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Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 利己的な遺伝子


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賢い 4%     興味深い 6%     やすい 18%     まずい 4%     面白い 13%     深い 6%     おもしろい 4%     多い 23%     強い 11%     大きい 11%     薄い 4%     生き残る 16%     残せる 4%     とらわれる 4%     振舞う 4%     だます 4%     誤る 4%     述べる 9%     振る舞う 4%     説く 4%     残す 13%     読む 51%     真に 4%     ジーン 4%     いずれ 4%     そもそも 4%     一見 4%     いかに 6%     こうした 4%     単なる 4%     単に 4%     それほど 4%     一体 4%    

  • Total Integration
    • 030年経 っても色あせらずじっくり読む しか理解 できてない科学 書は大変珍しい本書出版 と同時に「科学者 はどのようにして私たちの考え方を変えたか?」という原理 タイトル の「利己的な」という言葉感情 的に反発するのはやめよ「遺伝子」という言葉 に決定論的 な反応をするのもやめよ ドーキンス をテーマにした26人の科学者 によるエッセイ集が出版 され社会 的に大きな 反響を巻き起こしたが、その推論は、統計学的 なシミュレーションやゲーム理論 を駆使した斬新なものだ表現 型がメンデル遺伝することができる題名からも本書影響 力の大きさが伺える 本書 はしばしば時代 遅れだ、古すぎるなどと批判 される確かに 本書読んだ だけで進化 生物 やすかっ学を理解 したと考えるの間違 っているが、本書時代 遅れだという批判 も同じくらい間違 っているというのも、本書紹介 している自然 選択のメカニズム種の保存 論の誤り、血縁選択、互恵的利他主義、ESSと言った概念現代 的な進化 生物 の中核をなしているためだ現代 的な理論 物理学を学ぶにはニュートン力学の理解 を避けて通れないニュートン力学が時代 遅れだ(から学ぶ必要 はない)などという批判 が馬鹿げているのと同じように、進化 生物 でそれらの概念 が生き続けている限り、本書 も素晴らしい入門書、概説書として生き続けるはずだ また本書科学 書であ るだけでない著者 にはそのつもりはないかも知れない が、結果 として哲学的 な問いが投げかけも行っている生物存在進化究極 的な意図や目的 はないこと、種の保存 のためという論理 はかなり大きく誤っていること、家族をいとおしいと思ったり手助けをしたくなる感情 は当たり前なことではなくて、説明必要 な(そしてその事実 もまた、進化 のメカニズム説明 されている)自然 現象だと言うことなどだ非生物 者の読者 にとっても、決して答えが見つからない現象なのだろうと思われがちな深遠な疑問 や、疑問 にすら感じないような当たり前のことを、論理 的に深く考えるきっかけを与えてくれるだろう

  • 001   著者 にはそのつもりはないかも 知 れないが 、 結果 として 哲学的 な 新知見 があったわけでもなく 、 この 発見 によって 科学 が 進歩 した わけでもない
    • 001   著者 にはそのつもりはないかも 知 れないが 、 結果 として 哲学的 な 問 いかけも 行 っている

  • 002   一見 利他的 に 見 える 行動 は 、 そうすることでより 多 くの コピー を 残 そうとする 遺伝子 レベル での 利己的 なふるまいで 説明 できる
    • 016   ( 3 ) 遺伝子 レベル での 利他的 行為 の 否定 - - - 遺伝子 は 利己的 に 振舞 う

  • 002   淘汰 の 単位 は 、 生命 体 を 作 り 上 げる 基本的 な 単位 である 遺伝子 であって 、 遺伝子 はすべて 利己的 に 振 る 舞 うというのだ

    • 002   どこに 利他 ・ 利己 の 区切 り 線 を 引 けばいいんだろう ? ドーキンス はこの 混乱 をあっさり 解決 する

      • 003   でもこの 本 の 言 わんとするところはちゃんと 頭 に 残 っていたんだから 、 ドーキンス理論 の 基本的 アイデア は 中学生 にも 理解 できていたのだ
        • 002   でもこの 本 の 言 わんとするところはちゃんと 頭 に 残 っていたんだから 、 ドーキンス理論 の 基本的 アイデア は 中学生 にも 理解 できていたのだ

      • 003   その 視点 から 、 これでもかというほど 具体的 な 生態例 をとりあげ 、 数式 を 使 わずに 利己的遺伝子 論 の 有効性 を 丁寧 に 立証 していく

