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Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 塩狩峠 (新潮文庫)
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全く 8% ぜひ 4% この 60% とても 12% まったく 5% とにかく 8% 大きな 11% 是非 4% 思わず 4% 決して 5% あまりに 11% させる 21% 打つ 7% 響く 4% 描く 16% 生きる 25% 助ける 5% 偏る 4% 読める 12% 読む 72% 引き込む 5% 救う 15% 多い 8% よい 9% 若い 5% 良い 12% 強い 14% 大きい 7% やすい 12% 悪い 4% 素晴らしい 4% 美しい 8% 深い 18%
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確か初めて 泣いたのですが、なかなか読めず、苦労しました。
しかし、読んだ のは高校 時代 に涙ぼろぼろで読んだ 作品 です。
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ふと思い返して、再び読んで みました。
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あのころとはまったく 違ってしまった自分 ですが、。
同じようにこの 本に出会 い、こんなに涙を流し、心が揺さぶられたのは初めて の経験 でした宗教的 なものに関心がない方をも、この 本はどれも読んで きて、初めて 泣いたと思うこの 本で。
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この 本は宗教 が関係 していて、中には嫌悪感を催される方もいるかもしれない確かに犠牲 の精神 は美しい が本当 に引き込む 力があると思い出します本当 の愛とはどうするか?というものなのか、生きる とはどういうことなのか、深く考えさ せられる1冊です
自分 の命を捧げる自己犠牲 にしてまでも、多くの 乗客 たちの命を救った
生き方を身について葛藤 する主人公 の真実の愛に触れ、私の生き方は変わったと言って も過言ではありません 。
氷点をきっかけに三浦 綾子作品 を読まれた事がない方、是非 この 本からスタートしてみてはいかがでしょうか
- 001 かといって 宗教的 色彩 の 強 い 本 という 感 じはなく 「 人 はいかに 生 きるべきか 」 という テーマ の 基 に 書 かれているので , 無宗教 の 私 でも 抵抗感 はなかった
- 008 かといって 宗教的 色彩 の 強 い 本 という 感 じはなく 「 人 はいかに 生 きるべきか 」 という テーマ の 基 に 書 かれているので , 無宗教 の 私 でも 抵抗感 はなかった
- 002 信夫 は 私 たちが 軽々 しく 口 にしている 愛以上 の 、 それを 飛 び 越 えた 人間 愛 を 持 ちえる 人 なのだ
- 002 言葉 ではなく 、 行動 によって 示 し 、 周囲 の 人々 に 何気 なく 買 って 読 んだ 本 ですが , とても 大 きな 影響 を 与 えていく 姿 に 、
日 ごろ 会社 の 不満 ばかりもらしていた 私 には 、 恥 ずかしい 気持 ちになった
- 002 言葉 ではなく 、 行動 によって 示 し 、 周囲 の 人々 に 多大 な 影響 を 与 えていく 姿 に 、
日 ごろ 会社 の 不満 ばかりもらしていた 私 には 、 恥 ずかしい 気持 ちになった
- 002 しかし 彼 の 人間 性 の 基盤 となり 、 ふじ 子 との 愛 するふじ 子 が 待 っているかがやかしい 未来 を 捨 て 、
多 くの 人命 を 救 うために 自 らの 命 を 差 し 出 した
- 002 しかし 彼 は 愛 するふじ 子 が 待 っているかがやかしい 未来 を 捨 て 、
多 くの 人命 を 救 うために 自 らの 命 を 差 し 出 した
- 003 勘違 いをしないでもらいたいのですが ( する 人 もいないと 思 いますが ) 、
これは キリスト 教 を 物語 の 支柱 の 1 本 として 置 いています
