 多い 23% 大きい 9% 導き出す 5% 誤る 7% 覆す 5% こなれる 5% 捉える 5% おこる 5% 読む 67% 考える 23% 起こる 21% 疑う 5% 基づく 7% もっとも 5% たしかに 5% いかに 5% まさに 12% 何故 5% 実際 14% 大きな 12% 同じ 20% 特に 10% まったく 5% この 61%
- Total Integration
- 0クの本質 (ハードカバー)
私は証券会社のディーリングルームで働いていますサブプライム 問題 に端を発したとして、世界 的金融 危機 において、誰しもが何処かで持って いるが疑問 を持ちましたアメリカ の金融 工学は最先端で、徹底したリスクの鳥”管理ができているはずなのに、なぜこれだけの破綻 が起きたのか、と
サブプライム 問題 が顕在化する前の2006年に出版されたのに、その理由 である現代の金融 工学や経済学 の誤りを鮮やかに指摘するので読んで、ものすごく死んでる)みた
・・・が、デリバティブ ・トレー ダー にして研究者のナシーム ・ニコラス・タレブ による「ブラック・スワン」です
本書 の副題は、本書 でもたくさん出てきますただの経済書では割り出しきれなかったありませんむしろ、複雑 化する社会 における、人間 は、その認知 と思考 の限界 を示す、重要な哲学 書です圧倒的 な知的 刺激に起こっ たことなど、まだ興奮が収まりません
表題であるブラック・スワンとは、オセアニアであり発見 されたそうです)
人間 は、その認識に欠陥があり、黒い 白鳥”が発見 されるような信じていたことが覆される不確実性のことありで、それを発見 するまで黒い 白鳥は存在 しないとされていた学説が、その発見 によって完全 に覆されました
ブラック・スワンが象徴するのは、理論 や歴史 に基づいて何らかの講釈 をするのが人間 というものの見方 を「検証」することは非常 に難しく、「反証」することは非常 にたやすい 、ということですここが非常 に重要なのですが、我々 は常にブラック・スワンを発見 してからでしょうしか、ブラック・スワンを含む理論 を作れないのですすると、おわかりでしょうかサブプライム 問題 に代表されるような、ファイナ ンスの理論 でもっとも 常識 的なの理論 でもっとも 常識 的なナンス理論 が想定していない事態 は、そもそも理論 で管理することが不可能 なのです!
リスクをコントロールする戦略が不可能 ならば、不確実性を積極的に活用する しかない、とタレブ は説きます専門であるトーリレーディングの例としては、ポートフォリオ の大部分 はアメリカ 短期国債のような超安全な資産に投資 しつつ、残りの10〜15%をあらん限りのレバレッジを効かせたハイリスクな資産に投資 するという「バーベル 」戦略を説明 しますこうすることで、悪いブラック・スワンによる破綻 のリスクを避けながら、良いブラック・スワンーー大穴ーーを引いたときには大きく資産を増やすことができる、という考え方です
タレブ の議論 は、現代社会 における不確実性の増大を説明 するための複雑 ネットワーク理論 、ギリシャ哲学 における経験 主義 、行動 経済学 からフラクタル数学 、ポパー にまで飛ぶので、聞きかじりでもそれらの知識 がないと読む のは辛いかもしれません
タレブ が繰り返し激しく攻撃するのは、自閉する哲学 や、学会での権威 付けの競争にのみ用いられる複雑 な数理モデルを駆使する経済学 ですそれらの知のタコツボに風穴を開けるタレブ の議論 は、明瞭にして痛快
本書 を読み通して 理解 することができます
著者 の言葉 を借りれば、ネットワーク化して 複雑 化する社会 における見通し図を得たようなものです
- 001 サブプライム 問題 に 代表 されるような 、 ファイナ ンス 理論 が 想定 していない 事態 は 、 そもそも 理論 で 管理 することが 不可能 なのです !