        • 0043   その 後 、 遺伝子 と 環境 との 相互作用 は 、 生物 者 の スチュアート・カウフマン 、 物理学者 の マレイ・ゲルマン らによって 展開 されている 複雑理論 により 補強 されています
          • 004   その 後 、 遺伝子 と 環境 との 相互作用 は 、 生物 者 の スチュアート・カウフマン 、 物理学者 の マレイ・ゲルマン らによって 展開 されている 複雑理論 により 補強 されています
          • 043   自分子孫 を 残 さない 個体生物 的 な 存在 意義 はないはずだ

        • 004   また 、 gene だけの 進化 が 30 億年続 いた 後 、 meme が 人 という 種 にとって 重要 な 自己 複製 子 となったことから gene が 「 年代的 」 に 先 にあると 言 っています

          • 004   社会 科学 系全般 と 、 神 の 存在 を 否定 したくない 自然 科学 系 からの 批判 がこれに 相当 します

            • 004   また 遺伝子 と 文化 との 相互作用 は 、 脳科学者 の アントニオ・ダマシオ 、 ジョセフ・ルドゥー らによって 、 脳機能 の 発達形成 と 情報処理 との 関係 で 補強 されています

              • 006   世代 間 の 争 い 、 雄 と 雌 の 争 いは 、 人間 の 家族問題 や 恋愛問題 にもつながってくる

                • 006   さまざまな 生物不思議行動 が 全 て 、 利己的遺伝子概念 でわかりやすく 説明 している

                  • 007   もちろん 、 比喩 としての 情緒的 な 見方 や 目的 論的表現 の 補足 は 避 けられなかったようだが 、 これは 私 たちが 言語 によって 世界 を 認識 する 際 の 制約 と 限界 を 示 していると 言 えまいか
                    • 007   特 に 、 私 たちが 普段慣 れ 親 しんでいる 情緒的 な 見方 や 目的 論的 な 物言 いは 慎重 に 排除 されている

                  • 007   全 く 知 らなかった 生物 たちの 行動 にも 驚 きの 連続 でした
                    • 007   生物 に 対 する 考 え 方 を 根本 から 覆 してくれる 本

                  • 007   数式専門 用語 の 使用 を 最低限 に 抑 えるなど 、 大衆 への 配慮 はするが 妥協 は 一切許 さない

                    • 007   「 利己的 な 遺伝子 」 だとか 「 生物 は 遺伝子 の 乗 り 物 」 だとか 、 センセーショナル な キャッチフレーズ が 一人歩 きしがちだが 、 それらは 耳目 をひくためのささやかな 装 いに 過 ぎず 、 本論 はどこまでも 徹底 した ロジック と リアリズム が 貫 かれている

                      • 008   他 の 章 の 膨大 なる 生物理論 のおまけと 考 えたほうがよいようです

                        • 009   非生物 者 の 読者 にとっても 、 決 して 答 えが 見 つからないだろうと 思 われがちな 深遠 な 疑問 や 、 疑問 にすら 感 じないような 当 たり 前 のことを 、 論理 的 に 深 く 考 えるきっかけを 与 えてくれるだろう
                          • 001   非生物 者 の 読者 にとっても 、 決 して 答 えが 見 つからないだろうと 思 われがちな 深遠 な 疑問 や 、 疑問 にすら 感 じないような 当 たり 前 のことを 、 論理 的 に 深 く 考 えるきっかけを 与 えてくれるだろう

                        • 010   ( 1 ) 〜 ( 3 ) は 全 て ダーウィ ン の 進化中心 概念 である 「 突然変異 + 自然 淘汰 」 を 遺伝子 という 言葉概念 で 敷衍 したものである
                          • 004   更 に 、 gene は 組 み 替 えや エラー などの 突然変異 と 、 そのときの 「 環境 」 による 淘汰結果現在 に 至 っていると 言 っています
                          • 016   ( 1 ) 〜 ( 3 ) は 全 て ダーウィ ン の 進化中心 概念 である 「 突然変異 + 自然 淘汰 」 を 遺伝子 という 言葉概念 で 敷衍 したものである

