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Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 利己的な遺伝子
利他的 名著 生物学 生物 進化論 個体 進化 数式 初版 利己的遺伝子 理論 利他的行 生存 本書 淘汰 的行 学的 論理 化的 子孫 著者 訳者 自然淘汰 論的 生命 性質 古典 生物学者 生物学的 行動 学者 自己複製 自然 科学 一冊 繁殖 道徳 自己 利己性 突然変異 ニズム 疑問 的行動 理解 ダーウィ 自然界 社会科学系 考察 思想 翻訳 提唱 定義 メカニズム 世代 原理 物行 矛盾 神秘 機械 ドーキンス 混乱 有利 淘汰の単位 理的 社会科学 説明 人間 哲学 ダーウィン 複雑 我々 十分 利益 概念 表現 社会 戦略 衝撃 文化 究極 ミーム 視点 感情 専門 竹内久美子 知識 議論 影響 分野 動物 生物は遺伝子 徹底 科学者 目的 する遺伝子 出版 生存機械 ある遺伝子 作者 集団
賢い 4% 興味深い 6% やすい 18% まずい 4% 面白い 13% 深い 6% おもしろい 4% 多い 23% 強い 11% 大きい 11% 薄い 4% 生き残る 16% 残せる 4% とらわれる 4% 振舞う 4% だます 4% 誤る 4% 述べる 9% 振る舞う 4% 説く 4% 残す 13% 読む 51% 真に 4% ジーン 4% いずれ 4% そもそも 4% 一見 4% いかに 6% こうした 4% 単なる 4% 単に 4% それほど 4% 一体 4%
- Total Integration
- 030年経 っても色あせらずじっくり読む しか理解 できてない科学 書は大変珍しい本書 の出版 と同時に「科学者 はどのようにして私たちの考え方を変えたか?」という原理 タイトル の「利己的な」という言葉 に感情 的に反発するのはやめよ「遺伝子」という言葉 に決定論的 な反応をするのもやめよ
ドーキンス をテーマにした26人の科学者 によるエッセイ集が出版 され社会 的に大きな 反響を巻き起こしたが、その推論は、統計学的 なシミュレーションやゲーム の理論 を駆使した斬新なものだ表現 型がメンデル遺伝することができる題名からも本書 の影響 力の大きさが伺える
本書 はしばしば時代 遅れだ、古すぎるなどと批判 される確かに 本書 を読んだ だけで進化 生物 やすかっ学を理解 したと考えるの は間違 っているが、本書 が時代 遅れだという批判 も同じくらい間違 っているというのも、本書 が紹介 している自然 選択のメカニズム 、種の保存 論の誤り、血縁選択、互恵的利他主義、ESSと言った概念 は現代 的な進化 生物 学 の中核をなしているためだ現代 的な理論 物理学を学ぶにはニュートン力学の理解 を避けて通れないニュートン力学が時代 遅れだ(から学ぶ必要 はない)などという批判 が馬鹿げているのと同じように、進化 生物 学 でそれらの概念 が生き続けている限り、本書 も素晴らしい入門書、概説書として生き続けるはずだ
また本書 は科学 書であ るだけでない著者 にはそのつもりはないかも知れない が、結果 として哲学的 な問いが投げかけも行っている生物 の存在 や進化 に究極 的な意図や目的 はないこと、種の保存 のためという論理 はかなり大きく誤っていること、家族をいとおしいと思ったり手助けをしたくなる感情 は当たり前なことではなくて、説明 が必要 な(そしてその事実 もまた、進化 のメカニズム で説明 されている)自然 現象だと言うことなどだ非生物 学 者の読者 にとっても、決して答えが見つからない現象なのだろうと思われがちな深遠な疑問 や、疑問 にすら感じないような当たり前のことを、論理 的に深く考えるきっかけを与えてくれるだろう
- 001 著者 にはそのつもりはないかも 知 れないが 、 結果 として 哲学的 な 新知見 があったわけでもなく 、
この 発見 によって 科学 が 進歩 した
わけでもない
- 001 著者 にはそのつもりはないかも 知 れないが 、 結果 として 哲学的 な 問 いかけも 行 っている
- 002 一見 利他的 に 見 える 行動 は 、 そうすることでより 多 くの コピー を 残 そうとする 遺伝子 レベル での 利己的 なふるまいで 説明 できる
- 016 ( 3 ) 遺伝子 レベル での 利他的 行為 の 否定 - - - 遺伝子 は 利己的 に 振舞 う
- 002 淘汰 の 単位 は 、 生命 体 を 作 り 上 げる 基本的 な 単位 である 遺伝子 であって 、 遺伝子 はすべて 利己的 に 振 る 舞 うというのだ
- 002 どこに 利他 ・ 利己 の 区切 り 線 を 引 けばいいんだろう ?