リスク を コントロール する 戦略 が 不可能 ならば 、 不確実性 を 積極的 に 活用 するしかない 、 と タレブ は 説 きます
- 001 ここが 非常 に 重要 なのですが 、 我々 は 常 に ブラック・スワン を 発見 してからしか 、 ブラック・スワン を 含 む 理論 を 作 れないのです
- 052 というわけで 、 なんだか 狐 につままれたかのような 理論
- 001 それらの 知 の タコツボ に 風穴 を 開 ける タレブ の 議論 は 、 明瞭 にして 痛快
- 003 ただし 、 その 経験 主義 的 な 七面鳥 の 世界 観 は 感謝祭 の 前日 に 崩壊 する
- 003 毎日 たんまり 餌 をもらって 暮 らしていた 経験 主義 的 な 七面鳥 は 「 世界 は 気前 よく 餌 をくれる 人間 でいっぱいだ 」 という 世界 観 を 抱 くだろう
- 004 白鳥 とは “ 『 常識 的 に 』 全 て 白 いはずの 鳥 ” なのに 、 黒 い 白鳥 ” が 発見 されたことから 、 “ では 『 白鳥 』 を 白鳥 たらしめる 本質 は 何 なのか ” との 問 いかけが 新 たに 提起 されたことに 始 まる
- 004 白鳥 とは “ 『 常識 的 に 』 全 て 白 いはずの 鳥 ” なのに 、 “ 黒 い 白鳥 ” が 発見 されたことから 、 “ では 『 白鳥 』 を 白鳥 たらしめる 本質 は 何 なのか ” との 問 いかけが 新 たに 提起 されたことに 始 まる
- 004 タイトル の “ ブラック・スワン ” とは 比喩 である
- 005 「 まぐれ 」 が カオス に 翻弄 される 文系 バカ のために 書 かれた 本 だとすれば 、
「 ブラックス ワン 」 から 得 られるものは 「 まぐれ 」 の 内容 を 踏襲 した 上 で 、
システム に 翻弄 される 理系 バカ のために 書 かれた 本 です
- 005 「 まぐれ 」 が カオス に 翻弄 される 文系 バカ のために 書 かれた 本 だとすれば 、
「 ブラックス ワン 」 は 「 まぐれ 」 の 内容 を 踏襲 した 上 で 、
システム に 翻弄 される 理系 バカ のために 書 かれた 本 です
- 005 理系 タイプ で 、 なおかつ 金融 工学 ・ 統計 ・ 確率 のどれかに 多少精通 してるぜって 人 は 、 是非読 んでほしい
- 006 通常 の 統計 学 などで 用 いられるのは 前者 の 正規分布 だが 、 社会 現象 などは 圧倒的 に 後者 が 多 く 、 それを 前者 で 分析 しようとするから 物事 を 見誤 る 、 というのが 筆者 の 主張 である
- 007 貨幣 すら 、 信用 できない 時代 に マンデルブロ 信用 できない 時代 に 、
何 をど 祭 り 上 げているけど 、 ここまでする 必要 はあるのかなという 疑問 に 思 いました
- 039 貨幣 すら 、 信用 できない 時代 に 、
何 をどこまで 疑 うべきか
- 008 サブプライム ローン について 、 訳者 が 安易 に 使 っている 「 天才 バカボン 」 という 言 い 方 はやめたほうがいいですね
- 008 サブプライム ローン について 、 訳者 がうまく 説明 している
- 008 そもそも 標準偏差 だの 相関 だのは 「 科学 的 」 な 気 がするだけで
ブラックス ワン と 上手 につきあうには 立 ち 向 かえないのだ
- 008 では 、 ブラックス ワン と 上手 につきあうには 、 どうすれば 良 いか
- 008 ただし 、 著者 はかなりの 皮肉屋 でまた 頭 も 良 いので 、
話 の 途中 で シニカル な ジョーク がいくつも 混 じったり 、
あっちこっちへ 話 が 飛 ぶので 、 はっきり 言 ってよくわからない 本 になってしまっていると 思 う
- 036 否応 なしに 皮肉 が 多 くて 、 話 はぐるぐる 廻 って 、
読 みやすい かと 聞 かれたら 、 まぁそれなりに 、 と 無理 して 答 えますが
面白 かったか 、 と 問 われたなら 、 うんと 明確 に 頷 くでしょう
- 009 問題 は 専門家 の 本質 ( ハードカバー )
経済学 のように 、 高度 な 数学 に 武装 された 学問 について 、
専門家 から 自信 たっぷりに 説明 されれば 、 我々 一般 人 は
たいした 疑 いもなく 信 じ 、 彼 らを 野放 しにしてしまいがちだ