                        • 010   主張 の 核心 は 、 「 生物自然 淘汰 によって 進化 してきた

                          • 010   遺伝。淘汰 に 加 えて 、 「 進化 的 に 安定 な 戦略 」 ( ゲーム 理論 でいう ナッシュ 均衡 と 同 じ ) を 生物 がとることを 念頭 におけば 、 ” 自然 界 では 、 同種殺 しや 共食 いはみられないのはなぜか ” ・ ” 男女比 はなぜ 50 : 50 なのか ” ・ ” 動物 界 の 繁殖 システム 、 一夫一婦制 ・ 乱婚 ・ハーレム 制 はなぜあるのか ” も 興味 のある 説明 である

                            • 011   ) ダーウィ ン の 進化 理論 を 受 けて 、 生命 が 共通 して 持 つ 遺伝子 を 中心 に 、 どこまで 理論 武装 できるか 、 曖昧模糊 とした 社会 科学影響 を 与 える 事 ができるか 、 に 挑戦 した 本 だと 思 います
                              • 004   特 に 社会 科学進化 理論 を 踏 まえなければ 、 まともな 問題 解決 はできません

                            • 011   また 、 自然 科学 系 の 専門 家 の 間 でも ドーキンス の 説 に 対 しては 賛否両論 あるのも 事実 ですが 、 最大 の 論敵 である グールド も 、 言 っていることはそれほど 変 わりません

                              • 011   彼 は 古生物 者 なので 、 実際 に 化石 が 発見 されない 限 り 仮説 を 全面的 に 受 け 入 れる 事 はできない 、 という 学者 としての 主張 をしているだけです

                                • 011   更 に 、 本書 にその 萌芽 はあるのですが 、 複雑理論 を 知 ることで 理解 がより 一層深 まります

                                  • 012   なるほどその 通 り 、 本書 はすらすらと 読 めるほど 簡単 ではなく 、 かみ 砕 いて 理解 しようとすれば 何 ヶ 月 もかかるが 、 そうしたくなるだけの 面白 さを 持 っている
                                    • 001   確 かに 本書 を 読 んだだけで 進化 生物理解 したと 考 えるのは 間違 っているが 、 本書時代 遅 れだという 批判 も 同 じくらい 間違 っている

                                  • 012   利己的 と 言 う 言葉 は 大。
                                    誤解 しやすく 、 読 んでいても 混乱 することがある
                                    • 012   利己的 と 言 う 言葉 は 大。誤解 しやすく 、 読 んでいても 混乱 することがある

                                  • 012   現生 の 生物 は 全 て 自然 淘汰 を 受 けて 残 っているわけだから

                                    • 013   頻繁 に 観察 される 利他的自己 犠牲的 な 個体 行動 が 「 種 の 保存 」 「 弱肉強食 」 という 論理矛盾 するからである

                                      • 015   こうした 考 えは 、 生物機械 に 例 え 、 遺伝子 ( 生殖 ) が 利己的意思 を 持 つという 例示 への 誤解 とともに 強 い 抵抗感 を 持 たれた
                                        • 015   一方 、 ロブスター は 、 その 殻 は 自身 がつくり 出 す タンパク 質 であるから 、 これも 完全 に 遺伝子 から 作 られるものであるから 納得 である

                                      • 015   ここでは 、 ダーウィ ン 主義者 が 盛 んに 主張 する 表現 型効果 が 生物 全体 に 与 える 生存繁殖有利 不利 ということを 越 えて 遺伝子 が 作用 するのは 統計的 に 見 てであり 、 個別個体利益 を 考慮 した 考察 が 語 られる
                                        • 021   繰 り 返 しになるが 、 遺伝子 が 作用 するのは 統計的 に 見 てであり 、 個別個体行動 を 完全 に 左右 してしまうわけではない

                                      • 015   どうやってそのような 特徴的 な 巣 を 作 るように インプット されたのだろう ? 特 に 生物 の 利己的 と 利他的 という 相反 する 行動 パターン が 随所 に 紹介 されていることを 論証 し 、 この 本 は 単 なる 生物 という 分野 を 越 えて 我々 人間 社会 にも 適用 できるような 理論 が 目白押 しである
                                        • 015   どうやってそのような 特徴的 な 巣 を 作 るように インプット されたのだろう ? 特 に 生物 の 利己的 と 利他的 という 相反 する 行動 パターン が 随所 に 紹介 されていて 、 この 本 は 単 なる 生物 という 分野 を 越 えて 我々 人間 社会 にも 適用 できるような 理論 が 目白押 しである