ドーキンス はこの 混乱 をあっさり 解決 する
- 003 でもこの 本 の 言 わんとするところはちゃんと 頭 に 残 っていたんだから 、 ドーキンス の 理論 の 基本的 アイデア は 中学生 にも 理解 できていたのだ
- 002 でもこの 本 の 言 わんとするところはちゃんと 頭 に 残 っていたんだから 、 ドーキンス の 理論 の 基本的 アイデア は 中学生 にも 理解 できていたのだ
- 003 その 視点 から 、 これでもかというほど 具体的 な 生態例 をとりあげ 、
数式 を 使 わずに 利己的遺伝子 論 の 有効性 を 丁寧 に 立証 していく
- 0043 その 後 、 遺伝子 と 環境 との 相互作用 は 、
生物 学 者 の スチュアート・カウフマン 、 物理学者 の マレイ・ゲルマン らによって 展開 されている 複雑 系理論 により 補強 されています
- 004 その 後 、 遺伝子 と 環境 との 相互作用 は 、
生物 学 者 の スチュアート・カウフマン 、 物理学者 の マレイ・ゲルマン らによって 展開 されている 複雑 系理論 により 補強 されています
- 043 自分 の 子孫 を 残 さない 個体 の 生物 学 的 な 存在 意義 はないはずだ
- 004 また 、 gene だけの 進化 が 30 億年続 いた 後 、 meme が 人 という 種 にとって 重要 な 自己 複製 子 となったことから
gene が 「 年代的 」 に 先 にあると 言 っています
- 004 社会 科学 系全般 と 、 神 の 存在 を 否定 したくない 自然 科学 系 からの 批判 がこれに 相当 します
- 004 また 遺伝子 と 文化 との 相互作用 は 、
脳科学者 の アントニオ・ダマシオ 、 ジョセフ・ルドゥー らによって 、 脳機能 の 発達形成 と 情報処理 との 関係 で 補強 されています
- 006 世代 間 の 争 い 、 雄 と 雌 の 争 いは 、 人間 の 家族問題 や 恋愛問題 にもつながってくる
- 006 さまざまな 生物 の 不思議 な 行動 が 全 て 、 利己的遺伝子 の 概念 でわかりやすく 説明 している
- 007 もちろん 、 比喩 としての 情緒的 な 見方 や 目的 論的 な 表現 の 補足 は 避 けられなかったようだが 、 これは 私 たちが 言語 によって 世界 を 認識 する 際 の 制約 と 限界 を 示 していると 言 えまいか
- 007 特 に 、 私 たちが 普段慣 れ 親 しんでいる 情緒的 な 見方 や 目的 論的 な 物言 いは 慎重 に 排除 されている
- 007 全 く 知 らなかった 生物 たちの 行動 にも 驚 きの 連続 でした
- 007 生物 に 対 する 考 え 方 を 根本 から 覆 してくれる 本
- 007 数式 と 専門 用語 の 使用 を 最低限 に 抑 えるなど 、 大衆 への 配慮 はするが 妥協 は 一切許 さない
- 007 「 利己的 な 遺伝子 」 だとか 「 生物 は 遺伝子 の 乗 り 物 」 だとか 、 センセーショナル な キャッチフレーズ が 一人歩 きしがちだが 、 それらは 耳目 をひくためのささやかな 装 いに 過 ぎず 、 本論 はどこまでも 徹底 した ロジック と リアリズム が 貫 かれている
- 008 他 の 章 の 膨大 なる 生物 学 的理論 のおまけと 考 えたほうがよいようです
- 009 非生物 学 者 の 読者 にとっても 、 決 して 答 えが 見 つからないだろうと 思 われがちな 深遠 な 疑問 や 、 疑問 にすら 感 じないような 当 たり 前 のことを 、 論理 的 に 深 く 考 えるきっかけを 与 えてくれるだろう
