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Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 少女不十分 (講談社ノベルス)


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くどい 4%     つまらない 6%     づらい 8%     面白い 23%     しつこい 5%     多い 21%     薄い 4%     ほしい 8%     やすい 8%     ない 6%     良い 21%     放り出す 4%     語る 13%     読む 79%     疑う 4%     引き込む 5%     分かれる 5%     惹く 4%     書ける 8%     終える 8%     書く 46%     楽しめる 13%     がっかり 4%     なるほど 5%     少なくとも 4%     決して 5%     まあ 8%     どうしても 5%     まさに 5%     まず 10%     とにかく 8%     かなり 15%     実際 8%    

  • Total Integration

    • 003   しかし 、 「 この 作品 を 書 くのに 10 年 かかった 」 と 言 われると 浦賀和宏 の 作品 のような 「 ノンフィクション 風 の フィクション か 」 という 読後 ですませることのできない ・・・ 不思議作品 です

      • 004   ( アレ は アレ で 味 のある 作品 だが ) それでも 、 これは 傑作 であった 、 と 評 するに 値 する 読後

        • 004   ただ 個人的 には 西尾維新集大成 という 肩書 は 決 して 大袈裟 ではない 出来 だったと 思 う

          • 004   ( というか 、 ノンフィクション だったら 困 る ) 主人公人物 像 は 西尾氏 本人 の 投影 には 間違ない けど

            • 0056   本 ( ソフトカバー ) ) 著者 の 他作品 では ウリ の 一 つである キャラ クター どうしの 掛 け 合 いはほとんど 無 く 、 所謂 ライトノベル 的 な 造形 である 主人公 の 一人。
              語 りが 延々 と 続 く

              • 005   しかしそれは 西尾維新 が 手 を 変 え 品 を 変 えながら 意識的 に 本作 が 気 に 入 ったという 人 は 、 過去 の 西尾作品 のどれでも 気 に 入 ると 思 われる ( 『 ニンギョウ が ニンギョウ 』 に 限 っては 多少読 み 手 を 選 ぶだろうが ) 本作 もまた 、 常軌 を 逸 した 天才 やら 魔法使 いやら 異能 の 刀剣 やら 殺人鬼 やらといった 道具立 てが 違 うだけで 、 文体 だけでなく 、 キャラ クタ の 造形 、 物語 の 運 び 、 ( 作中 で 言及 のある ) テーマ 、 果 ては 後書 きにいたるまで 、 徹頭徹尾 いつもの 西尾維新 作品 である

                • 005   50 ページ 程度 の 短編 として 纏 めることもできるほど 「 物語 」 としては 中身 が 少 なく 、 著者 の 他作品 では 掛 け 合 いで 埋 められているところが 一人称独白 で 埋 まるためいささか 冗長 にも 感 じられる

                  • 005   最初 の 数 ページ を 読 んで 、 この 文体 や キャラ クター 造形 を 受 け 付 けない というような 人 は 、 西尾維新 のどの 小説 を 読 んでも 楽 しめない だろう

                    • 007   でも 、 買 う 前 に レビュー を 参考 になさる 方 が 西尾作品 を 読 んだことのない 方 で 、 もし 敬遠 されたらすごく 勿体 ない な 、 と 思 ったので 書 かせていただきました

                      • 007   そして 今日 、 本当 になんとなく 、 何 の 予備知識 もなく 、 ただ 一冊完結 ならば 読 みやすい だろうと 本屋 で 平積 みにされていた 『 少女不十分 』 を 手 にとりました

                        • 008   本 ( ソフトカバー ) ) [ きみとぼく シリーズ ] や [ 戯言 シリーズ ] より 、 [ ニンギョウ が ニンギョウ ] 寄 り

                          • 008   ただ 規定枚数 をこなすためだけに 日本語 を こねくり 回 しているようにしか 思 えない 内容がっかり した

                            • 009   西尾作品 の 7 割位読 んでいる ファン なのですが 途中 で 読 むのを 断念 しようかと 思 った

                              • 010   まず はじめにこの 作品 、 冒頭 の ノンフィクション 宣言 や 、 物語 通 しての 一人称 僕 、 現在 してんから 10 年前自分 に 対 する ツッコミ 等 の ギミック で 、 フィクション の 作品 なのにすごく リアル を 感 じてしまう ! 長 いと 思 われるくどい 文章 には 、 リアル と ノンリアル を 曖昧 にする 不思議 な 力 があります