- 005 昔 、 キリスト 教関連 の 雑誌 に 掲載 されていたこともあり 、 史実 が 美化 されているところもあるらしいのですが 、 そんな 事関係 ありません
- 006 。
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いつの 時代 も 変 わらない 人間 の 憎悪 や 愛 といった 感情 を 深 く 考 えさせられる 一冊 - 006 。
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いつの 時代 も 変 わらない 人間 の 憎悪 や 愛 といった 感情 を 深 く 考 えさせられる 一冊
- 007 信夫 が 最終的 に 志 したのが 牧師 であったことを 除 けば 、 すべて 自分 自身 が 物語 の 主人公 になったような 気分 で 、 一言一言 が 私 の 体 にしみこんでくるような 感覚 を 覚 えた
- 011 でも 、 時間 をかけて 、 信夫 さんの 心 に 、 近付 いた 心 になりたい 、 と 思 いました
- 007 。
この 本 は 、 多 くの 方 がご 指摘 なさるように 著者 の 宗教 観 があらわれていたり 、 聖書 の 言葉 が 作中 のいたるところにちりばめられたりしていて 、 中 には 嫌悪感 を 催 される 方 もいるかもしれない - 007 。
この 本 は 、 多 くの 方 がご 指摘 なさるように 著者 の 宗教 観 があらわれていたり 、 聖書 の 言葉 が 作中 のいたるところにちりばめられたりしていて 、 中 には 嫌悪感 を 催 される 方 もいるかもしれない
- 007 。
私 はこれほどまでに 作品 を 印象的 にしたのは 、 親友 吉川 の 存在 であると 考 えている - 007 。
私 はこれほどまでに 作品 を 印象的 にしたのは 、 親友 吉川 の 存在 であると 考 えている
- 007 つまり 、 列車 の 乗客 の 命 を 救 った 信夫 を 信夫 たらしめたのは 吉川 なのではないだろうか
- 007 現 に 、 主人公 が 聖書 を 読 み 、 牧師 を 志 すきっかけを 与 えたのは 紛 れもなく 吉川 である
- 008 主人公 の 幼少 時代 の エピソード , 性 に 悩 み 死 を 恐 れ 精神 的葛藤 の 続 く 青年時代 , やがて 自分 の 歩 む 道 を 見 つけ 愛 する 人 を 迎 えるまでの 充実 した 輝 ける 日々 , そして 大勢 の 人々 の 命 を 救 うために ” 一陣 の 迷 いもなく ” 自 らの 命 を 捧 げた 「 結納 の 日 」
- 016 列車 を 自 らの 命 をかけて 救 う 場面 、 もしくは 結納 をひかえた 女性 が 大切 な 恋人 を 失 った 心 の 持 ち 方 は 感動 をよぶのかもしれません
- 008 明治 時代 の 彼 の 生 き 方 が , 大勢 の 人々 に 影響 を 与 え , 今 の 我々 にも 感動 を 与 えるということは , まぎれもなく 彼 の 人間 性 ・ 生 き 方 が 一 つの 真理 なのだと 思 える
- 008 その 全 てが 彼 の 生 きてきた 道 であり , 彼 の 人生 がそのまま 作品 になっている
- 014 色情 の 誘惑 と 戦 いつつ , それでも 貫 きたい 「 愛 」 を 感 じるまでの 紆余曲折
- 010 懸賞小説 として 華 やかに 登場 した 「 氷点 」 に 比 べて 、 本人 の 半生 と 人間 性 を 投影 したような 本書 は 、 作者 を 理解 する 上 で 必読 と 言 えるだろう
- 011 信夫 さんの 愛 に 感動 したのと 同時 に 、 自分 自身 の 罪深 さに 気付 かされて 、 ぎゅーって 、 なりました
- 013 。
。
宗教 観 は 自分 は 疎 いため 、 キリスト 教 や 仏教 など 自分 の 身 の 回 りにある 宗教 から バラモン 教 のようなまったく 教 えの 内容 について 無知 なものまで 、 すべて 含 めて 自分 にはきっと ピタ っとはこないと 思 います
- 015 キリスト 教 の 本 と 評価 する 人 が 多 いですが 、 物語 の 大半 は 、 主人公 の 少年時代 から 大人 になるまでの 心身 の 成長 の 物語 に 恋愛 、 当時 の 時代 背景 、 宗教 家 および 身体障害者 への 差別問題 などが 巧 みに 織 り 込 まれて 楽 しく 読 めます