- 001 非生物 学 者 の 読者 にとっても 、 決 して 答 えが 見 つからないだろうと 思 われがちな 深遠 な 疑問 や 、 疑問 にすら 感 じないような 当 たり 前 のことを 、 論理 的 に 深 く 考 えるきっかけを 与 えてくれるだろう
- 010 ( 1 ) 〜 ( 3 ) は 全 て ダーウィ ン の 進化 論 の 中心 概念 である 「 突然変異 + 自然 淘汰 」 を 遺伝子 という 言葉 ・ 概念 で 敷衍 したものである
- 004 更 に 、 gene は 組 み 替 えや エラー などの 突然変異 と 、 そのときの 「 環境 」 による 淘汰 の 結果 、 現在 に 至 っていると 言 っています
- 016 ( 1 ) 〜 ( 3 ) は 全 て ダーウィ ン の 進化 論 の 中心 概念 である 「 突然変異 + 自然 淘汰 」 を 遺伝子 という 言葉 ・ 概念 で 敷衍 したものである
- 010 主張 の 核心 は 、 「 生物 は 自然 淘汰 によって 進化 してきた
- 010 遺伝。淘汰 に 加 えて 、 「 進化 的 に 安定 な 戦略 」 ( ゲーム 理論 でいう ナッシュ 均衡 と 同 じ ) を 生物 がとることを 念頭 におけば 、 ” 自然 界 では 、 同種殺 しや 共食 いはみられないのはなぜか ” ・ ” 男女比 はなぜ 50 : 50 なのか ” ・ ” 動物 界 の 繁殖 システム 、 一夫一婦制 ・ 乱婚 ・ハーレム 制 はなぜあるのか ” も 興味 のある 説明 である
- 011 )
ダーウィ ン の 進化 理論 を 受 けて 、 生命 が 共通 して 持 つ 遺伝子 を 中心 に 、
どこまで 理論 武装 できるか 、 曖昧模糊 とした 社会 科学 に 影響 を 与 える 事 ができるか 、
に 挑戦 した 本 だと 思 います
- 004 特 に 社会 科学 は 進化 理論 を 踏 まえなければ 、 まともな 問題 解決 はできません
- 011 また 、 自然 科学 系 の 専門 家 の 間 でも ドーキンス の 説 に 対 しては 賛否両論 あるのも 事実 ですが 、
最大 の 論敵 である グールド も 、 言 っていることはそれほど 変 わりません
- 011 彼 は 古生物 学 者 なので 、 実際 に 化石 が 発見 されない 限 り 仮説 を 全面的 に 受 け 入 れる 事 はできない 、
という 学者 としての 主張 をしているだけです
- 011 更 に 、 本書 にその 萌芽 はあるのですが 、 複雑 系理論 を 知 ることで 理解 がより 一層深 まります
- 012 なるほどその 通 り 、 本書 はすらすらと 読 めるほど 簡単 ではなく 、
かみ 砕 いて 理解 しようとすれば 何 ヶ 月 もかかるが 、 そうしたくなるだけの 面白 さを 持 っている
- 001 確 かに 本書 を 読 んだだけで 進化 生物 学 を 理解 したと 考 えるのは 間違 っているが 、 本書 が 時代 遅 れだという 批判 も 同 じくらい 間違 っている
- 012 利己的 と 言 う 言葉 は 大。
誤解 しやすく 、 読 んでいても 混乱 することがある - 012 利己的 と 言 う 言葉 は 大。誤解 しやすく 、 読 んでいても 混乱 することがある
- 012 現生 の 生物 は 全 て 自然 淘汰 を 受 けて 残 っているわけだから
- 013 頻繁 に 観察 される 利他的 、 自己 犠牲的 な 個体 行動 が 「 種 の 保存 」 「 弱肉強食 」 という 論理 と 矛盾 するからである
- 015 こうした 考 えは 、 生物 を 機械 に 例 え 、 遺伝子 ( 生殖 ) が 利己的意思 を 持 つという 例示 への 誤解 とともに 強 い 抵抗感 を 持 たれた
- 015 一方 、 ロブスター は 、 その 殻 は 自身 がつくり 出 す タンパク 質 であるから 、 これも 完全 に 遺伝子 から 作 られるものであるから 納得 である