                                • 010   それじゃあ 「 小説 」 じゃない し ! と 思 うかもしれない ですが 、 文中 にも 表紙 にも 、 「 小説 」 ではない 、 と 書 かれています …

                                  • 010   用意周到 ですね ! さらに 、 今 まで 出 してきた 作品 群 が 、 この 少女不十分 で ストレート に 作者 かた 告白 された 「 今 まで 扱 ってきた テーマ 」 というものに 説得力 をもたせています

                                    • 011   「 二十歳 の 僕 」 のいい 加減 で 優柔不断 な 心理描写 も 、 「 ああこれが 西尾維新 なんだな 」 と 思 えば 、 イライラ させられつつもそれが スパイス となって 。
                                      欲 をそそられます ♪ 私 も 「 作家 志望 の 成 れの 果 て 」 の 1 人 なのですが 、 粗。
                                      数行 で 済 む 物語 をこれだけの 分量 で 書 き 表 す 事 はとてつもなく 大変 です

                                      • 012   本 ( ソフトカバー ) ) 西尾維新 氏 が 単発 でぽっと 出 す 小説 ってのは 評価 が 芳 しくない ものも 多 くて 、 そういう 意味 であんまり 期待 していませんでした

                                        • 013   西尾維新 氏 なのではない かという 予感 が エンターテイメント を 放 り 出 して 掴 み 取 ろうとしたのは リアル であることではない か ? 結果 として 浮 き 彫 りになったのは 彼 のよそいきでない パーソナリティ だと 推測 している

                                          • 013   阿良々木暦 にはあんなに 感情移入出来 るのにこの 少女不十分 の 主人公 には 全 く 感情移入 できない

                                            • 015   そのくせ 話 の 流 れを 遮 るかのように 、 合間 にちょくちょく 弁解 じみた 言葉 が 入 ってきて 、 いらだち 倍増

                                              • 017   だから 余計 にどこまで 実話 なのか 真偽 のほどがわけわからなくなる

                                                • 017   相変 わらず 話 がそれることが 多 いのでもっと 薄 い 本 であっさりと 独白 してほしかったかな

                                                  • 017   西尾氏 本人 の 傷物語 であり 、 完全 な 見 せ オナニー かつ 実験的 な 作品

                                                    • 017   本筋 も 薄 っぺらく 、 あらすじは 1 行 で 書 ける

                                                      • 018   本 ( ソフトカバー ) ) デビュー 当時 の 戯言 から 入 り 、 どっぷり 西尾 さんの 文章 に ハマ り 、 ファン になりましたが 、 この 本 は 本当 に 西尾 さん 自身 にも ファン である 皆 さんにも 一 つの 集大成 だと 思 います

                                                        • 019   また 、 ノンフィクション 風 にする 副作用 で 、 主人公 が 常識人過 ぎるため 、 従来 の 西尾作品面白 さとはかなり かけ 離 れた モノ になっています

                                                          • 019   ただ 、 登場人物 実質 2 人 でここまで 書 けるのは 驚嘆 です

                                                            • 021   十年ライトノベル 作家 として 生活 しながら 考 え 、 そしてその 中 で 実感 してきたであろう 心情 が ビシビシ 心 を 打 ってくる

                                                              • 021   主人公 の 回顧録 の 体 で 物語 が 進行 していくのだがとにかく セリフ が 少 なく 、 ひたすら 主人公心情 描写 が 続 き 、 前半 は 正直 なところ 少々苦痛 であった