- 009 問題 は 専門家 の 側 だけでなく 、 そうした 彼 らの 主張 を 安易 に
信 じ 、 彼 らを 野放 しにしてしまう 我々 一般 人側 にもある
- 013 凄 く 面白 い テーマ を 扱 っているのに 素直 に 頭 に 入 ってきてくれない
- 013 本当 の 敵 は 、 物事 を 一般 化 ・ 単純化 してしまうこと
- 014 世界 的大著 、 大 ベストセラー といわれるほどの 迫力 はない
- 014 この 本 を 読 むにあたって 、 統計 学 の 知識 は 最低限必要 だ
- 015 )
ナシーム・ニコラス・タブレ 氏 の 主張 には 、 人間 が 認知 も コントロール も 不可 な ( 運命 みたいな ) 不確定要素 の 存在 を 前提 ( e.g . 七面鳥 にとっての 復活祭 ) にしている 感 があります
- 015 ) そうであっても 、 不確定要素 を 説明 する スタディ は 有益 と 考 える 方 にも 、 ナシーム・ニコラス・タブレ 氏 の 意見 は ファット・テール の 外 れ 値 として 有意義 と 思 います
- 015 この “ 証明 されていない ” 点 について 、 VaR 等金融 工学 の モデル が 、 ブラック・スワン が 存在 しない “ 正常 な 市場 ” を 前提 としていることからも 、 ナシーム・ニコラス・タブレ 氏 の 主張 は 、 金融 工学関連 の 仕事 に 従事 する 人 なら 誰 でも 周知 の 事実 で 、 ただ 、 それを 厳密 に 言 い 出 したら 仕事 にならないのも 事実 と 思 います
- 015 ク の 本質 ( ハードカバー )
金融 工学 、 その 前提条件 が 機能 しなかったことを 扱 った 書籍 で 、 著者 の ナシーム・ニコラス・タブレ 氏 は 、 少々攻撃的 に 、 de-facto standard となっている 金融 工学 の モデル 、 その 前提条件 が 証明 されたものではないことを 示 しています
- 015 ( ナシーム・ニコラス・タブレ 氏 が 実業 を 蔑 んでいるのも 否定出来 ません
- 015 それでも 、 ナシーム・ニコラス・タブレ 氏 の 意見 は 伝 わったと 思 います
- 015 また 、 この 書籍 を 楽 しめる 方 には 、 “ 市場 リスク 暴落 は 必然 か ( リチャード・ブックステーバー 著 ) ” 、 “ 禁断 の 市場 ( ベノワ・B・マンデルブロ 著 ) ” 、 “ トカゲ の 脳 と 意地悪 な 市場 ( テリー・バーナム 著 ) ” もお 薦 めです
- 017 かたや 、 読者 が 、 その 難解 さで 意味 不明 に 陥 るのは 、 ロジック を 組 み 立 てて
啓蒙 しようなどという 気 は 、 著者 にはさらさらなく 、 黒 い 白鳥事象 の 古今東西
の 現象 と 、 人間 の 理解 と 、 人間 が モノ を 予測 する 場合 の 、 心理的 な
「 色眼鏡 ( バイアス ) 」 との ギャップ の 限界 をつきつめようとする 、 その 熱意 の
現 れなのかもしれません
- 017 2 . 世 の 中 の 人間 が 見 えていないところでおきている 、 目立 たない スピード で
ゆっくり 進 んでいる 事象 が 、 世 の 中 への 影響 のほとんどを 担 っているのだ
- 017 原著 は 100 ページ 近 く 増 えた 第 2 版 が 出 ているので 、 そちらも 買 いました
- 007 原著 は 100 ページ 近 く 増 えた 第 2 版 が 出 ているので 、 そちらも 買 いました
- 017 難 しいことを 難 しいこととしておいて 置 くと 言 う 気持 ちで 読 み 進 まないと
最後 まで 読 む 気力 を 維持 できなかったでしょう
- 019 肯定 するか 、 否定 するかは 読者 次第 だが 、 金融 に 限 らず リスク の 考 え 方 が 、 今 まで 通 りではだめなことは 確 かだ
- 019 中間部分 は 水増 しのための 雑談 としか 見 えず 、 全体 の 統一性 を 損 なっている
- 020 めったに 起 こらない 出来 事 ( 黒 い 白鳥 ) を 見 るのに 不自由 だと 、 他 にも 色々 な 事 が 起 こる
- 020 だからいつでも 黒 い 白鳥 に 不意打 ちを 食 うことになる
- 020 ではどうやって 黒 い 白鳥 に 立 ち 向 かうか
- 020 宗教 の 誕生 と 勃興 、 英雄 の 出現 、 大国 の 崩壊 、 9.11 、 そして 今回 の 世界 的金融 危機