- 015 ここでは 、 ダーウィ ン 主義者 が 盛 んに 主張 する 表現 型効果 が 生物 全体 に 与 える 生存 と 繁殖 に 有利 不利 ということを 越 えて 遺伝子 が 作用 するのは 統計的 に 見 てであり 、 個別 の 個体 の 利益 を 考慮 した 考察 が 語 られる
- 021 繰 り 返 しになるが 、 遺伝子 が 作用 するのは 統計的 に 見 てであり 、 個別 の 個体 の 行動 を 完全 に 左右 してしまうわけではない
- 015 どうやってそのような 特徴的 な 巣 を 作 るように インプット されたのだろう ? 特 に 生物 の 利己的 と 利他的 という 相反 する 行動 パターン が 随所 に 紹介 されていることを 論証 し 、 この 本 は 単 なる 生物 学 という 分野 を 越 えて 我々 人間 社会 にも 適用 できるような 理論 が 目白押 しである
- 015 どうやってそのような 特徴的 な 巣 を 作 るように インプット されたのだろう ? 特 に 生物 の 利己的 と 利他的 という 相反 する 行動 パターン が 随所 に 紹介 されていて 、 この 本 は 単 なる 生物 学 という 分野 を 越 えて 我々 人間 社会 にも 適用 できるような 理論 が 目白押 しである
- 015 p > q であるならば 、 それ 自身 が 十分 大 きいとき 、 ap ^ n / ( ap ^ n + bq ^ n ) = 1 つまり 全 て 、 次世代 に 遺伝子 が A になっているということだ
- 003 作者 は 、 生物 個体 とは 利己的 な 遺伝子 に 操作 された 「 生存 機械 」 であると 言 い 切 る
- 010 答 えは 全 て 、 次世代 に 遺伝子 をより 多 く 残 すことから 説明 されるのだが 、 詳細 は 本書 を 読 めば 理解 できる
- 015 では 、 どうやって 優良 な 遺伝子 を 複製 して 増 やし 、 子孫 に 反映 させるのか 、 という 理由 が 様々 な 理論 とともに 紹介 されている
- 021 ただ 、 確率 k で 遺伝子 3 個 が 死 ぬ 事態 が 発生 する
- 021 逆 に p < q であるならば 、 n が 十分 大 きいとき 、 ap ^ n / ( ap ^ n + bq ^ n ) = 0 つまり A はいなくなるということだ
- 021 遺伝子 も ミーム も 、 それ 自身 が 主体的 に 「 生 き 残 ろう 」 としていたわけではない
- 021 p > q であるならば 、 n が 十分 大 きいとき 、 ap ^ n / ( ap ^ n + bq ^ n ) = 1 つまり 全遺伝子 が A になっているということだ
- 027 「 遺伝子 」 という 言葉 に 決定論的 な 反応 をするのもやめよ
- 015 結果 論 からいえば 必要 なのは トビケラ の 巣 が ダーウィ ン 主義的 な 適応 である 、 ということで 片付 けられてきた
- 016 ( 1 ) 遺伝子 の 唯一 の 目的 は 可能 な 限 り 自分 の コピー を 後世 に 残 す 事 ( 自己 複製 ) であり 、 生物 はそのための 「 生存 機械 」 である
- 037 )
これまで 生物 に 対 して 抱 いてた 疑問 のあらかたがこの 本一冊 で 晴 れた 気 がします
- 039 なお 、 本書 がすこし 重 いという 方 には , 草思社 が サイエンス ・シリーズ で 出 した 一冊 に 同 じ 作者 の 「 遺伝子 の 川 」 がありますので 、 そちらから
- 016 本書 が 述 べていることは 、 進化 論 全般 ではなく 、
「 自然 淘汰 が 働 く 実質的 な 実体 は 種 や 個体 ではなく 遺伝子 であること 」 と