                                                                • 023   なんとも 言 えない 内容 で 、 実話 かと 思 わして 、 いや 実 は・・・・ ? と 考 えさせる 話

                                                                  • 023   ( 「 面白 さ 」 の 測 り 方 は 十人十色 ですが ) 一貫 して グレー な 世界 、 進 まない ストーリー 、 個性的 な キャラ のいない 世界

                                                                    • 023   ただ 、 他 の 西尾維新 作品 を 読 んで 、 「 西尾維新 」 を 知 っていると …

                                                                      • 025   そして 、 タイトル にも 書 きましたが 一作品 でも 事前 に 西尾作品 を 読 んでおくとこの 作品 をより 楽 しめます

                                                                        • 026   途中 他 の 方 が 書 いているように 、 状況 の 描写冗長 的 な 表現 があるので 人 によっては 読 みにくいと 思 います

                                                                          • 027   出 だしは 10 年目 を 迎 えた 作者自分 自慢 エッセイ に 始 まり 、 過去事件 について 語 られていくのですが 、 その 事件内容現実 的 で フィクション か ノンフィクション かあいまいな 表現 になっています

                                                                            • 029   不思議読後 は ワクワク する 、 何 とも 不可思議 な 小説 でした

                                                                              • 030   なるほど 、 確 かに 、 と 無理 やり 納得 させられてしまう ! 10 年 の 集大成間違 い 無 いです

                                                                                • 033   この 小説かなり のお 気 に 入 りなのですが 、 ストーリー はそこまで 似 ているわけではありません

                                                                                  • 033   しかし ギャグ や 台詞 はほとんどありませんので 化物 あたりから 知 った 人 にはお 勧 めできません

                                                                                    • 033   内容 は ネタバレ になるので 書 きませんが 、 「 砂糖菓子 の 弾丸 は 撃 ちぬけない 」 という 小説 に 似 たような 読後 を 感 じました

                                                                                      • 035   「 エンターテイ メント 性 に 欠 ける 」 … … ? そんな 事 はない でしょう ^ _ ^ ; 戯言 シリーズ を 楽 しめた 人 ならば 問題無 しです

                                                                                        • 037   西尾先生 の 著書 は 、 一 つの 作品 を 読 み 終 えるといつもいくつかの レビューサイト でその 作品 の レビュー をざっと 見 ることにしているのですが 、 ここ 以外 でも “ 初 めての 西尾作品 には 不向 きだ ” という レビュー がいくつか 見 あたりました

                                                                                          • 038   でも 、 一人称 の 自己観察描写 が 堂々巡 りをしながら 延々続 いて 、 これなら 原稿用紙 の 枡目 がどんどん 埋 まっていくだろうなとおもいます

                                                                                            • 038   要 は 西尾維新作品 はその ストーリー作者 と 切 り 離 して 楽 しむというより 、 読者西尾維新キャラ クター そのものとその 語 りを 分析的 にも 楽 しめるという 関係 性 があって 初 めて 、 西尾 ワールド を 支 えているのですねえ

                                                                                              • 041   自己 の 否定 と 諦観 、 自己批判 が 入 り 交 じる 文章 を 一生 の バイブル にする 人間 が 出 てもおかしくない

                                                                                                • 041   多分 この 作品 か 次 の 作品 で 、 芥川賞 あるいはそれに 準 ずる 文学賞 の 候補作 になるであろう

                                                                                                  • 042   本 ( ソフトカバー ) ) 戯言 シリーズ人間 シリーズ 、 刀語 そしていよいよ 大詰 めの 物語 シリーズ とこの 十年 を 彗星 のごとく 駆 け 抜 けてきた 西尾維新 先生 の 新刊 は 、 主人公自身 に 投影 したようなそんな 印象 を 受 けました

                                                                                                    • 043   自伝 風 ということですので 、 読後 に 残 る 感想 としては 物語 の 主要部分 だけですね

                                                                                                      • 043   これの 本 の 主人公 がまるっきり 西尾維新モデルしているという のならかなり オカシナ 人 だと 思 います

                                                                                                        • 044   けど 、 その 、 もしかしたらこの 物語主人公西尾維新 なのでは ? という 疑問 がこの 物語魅力 的 なものにして 、 面白 いものにさせている