                                      • 015   p > q であるならば 、 それ 自身十分 大 きいとき 、 ap ^ n / ( ap ^ n + bq ^ n ) = 1 つまり 全 て 、 次世代 に 遺伝子 が A になっているということだ
                                        • 003   作者 は 、 生物 個体 とは 利己的 な 遺伝子 に 操作 された 「 生存 機械 」 であると 言 い 切 る
                                        • 010   答 えは 全 て 、 次世代 に 遺伝子 をより 多 く 残 すことから 説明 されるのだが 、 詳細 は 本書 を 読 めば 理解 できる
                                        • 015   では 、 どうやって 優良 な 遺伝子 を 複製 して 増 やし 、 子孫 に 反映 させるのか 、 という 理由 が 様々理論 とともに 紹介 されている
                                        • 021   ただ 、 確率 k で 遺伝子 3 個 が 死 ぬ 事態 が 発生 する
                                        • 021   逆 に p < q であるならば 、 n が 十分 大 きいとき 、 ap ^ n / ( ap ^ n + bq ^ n ) = 0 つまり A はいなくなるということだ
                                        • 021   遺伝子 も ミーム も 、 それ 自身 が 主体的 に 「 生 き 残 ろう 」 としていたわけではない
                                        • 021   p > q であるならば 、 n が 十分 大 きいとき 、 ap ^ n / ( ap ^ n + bq ^ n ) = 1 つまり 全遺伝子 が A になっているということだ
                                        • 027   「 遺伝子 」 という 言葉 に 決定論的 な 反応 をするのもやめよ

                                      • 015   結果 論 からいえば 必要 なのは トビケラ の 巣 が ダーウィ ン 主義的 な 適応 である 、 ということで 片付 けられてきた

                                        • 016   ( 1 ) 遺伝子 の 唯一 の 目的可能 な 限 り 自分 の コピー を 後世 に 残 す 事 ( 自己 複製 ) であり 、 生物 はそのための 「 生存 機械 」 である
                                          • 037   ) これまで 生物 に 対 して 抱 いてた 疑問 のあらかたがこの 本一冊 で 晴 れた 気 がします
                                          • 039   なお 、 本書 がすこし 重 いという 方 には , 草思社 が サイエンス ・シリーズ で 出 した 一冊 に 同 じ 作者 の 「 遺伝子 の 川 」 がありますので 、 そちらから

                                        • 016   本書 が 述 べていることは 、 進化 全般 ではなく 、 「 自然 淘汰 が 働 く 実質的 な 実体 は 種 や 個体 ではなく 遺伝子 であること 」 と 「 個体利他的 に 振 る 舞 っても 、 実 はそれは 表面的 なもので 、 実質的 に 自分 自身利益 があるのだ ( 利己的 なのだ ) 」 ということ
                                          • 013   そうしたひとりである 友人 に 強 く 勧 められたのが 本書 を 手 にしたきっかけである
                                          • 016   日本 でも 本書 によって 進化 に 関心 を 持 った 方 も 多 いであろう

                                        • 016   その 結果 恋人 を 愛 さないという プログラム を 持 った 遺伝子 は 自然 淘汰 によってこの 世 から 排除 され 恋人 を 愛 する 遺伝子 のみが 現在 多 く 残 っているのである
                                          • 017   その 結果 恋人 を 愛 さないという プログラム を 持 った 遺伝子 は 自然 淘汰 によってこの 世 から 排除 され 恋人 を 愛 する 遺伝子 のみが 現在 多 く 残 っているのである

                                        • 016   つまり 、 自分子供 を 作 るより 母 にもっと 産 ませる 方 が ( 働 き バチ の 中 の 遺伝子 としては ) より 都合 が 良 いのだ 、 と 言 うこと
                                          • 016   ただし 、 著者 による 巧妙 な レトリック 「 生物 は 遺伝子 の 乗 り 物 である 」 との 言辞 が 、 誤 った 遺伝子決定論 を 導 いたという マイナス 面 もある

                                        • 016   ( 4 ) 進化 的安定戦略 ( ESS : Evolutio nary Stable Strategy ) ( 5 ) 遺伝子 プール ( 遺伝子 の 溜 まり 場。闘争 の 場 ) ( 6 ) ミーム ( 人類文化 用特別編 ) 引用例 は 冗長 に 過 ぎ 、 また 現代 の 眼 で 見 れば 妥当 でないものもある ( 例 えば 、 ワーカー の 事例 は 著者 自身混乱 が 見 られる ) が 、 基本線 は 今 でも 生 きている