「 個体 が 利他的 に 振 る 舞 っても 、 実 はそれは 表面的 なもので 、 実質的 に 自分 自身 に 利益 があるのだ ( 利己的 なのだ ) 」 ということ
- 013 そうしたひとりである 友人 に 強 く 勧 められたのが 本書 を 手 にしたきっかけである
- 016 日本 でも 本書 によって 進化 論 に 関心 を 持 った 方 も 多 いであろう
- 016 その 結果 恋人 を 愛 さないという プログラム を 持 った 遺伝子 は 自然 淘汰 によってこの 世 から 排除 され 恋人 を 愛 する 遺伝子 のみが 現在 多 く 残 っているのである
- 017 その 結果 恋人 を 愛 さないという プログラム を 持 った 遺伝子 は 自然 淘汰 によってこの 世 から 排除 され 恋人 を 愛 する 遺伝子 のみが 現在 多 く 残 っているのである
- 016 つまり 、 自分 で 子供 を 作 るより 母 にもっと 産 ませる 方 が
( 働 き バチ の 中 の 遺伝子 としては ) より 都合 が 良 いのだ 、 と 言 うこと
- 016 ただし 、 著者 による 巧妙 な レトリック 「 生物 は 遺伝子 の 乗 り 物 である 」 との 言辞 が 、 誤 った 遺伝子決定論 を 導 いたという マイナス 面 もある
- 016 ( 4 ) 進化 的安定戦略 ( ESS : Evolutio nary Stable Strategy )
( 5 ) 遺伝子 プール ( 遺伝子 の 溜 まり 場。闘争 の 場 )
( 6 ) ミーム ( 人類文化 用特別編 )
引用例 は 冗長 に 過 ぎ 、 また 現代 の 眼 で 見 れば 妥当 でないものもある ( 例 えば 、 ワーカー の 事例 は 著者 自身 の 混乱 が 見 られる ) が 、 基本線 は 今 でも 生 きている
- 016 )
単 に 進化 論 のみならず 、 思想 界 や 社会 科学 等多 くの 分野 に 影響 を 与 えた 歴史的名著
- 016 ただし 、 内容 は 見 かけ 程過激 ではなく 、 ダーウィ ン の 進化 論 を 遺伝子 という 言葉 ・ 概念 で 書 き 換 えた 物 と 言 って 良 く 、 著者 には ダーウィ ン の 正統後継者 たるべき 矜持 が 感 じられる
- 017 これらすべての 動物 は 実 は 自 らの 持 つ 遺伝子 の 利益 、 つまり 自分 の 遺伝子 を 最大限 に 後世 に 伝 えるように 行動 するのであり 、 そして 生物 が 遺伝子 を 利用 して 進化 したのではなく 遺伝子 が 生物 を 利用 して 進化 していったのだというのが 本書 の 主張 である ( 現在 ではこの 説 でほぼ 間違 いないと 考 えられているらしい )
もっとも 興味 深 いと 感 じたのは 遺伝子 の 利己性 によって 、 人間 がなぜ 愛 し 合 うのかというのが 説明 できることである
- 025 個人的 には 、 『 ミーム 』 という 文化的 なものに 対 する 遺伝子 ? のようなものの 存在 を 提唱 しているあたりが 、 これからの 生物 学 および 進化 理論 にとって 先見 の 明 を 示 しているような 気 がいたします
- 018 また 、 生命 進化 においては 脳 の 進化 についても 進 んできています ( 当然脳 も 遺伝子 からできていますが ) ので 、
脳科学 については アントニオ・ダマシオ がお 薦 めです
- 011 また 、 生命 進化 においては 脳 の 進化 についても 進 んできています ( 当然脳 も 遺伝子 からできていますが ) ので 、
脳科学 については アントニオ・ダマシオ がお 薦 めです
- 018 生物 の 神秘 性 をはぎ 取 って 、 究極 の ニヒリズム ( 「 人生 に 意味 なし 」 という 思想 ? ) を ジリジリ と 実証 していくさまは 、 迫力 がありました