- 023 投資 戦略 でいえば 、 投資 ポートフォリオ の 8 割近 くは 「 月並 みな 国 」 でそこそこの リターン を 確保 し 、
2 割弱 は 、 「 果 ての 国 」 のよい Black Swan に 会 うことにより 高 い リターン を 確保 する 「 バーベル 戦略 」 を 主張 しています
- 023 ありえないことを 黒 い 白鳥 という 言葉 で 表現 しているわけですが 、 本書 では 月並 みの 国 と 果 ての 国 という 言葉 を 利用 することにより 、 不確実性 に 対 して 彼 の 理論 を 展開 していきます
- 023 ク の 本質 ( ハードカバー )
この 本 は 「 まぐれ 」 を 書 き 、 全米 で ベストセラー になった 著者 、 ナシーム ・ニコラス・タレブ 氏 ( NNT ) によって 書 かれています
- 023 特 に 著者 が プロ の オプショントレー ダー であり 、 そういう 意味 では 実践家 であるということもあり 、 机上 の 理論 とそれを 超 える 予想 外 の 出来 事 に 関 して 、 現在 の 標準偏差的考 えや 大 きな 意味 での 統計 学 に 至 るまでを 徹底的 に 粉砕 していくところが 豪快 でした
- 025 経済学 者 や 哲学 者 との 対比 で 著者 の 持論 と リスク ( Black Swan ) に 対 する 意見 を 記載 しており 、
1 章 から 読 む 前 にこの 2 章 と 用語集 を 先 に 読 んだほうが 読 みやすい と 思 います
- 025 持論 にまつわる エピソード が 延々 と 語 られている 感 じ
- 026 すると 、 画像 が 消火栓 と 見分 けられるのが 早 いのは 、 段階 の 少 ない 方 の グループ であった
- 026 人々 を 2 つの グループ に 分 け 、 ピン ぼけの 消火栓 の 写真 を 見 せる
- 026 一方 の グループ には 、 解像度 を 10 段階 に 分 けてゆっくり 上 げる
- 026 もう 一方 の グループ にはもっとすばやく 5 段階 で 上 げる
- 026 5 . 私 たちは 素性 のはっきりとした 不確実性 の 源 ばかりに 注目 する
- 026 実際 、 飛行機事故 よりも 自動車事故 の 方 がはるかに 確率 が 高 いのである
- 027 今般 の 金融 危機 ( これは 原本出版後 の 出来 事 ) 、 9.11 、 さらにさかのぼれば ソ 連崩壊 も 世界 大戦 も ブラックス ワン
- 028 この LTCM の 栄光 と 崩壊 の 原因 について 、 ファイナ ンス 理論 の 限界 だけでなく 、
本質的 には 著者 の 主張 する Black Swan の 存在 を 疑 う 懐疑 主義 ( Skepticism ) の 欠如 があり 、
自分 の 知 っていることばかり 焦点 をあて 、 モデル にないものは 無視 しがちで 、 結局 モデル の 内側 からしか 世界 を 眺 めていなかった
という Black Swan の Implication から 考察 する 視点 は 非常 に 示唆 に 富 んでいると 思 いました
- 028 Black Swan は 予測 できないがゆえに Black Swan なのであり 、 この 予測 できないことへの 対応 は 、
知識 および 経験 に 基 づく 高度 な 理論 の 発明 や 真実 の 解明 で 改善 されるものではなく 、
Black Swan の 本質 の 理解 こそが 鍵 であるという パラダイムシフト 的 な 視点 を 提供 するものでした
- 028 たとえば 、 数値化 された モデリング 、 因果 と 結果 を 示 す 法則 には 、 その 美 しさゆえ 、 その 絶対性 を 過大評価 し 、
例外 ( Black Swan ) を 過小評価 しがちであることを 指摘 し 、 その 背景 にある 人間 の 認知 の 特性 について 言及 しています
- 028 Black Swan の 本質 の 理解 のため 、 著者 はいろいろな 事例 をあげていますが 、 たびたび 言及 している LTCM の 事例 が 、 個人的 には 最 も 興味深 かったです
- 028 社会 科学 は 、 経済事象 を 数値化 、 定量化 し 、 導 き 出 された 数値 モデル ( 帰納法 による 理論 化 ) を 用 いて 経済事象 を 説明 、 予測 するものですが 、