                                          • 016   ) 単 に 進化 のみならず 、 思想 界 や 社会 科学 等多 くの 分野影響 を 与 えた 歴史的名著

                                            • 016   ただし 、 内容 は 見 かけ 程過激 ではなく 、 ダーウィ ン の 進化 を 遺伝子 という 言葉概念 で 書 き 換 えた 物 と 言 って 良 く 、 著者 には ダーウィ ン の 正統後継者 たるべき 矜持 が 感 じられる

                                              • 017   これらすべての 動物 は 実 は 自 らの 持 つ 遺伝子 の 利益 、 つまり 自分 の 遺伝子 を 最大限 に 後世 に 伝 えるように 行動 するのであり 、 そして 生物 が 遺伝子 を 利用 して 進化 したのではなく 遺伝子 が 生物 を 利用 して 進化 していったのだというのが 本書主張 である ( 現在 ではこの 説 でほぼ 間違 いないと 考 えられているらしい ) もっとも 興味 深 いと 感 じたのは 遺伝子 の 利己性 によって 、 人間 がなぜ 愛 し 合 うのかというのが 説明 できることである
                                                • 025   個人的 には 、 『 ミーム 』 という 文化的 なものに 対 する 遺伝子 ? のようなものの 存在提唱 しているあたりが 、 これからの 生物 および 進化 理論 にとって 先見 の 明 を 示 しているような 気 がいたします

                                              • 018   また 、 生命 進化 においては 脳 の 進化 についても 進 んできています ( 当然脳 も 遺伝子 からできていますが ) ので 、 脳科学 については アントニオ・ダマシオ がお 薦 めです
                                                • 011   また 、 生命 進化 においては 脳 の 進化 についても 進 んできています ( 当然脳 も 遺伝子 からできていますが ) ので 、 脳科学 については アントニオ・ダマシオ がお 薦 めです

                                              • 018   生物神秘 性 をはぎ 取 って 、 究極 の ニヒリズム ( 「 人生意味 なし 」 という 思想 ? ) を ジリジリ と 実証 していくさまは 、 迫力 がありました

                                                • 020   端的 には 難 しい 」 と 言 ってしまえば 、 生殖活動 をしない 個体 が 生殖活動 を 専門 に 請 け 負 う 個体 を 守 る 行動 は 意思 を 持 って 自己 増殖行 うように 進化 したわけではなく 、 ある 環境 において 効率的 に 自己 増殖 が 行 えたから 結果 として 生 き 残 っているというある 種 の 結果 論的進化 のように 見受 けられる
                                                  • 012   確 か ドーキンス だと 思 うが 、 別 のところで 「 進化 は 誰 でもちょっと 努力 すれば 理解 できるくらい シンプル だが 、 理解 したことを 他 の 誰 かに 話 さずにいられない 程度 には 難 しい 」 と 言 っていた
                                                  • 020   端的 に 言 ってしまえば 、 生物 は 意思 を 持 って 自己 増殖行 うように 進化 したわけではなく 、 ある 環境 において 効率的 に 自己 増殖 が 行 えたから 結果 として 生 き 残 っているというある 種 の 結果 論的進化 のように 見受 けられる

                                                • 021   しかし 、 そう 考 えると タイトル の 『 利己的 な 遺伝子 のせいで 、 自然 はかくも 美 しく 、 世 の 中 はかくも 複雑 、 だから 人 は 考 え 悩 みつつ 、 生 きることがかくも 楽 しいのだ 」
                                                  • 021   しかし 、 そう 考 えると タイトル の 『 利己的 な 遺伝子 』 というのは ミスリーディング だろう

                                                • 021   すると 、 n 世代 後 の 、 全遺伝子中 に A が 占 める 割合 は ap ^ n / ( ap ^ n + bq ^ n ) である

                                                  • 021   よって 、 利他的 行動 は 遺伝子 レベル で 見 れば 利己的 である

                                                    • 021   ( B はいっさい 自己 犠。行動 をとらない ) このとき 、 1 世代 後 の 、 A の 個数 は a ( r ー 3rk ( 1 − z ) ー rkz ) = ar ( 1 − 3k + 2kz ) B の 個体 数 は b ( r − 3rk ) = br ( 1 − 3k ) よって 、 n 世代 後 の A の 占 める 割合 は a ( r − 3rk + 2rkz ) ^ n / { a ( r − 3rk + 2rkz ) ^ n + b ( r − 3rk ) ^ n } r ( 1 − 3k + 2kz ) > r ( 1 − 3k ) より 、 この 値 は n が 十分 大 きいとき 1