                                                                                                          • 044   この 物語主人公西尾維新 が 同 じ 人物 なのでは ? と 読者想像 させるためにかなり 長 い 説明 がされている

                                                                                                            • 047   現実事実本当 も 妄想 も 虚構 も 嘘 も 混 じり 合 ってるのが 物語 だと 、 私 は 勝手 に 思 う

                                                                                                              • 047   もはや 信者 であり 中毒者 である 自分 は ☆ 5 つをつけるしかない というのが 私 の 真実 だと 明 かして 締 めの 言葉 とする

                                                                                                                • 047   西尾先生 以外 の 西尾 さんの 作品 も 書 いていますが 作 る 様々 な 小説文章 を 読 んでいても 物足 りなさを 感 じてしまう

                                                                                                                  • 047   私 はただただ 文章 を 吐 き 出 す 出力機器 の 一部 です 、 だなんて

                                                                                                                    • 048   読 んでも 批判 することになるだけかと … 西尾維新作品 を 読 んでいる 人 は 西尾維新作品 に 対 する 考 えが 変 わるかもしれない 本 です

                                                                                                                      • 049   そして 、 そこでにじみ 出 る 特異 な 感受性 を 間近 で 体験 するにつけ 、 「 戯言 遣 い 」 の モデル はやはり 彼自身 だったと 実感 できるはずです

                                                                                                                        • 052   まぁ 、 読 んでいる 最中 いろいろ 思 うところはありましたし 、 他 の 読者 の 皆 さんもあるかと 思 いますが 、 最後 まで 読 むとやっぱりいい 作品 だったと 思 えると 思 います

                                                                                                                          • 053   まあ とにかく 西尾維新ファン の 方 もそうでない 方 もこれは 読 んでみるべき 、 ものっそい オススメ です

                                                                                                                            • 055   西尾維新作品 をいくつか 読 んでから 読 んで 欲 しい 、 という レビュー が 多 く 見 られますが 、 以前 の 作品 を 読 んでいなくても 普通 に 楽 しむことができるということを 書 いておきます

                                                                                                                              • 056   展開 がなかなか 進 まない と 言 いましたが 、 言葉 び 的 な 要素 が 多 すぎ 、 そして 主人公 の 心理描写 がくどすぎます

                                                                                                                                • 056   ページ 一面文 がびっしりなのに 、 すべて 心理描写 で 次 に 進 むなどということがありすぎます

                                                                                                                                  • 057   少女 の キャラ クタ にも 西尾 さんの 臭 いがぷんぷんで 、 それだけに 余計 に リアル で 「 西尾 さんの 実体験 かも

                                                                                                                                    • 060   本 ( ソフトカバー ) ) 西尾維新 小説原点 とかかいてあったので 「 クビキリサイクル 」 みたいなものなんだろうなぁと 思 っていたら まさかのとある 作家 ( = 西尾維新 ? ) が 作家 なるきっかけが 出来事件 ( トラウマ ? ) のことでした 内容 はと 言 いますと 、 事 あるごとに 話 が 脱線 していたり 遠 まわしな 言 い 方 をしていたりという 西尾維新 らしい 文章 でした

                                                                                                                                      • 062   新境地 との 謳 い 文句 ですが 、 正 しくその 通 り

                                                                                                                                        • 064   ・・・・・・ 証拠不十分 ではなかったが 、 「 少女不十分 」 の タイトル言葉 びだったんだろうなと 読 んでから 理解 すると 思 う

                                                                                                                                          • 066   展開 は 少 し 冗長 なのを 弱 めの 西尾節 と 先 を 予感 させる 章末 で 引 っ 張 った

                                                                                                                                            • 066   ただ 西尾維新 の 文字 は 隠 して 先入観 は 薄 く 読 んで 欲 しいかも

                                                                                                                                              • 069   そして 西尾維新 先生 が 書 かれた 他 の 作品 についても 分 かったり・・・ ☆ 4 の 理由 について 、 前半 がちょっと 長 く 感 じたからです

                                                                                                                                                研究 開発