懐疑 的実践主義 者 の 立場 から 社会 科学 の 権威 、 理論 および 常識 ( おもに 経済学 、 哲学 ) を 徹底的 にこきおろしています
- 028 LTCM は 、 オプションプライシングモデル であるあの 有名 な ブラックショールズモデル を 発表 した
ノーベル 賞経済学 者 である マートン と ショールズ が 参画 した 巨大 ヘッジファンド ですが 、
ノーベル 賞経済学 者 だけでなく 、 元 FRB 副議長 や 伝説 の トレー ダー が 関与 し 人類最高 の 頭脳 が 集 まっていた 史上最強 の ヘッジファンド といわれ 、
理論 を 実際 の マーケット で 実践 した 結果 、 一時 は 驚異的 な リターン をあげたものの 、 アジア 通貨危機 、
ロシア 危機 を 予測 できなかったことにより ( モデル の 想定外 の 事象 : Black Swan が 出現 ) 、 1998 年 に 破綻 し 、
世界 恐慌 の トリガー を 引 きかねなかった 事態 を 重 く 見 た 当局 により 最終的 に 救済 されました
- 028 しかし 、 17 章 、 18 章 、 用語集 ( 下巻 ) は 必読
- 028 ノーベル 経済学 賞 とは 逆説的 ですが 、 再読 、 再々読 の 価値 のある 非常 に 重要 な 本 です
- 030 100 分 の 1 の 誤差 を 無視 するということが 、 100 分 の 1 の 確率 で 起 こりうる 可能 性 を ゼロ と 見 なす 危険性 に 立脚 した 考 え 方 であるということだ
- 030 Q : 「 投 げたときに 表 が 出 る 確率 も 裏 が 出 る 確率 も 同 じ コイン
- 033 100 分 の 1 の 誤差 を 無視 するということが 、 100 分 の 1 の 確率 で 起 こりうる 可能 性 を ゼロ と 見 なす 危険性 に 立脚 した 考 え 方 であるということだ
- 030 この コイン を 99 回投 げたら 全部表 だった
- 032 ただ 、 「 月並 みの 国 」 で 通用 するような 理論 、 歴史 などを ベース としたものの 見方 は 、 おおむね 妥当 するのでは 説明 できないだろうか ? という 疑問 を 持 った
- 044 今 の ファイナ ンス 理論 では 説明 できないことが 『 大 きすぎる 』 のだ
- 032 ク の 本質 ( ハードカバー )
0 . 上下共通
1 . 内容
何 かが 起 こると 、 理論 や 歴史 に 基 づいて 何 らかの 講釈 を 予測 するのが 人間 というものだが 、 実際 には 、 外 れ 値 の 軽視 などがあり 、 講釈 だけでは 社会 で 何 が 起 こったか 、 また 今後 おこる かはわからないものである
- 032 ク の 本質 ( ハードカバー )
0 . 上下共通
1 . 内容
何 かが 起 こると 、 理論 や 歴史 に 基 づいて 何 らかの 講釈 をするのが 人間 というものだが 、 実際 には 、 外 れ 値 の 軽視 などがあり 、 講釈 だけでは 社会 で 何 が 起 こったか 、 また 今後 おこる かはわからないものである
- 033 読者 としては 、 著者 の 見解 には 一理 あるが 、 「 月並 みの 国 」 の 理論 などもそれ 相応 に 尊重 すべきだと 感 じた 次第 なので 、 星 1 つ 減 らして 、 星 4 つ
- 032 読者 としては 、 著者 の 見解 には 一理 あるが 、 「 月並 みの 国 」 の 理論 などもそれ 相応 に 尊重 すべきだと 感 じた 次第 なので 、 星 1 つ 減 らして 、 星 4 つ
- 033 それに 対 して 「 果 ての 国 」 とは 、 例 えば 富 の 分布 のように 1 つの データ ー が 集計量 や 全体 に 圧倒的 に 大 きな 影響 を 及 ぼす 世界 である ( ビル・ゲーツ の 所得 は 低所得者 の 何万倍 になるかも 知 れない )
- 033 だから アメリカ の ファンド LTCM は 、 二人 の ノーベル 経済学 者 が マネージメント していたにも 拘 らず 、 想定外 の ロシア 危機 でもろくも 破綻 したのである
- 034 タレブ の 縦横無尽 の 思索 と 、 天衣無縫 の ユーモア をお 楽 しみ 下 さい
- 035 既知 の 未知 ( たとえば 911 の テロ ) には 過剰 な 対応 をし 、
未知 の 未知 ( 杞憂 と 誰 もが 思 うこと ) は 過小評価 する