- 020 端的 には 難 しい 」
と 言 ってしまえば 、 生殖活動 をしない 個体 が 生殖活動 を 専門 に 請 け 負 う 個体 を 守 る 行動 は 意思 を 持 って 自己 増殖行 うように 進化 したわけではなく 、 ある 環境 において 効率的 に 自己 増殖 が 行 えたから 結果 として 生 き 残 っているというある 種 の 結果 論的 な 進化 論 のように 見受 けられる
- 012 確 か ドーキンス だと 思 うが 、 別 のところで
「 進化 論 は 誰 でもちょっと 努力 すれば 理解 できるくらい シンプル だが 、 理解 したことを 他 の 誰 かに 話 さずにいられない 程度 には 難 しい 」
と 言 っていた
- 020 端的 に 言 ってしまえば 、 生物 は 意思 を 持 って 自己 増殖行 うように 進化 したわけではなく 、 ある 環境 において 効率的 に 自己 増殖 が 行 えたから 結果 として 生 き 残 っているというある 種 の 結果 論的 な 進化 論 のように 見受 けられる
- 021 しかし 、 そう 考 えると タイトル の 『 利己的 な 遺伝子 のせいで 、 自然 はかくも 美 しく 、 世 の 中 はかくも 複雑 、 だから 人 は 考 え 悩 みつつ 、 生 きることがかくも 楽 しいのだ 」
- 021 しかし 、 そう 考 えると タイトル の 『 利己的 な 遺伝子 』 というのは ミスリーディング だろう
- 021 すると 、 n 世代 後 の 、 全遺伝子中 に A が 占 める 割合 は ap ^ n / ( ap ^ n + bq ^ n ) である
- 021 よって 、 利他的 行動 は 遺伝子 レベル で 見 れば 利己的 である
- 021 ( B はいっさい 自己 犠。行動 をとらない )
このとき 、 1 世代 後 の 、 A の 個数 は a ( r ー 3rk ( 1 − z ) ー rkz ) = ar ( 1 − 3k + 2kz )
B の 個体 数 は b ( r − 3rk ) = br ( 1 − 3k )
よって 、 n 世代 後 の A の 占 める 割合 は a ( r − 3rk + 2rkz ) ^ n / { a ( r − 3rk + 2rkz ) ^ n + b ( r − 3rk ) ^ n }
r ( 1 − 3k + 2kz ) > r ( 1 − 3k ) より 、 この 値 は n が 十分 大 きいとき 1
- 024 初版 からの 第 11 章 までは 家族関係 を 考 えるのに 、 第二版 からの 第 12 章 は 国家 の 生存 を 考 えるのに 、 同 じく 第 13 章 は 個体 生物 の 死 を 考 えるのに 役立 つ 名著
- 013 本書 は 、 30 年前 の 出版 され 社会 的 に 大 きな 反響 を 巻 き 起 こしたが 、 今 や 古典 的名著 といっても 過言 ではあるまい
- 026 もし 、 遺伝子 が 生 き 残 るために 、 私 たち 人間 を 乗 り 物 として 進化 させたのならば 、 、 、 私 たちを 生 かすために 感情 を 発展 させ 、 思考 を 発展 させたのならば 、 、 、 もし 脳 の クオリア が 、 その 結果 であるとするならば 、 、 、 、 、 環境 破壊 や 世界 規模 の 戦争 の 危機 に 、 生 き 残 るために 、 次 にどのような 進化 を 起 こすのでしょう
- 015 生物 の 究極 の 目的 はその 全情報 である 遺伝子 を 次世代 に 残 すこと
- 026 もし 遺伝子 が 利己的 であり 、 そして 賢 ければ 、 全世界 が 滅 んで 遺伝子自体 が 消滅 しないために 、 生 き 残 るために 、 環境 破壊 や 世界 規模 の 戦争 や 紛争 をとめることもあるのでしょうか ?