                                                      • 024   初版 からの 第 11 章 までは 家族関係 を 考 えるのに 、 第二版 からの 第 12 章 は 国家 の 生存 を 考 えるのに 、 同 じく 第 13 章 は 個体 生物 の 死 を 考 えるのに 役立 つ 名著
                                                        • 013   本書 は 、 30 年前 の 出版 され 社会 的 に 大 きな 反響 を 巻 き 起 こしたが 、 今 や 古典名著 といっても 過言 ではあるまい

                                                      • 026   もし 、 遺伝子 が 生 き 残 るために 、 私 たち 人間 を 乗 り 物 として 進化 させたのならば 、 、 、 私 たちを 生 かすために 感情発展 させ 、 思考発展 させたのならば 、 、 、 もし 脳 の クオリア が 、 その 結果 であるとするならば 、 、 、 、 、 環境 破壊 や 世界 規模 の 戦争 の 危機 に 、 生 き 残 るために 、 次 にどのような 進化 を 起 こすのでしょう
                                                        • 015   生物究極目的 はその 全情報 である 遺伝子 を 次世代 に 残 すこと

                                                      • 026   もし 遺伝子 が 利己的 であり 、 そして 賢 ければ 、 全世界 が 滅 んで 遺伝子自体 が 消滅 しないために 、 生 き 残 るために 、 環境 破壊 や 世界 規模 の 戦争 や 紛争 をとめることもあるのでしょうか ? 心身二元論者 であり 、 かつ 唯脳論者 でもある 私 にとって 、 とっても 深 い インスピレーション を 与 えてくれた 一冊 です

                                                        • 032   ” natural sel ectio n ” に 対応 する 訳 がまずい な 、 と 思 う 箇所 が 幾 つか 見受 けられたのが 残念 だ

                                                          • 034   そこから 、 淘汰 の 単位 として 遺伝子 が 妥当 であるという 、 同語反復 のような 結論 を 導 く

                                                            • 034   そこで 、 ゲーム理論 を 取 り 入 れ 、 進化 的安定戦略 を 論 じて 、 見 かけ 上 の 利他行動利己的遺伝子 によって 説明 されると 説 く

                                                              • 038   しかし 解明 できた DNA の 一部 をいじりまわし 、 数式全体理解 せずに 、 解 だけ 帳尻 をあわせるような 危険 な 綱渡 りで 食品 までも 加工 しています

                                                                • 039   セルフィッシュ・ジーン など キャッチー な フレーズ 満載 の 啓蒙的色彩 の 強 い 一冊 です

                                                                  • 041   そのような 行動 に 対 して 支離滅裂 な 論理 をこねくり 回 して 妙 な 説明 を 付 ける ドーキンス が 滑稽 だ
                                                                    • 043   そのような 行動 に 対 して 支離滅裂 な 論理 をこねくり 回 して 妙 な 説明 を 付 ける ドーキンス が 滑稽 だ

                                                                  • 041   単 に 生物 上 の 革命 に 留 まらず 、 哲学 や 宗教 までも 震撼 させる 大事件 であったのだ

                                                                    • 042   進化 の 概要 を 知 らなくても 読 める 程度 にやさしく 書 かれてはいるが 、 さきに 概説書 などで 進化 の 概要 を 知 っておく 方 が 読 みやすい だろう
                                                                      • 042   ) 進化 の 証拠 を 提出 できない 進化 者 が ” 知識 や 文明 も 進化 のうち ” と 解釈 してお 茶 を 濁 そうとする 。著

                                                                    • 042   後 に 曲解 され 、 サギ や 殺人 、 浮気 や 賭博 に 至 るまで 遺伝子 のせいにする 風潮 を 生 み 出 した

                                                                      • 043   生存 本能 の 弱 い 働 き 蜂 のような 個体 はなぜ 淘汰 されないのかと 不思議 に 思 う 学者 が 多 かったと ドーキンス は 言 うが 、 そもそも これは 生殖 しない 個体 に 限 って 発現 する 利他的 行動 なのである

                                                                        • 043   「 生殖活動 を 専門 にする 個体 とその 個体 を 守 る 個体 を 分 けて 役割分担 する 」 のが ミツバチ の 強 みであるわけだ

                                                                          • 043   ミツバチ のような 利他的 行動 をうまく 説明 したのが ドーキンス の 考 えだと 言 われる

                                                                            研究 開発