- 037 第 2 章 に 「 イェフゲニア・クラスノヴァ 」 という ” 有名作家 ” のお 話 がでてくるのですが 、
ここで 完全 に 著者 ナシーム 氏 にやられました
- 030 第 2 章 に 「 イェフゲニア・クラスノヴァ 」 という ” 有名作家 ” のお 話 がでてくるのですが 、
ここで 完全 に 著者 ナシーム 氏 にやられました
- 037 人 がいかに あやまりやすい かは 、 脳科学 、 認知 科学 、 ポパー の 哲学 などが 切 り 込 んでいく 道具 だてにふさわしい
- 041 101 日目 の 七面鳥 の ストーリー なんかは 、 視点 を 変 えればいくらでも 同 じように 疑 うことができ 、
あたりまえだったんだけど 、 それに 気付 き 新 たな 視点 で 物事 を 見 れるようになった 気 がします
- 041 1 章 〜 3 章 は 自伝 や 哲学 的 な 要素 が 色濃 いが 、 4 章 からは 追認 バイアス や 、 コルモゴロフ 複雑 性等 の 理論
についての 実証 など 、 とても 興味深 い 内容 でした
- 043 社会 科学 はこの 前提 を 忘却 し 、 他者 をも 自 らをも 欺 き 、 明日 のことがわかるなどと 僭称 している
- 043 しかし 、 これは 暇潰 し 本以外 の 何物 でもなかろう
- 044 『 間違 っている 理論 』 が ノーベル 経済学 賞 という 、 ノーベル 賞 とは 元々 は 全 く 関係 なかった 賞 により 、 『 格付付与 』 され 『 AAA 』 となる
- 044 つまりこれは LTCM 破綻 という 事象 に 象徴 されるように 、 今 の 経済学 の 根幹 に 多大 なる 間違 いがあるのではないだろうか
- 048 著者 の 言葉 を 借 りれば 、 その 理論 を 知 っていてもその 限界 の 本質 を 深 く 知 らなければ 、 現実 をみるのに 不自由 になっており 、
だからこそ 、 Black Swan ( 予測 できないこと ) がやってくるのだと
- 028 著者 の 言葉 を 借 りれば 、 その 理論 を 知 っていてもその 限界 の 本質 を 深 く 知 らなければ 、 現実 をみるのに 不自由 になっており 、
だからこそ 、 Black Swan ( 予測 できないこと ) がやってくるのだと
- 048 著者 の ロゴス あるいは 言語 システム よりも 混沌 とした 現実 優位 のものの 見方 もわざわざ 枝葉末節 に 入 り 込 むよう
欧米 の 主。
思潮 に 対 する 、 あまり 良 い 言 い 方 ではありませんが 、 ある 意味
ポストモダニズム 的 な 発言 だと 思 います - 048 書 き 方 もわざわざ 枝葉末節 に 入 り 込 むよう
再帰的 に 書 いており 、 大変 ポストモダニズム 的 です
- 048 「 新 しい 秩序 は ランダムネス の 中 から 引 き 出 されるしかない 」
簡潔 な 言葉 ですが 、 欧米 の 主。
思潮 である ロゴス 的伝統 をひっくり 返 している 言葉 です - 048 「 新 しい 秩序 は ランダムネス の 中 から 引 き 出 されるしかない 」
簡潔 な 言葉 ですが 、 欧米 の 主。思潮 である ロゴス 的伝統 をひっくり 返 している 言葉 です
- 049 帯 に 書 いてあるとおり 、 もっとも なしたり 顔 で 予測 している 人 たちを 苦々 しく 思 っている 人 には 痛快 な 一冊 ですし 、 さまざまな 事象 に 対 し 予測 をしなくてはいけない 人 たちにはあまり 読 まれてほしくない 一冊 だと 思 います
- 050 しかし 、 眼前 に 黒 い 白鳥 が 本当 に 現 れたのが 、 この 数年 の 世界 金融 危機 における 現実 だったのではないでしょうか
- 054 ク の 本質 ( ハードカバー )
今 から 31 年前 のちょうど 今頃 、 TBS テレビ の サマーセミナー として 。
。 K ・ ガルブレイス の 『 不確実性 の 時代 』 が 紹介 されていた - 051 ク の 本質 ( ハードカバー )
内容 はおもしろだけど 、 。下手 すぎ
- 054 ク の 本質 ( ハードカバー )
学 びに 必要 な 時間 を 学校 に 行 って 短時間 で 取得 してしまったがために 、 偏 った 知識 世界 にとらわれた 捕。向 けの 解説書
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