心身二元論者 であり 、 かつ 唯脳論者 でもある 私 にとって 、 とっても 深 い インスピレーション を 与 えてくれた 一冊 です
- 032 ” natural sel ectio n ” に 対応 する 訳 がまずい な 、 と 思 う 箇所 が 幾 つか 見受 けられたのが 残念 だ
- 034 そこから 、 淘汰 の 単位 として 遺伝子 が 妥当 であるという 、 同語反復 のような 結論 を 導 く
- 034 そこで 、 ゲーム の 理論 を 取 り 入 れ 、 進化 論 的安定戦略 を 論 じて 、 見 かけ 上 の 利他行動 が 利己的遺伝子 によって 説明 されると 説 く
- 038 しかし 解明 できた DNA の 一部 をいじりまわし 、 数式 の 全体 を 理解 せずに 、 解 だけ 帳尻 をあわせるような 危険 な 綱渡 りで 食品 までも 加工 しています
- 039 セルフィッシュ・ジーン など キャッチー な フレーズ 満載 の 啓蒙的色彩 の 強 い 一冊 です
- 041 そのような 行動 に 対 して 支離滅裂 な 論理 をこねくり 回 して 妙 な 説明 を 付 ける ドーキンス が 滑稽 だ
- 043 そのような 行動 に 対 して 支離滅裂 な 論理 をこねくり 回 して 妙 な 説明 を 付 ける ドーキンス が 滑稽 だ
- 041 単 に 生物 学 上 の 革命 に 留 まらず 、 哲学 や 宗教 までも 震撼 させる 大事件 であったのだ
- 042 進化 論 の 概要 を 知 らなくても 読 める 程度 にやさしく 書 かれてはいるが 、 さきに 概説書 などで 進化 論 の 概要 を 知 っておく 方 が 読 みやすい だろう
- 042 )
進化 論 の 証拠 を 提出 できない 進化 論 者 が ” 知識 や 文明 も 進化 のうち ” と 解釈 してお 茶 を 濁 そうとする 。著
- 042 後 に 曲解 され 、 サギ や 殺人 、 浮気 や 賭博 に 至 るまで 遺伝子 のせいにする 風潮 を 生 み 出 した
- 043 生存 本能 の 弱 い 働 き 蜂 のような 個体 はなぜ 淘汰 されないのかと 不思議 に 思 う 学者 が 多 かったと ドーキンス は 言 うが 、 そもそも これは 生殖 しない 個体 に 限 って 発現 する 利他的 行動 なのである
- 043 「 生殖活動 を 専門 にする 個体 とその 個体 を 守 る 個体 を 分 けて 役割分担 する 」 のが ミツバチ の 強 みであるわけだ
- 043 ミツバチ のような 利他的 行動 をうまく 説明 したのが ドーキンス の 考 えだと 言 われる
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