- 015 “ 自分 は 信仰 に 固 く 立 っているという 自負心 を 持 ったとき 、 たとえ 牧師 でも ガタガタ に 崩 れていく ( 215 頁 ) ” とか 、 “ 聖書 を 実行 してみようとすると 、 あるべき 人間 の 姿 にいかに 自分 が 遠 いものであるかを 知 る ( 325 頁 ) ” 、 キリスト 教 の 信者 にとって 、 かなり 厳 しい 信仰 のあり 方 が 述 べられています
- 015 こういった 考 えは 、 あの 世 より 、 この 世 を 大切 にする 厳 しい 生 き 方 で , キリスト 教 の 保守層 からは 、 少 し 遠 い 考 え 方 であり 、 むしろ 、 キリスト 教徒 の 新 しい 考 え 方 をもった 人 たちの 間 では 支持 をうけている 概念 です
- 054 この 手法 によって 、 キリスト 教徒 ではない 私 にもすんなり 読 める 作品 に 仕上 がっています
- 015 塩狩峠 は 、 キリスト 教 の 考 えが 反映 された 部分 もありますが 、 多 くの 点 で 、 仏教 や 武士道 を 尊重 した 内容 があると 思 われます
- 015 多 くの 書評 と 、 物語 の カバー と 解説 ( アマゾン の 書評 にも ) に 作品 の 結末 が 書 かれていますので 、 注意 が 必要 です
- 015 多 くの 書評 と 、 本 の カバー と 解説 ( アマゾン の 書評 にも ) に 作品 の 結末 が 書 かれていますので 、 注意 が 必要 です
- 015 生者必。会者定離 ( 124 頁 ) は 仏教 用語 で 、 また 、 主人公 の 父 は 、 日常 の 生活 において 、 行 ったこと 、 為 したこと 、 すべてこれ 遺言 と 思 ってもらう ( 170 頁 ) 、 つまりは 自分 の 日常 がすなわち 遺言 であるような 、 そんなたしかな 生 き 方 をすることを 言 っています
- 016 思 い 上 がり 、 優越感 、 自分 を 着飾 ること 、 そんなことばかり 考 えていた 私 には 目 から 鱗 でした
- 017 もちろんこの 「 塩狩峠 」 は キリスト 教徒 の 舞台 は 今 とは 価値観 がかなり 異 なる 明治 時代 ですが 、 キリスト 教徒 として 生 きた 彼 の 精神 は 、 私 の 心 にも 強 く 響 いてきました
- 017 この 話 の 舞台 は 今 とは 価値観 がかなり 異 なる 明治 時代 ですが 、 キリスト 教徒 として 生 きた 彼 の 精神 は 、 私 の 心 にも 強 く 響 いてきました
- 021 一方 、 一神教 で 唯一絶対神 の キリスト 教信者 のいかに 愚 かなことか !
自分 達 は 絶対 に 正義 だと 思 い 込 み 、 聖戦 の 名 のもとに 異教徒 ( 主 に イスラム 教徒 ) に 対 して 侵略 ・ 虐殺 を 繰 り 返 した 宗教 戦争 は 数 え 上 げればきりがない
- 021 期待 しすぎたのかな ~ ?
キリスト 教信者 になってからの 信夫 はあまりに も 立派 すぎて 、 感情 移入 しにくかったんだと 思 います
- 041 一方 、 一神教 で 唯一絶対神 の キリスト 教信者 のいかに 愚 かなことか !
自分 達 は 絶対 に 正義 だと 思 い 込 み 、 聖戦 の 名 のもとに 異教徒 ( 主 に イスラム 教徒 ) に 対 して 侵略 ・ 虐殺 を 繰 り 返 した 宗教 戦争 は 数 え 上 げればきりがない
- 022 この 国 には 信仰 の 自由 があるのだから . . .
私 には マスメディア による 偏 った 情報 しか 与 えない 「 情報操作 」 のほうが 恐 ろしい
- 022 「 悪 しき 力 」 として 宗教 が 用 いられる 場合 があるのは 確 かだろうが 、 教。全 てを 批判 するというのは 少 し 短絡的過 ぎるだろう
- 022 多少 キリスト 教 を 美化 し 過 ぎて 、 押 しつけがましいといういる 感 があるとはいえ 、 キリスト 教 の 本質 としては 的外 れではないだろう
- 041 しかし 、 あまりに も キリスト 教 を 美化 し 過 ぎていて 、 押 しつけがましいという 感 はどうしても 拭 えない
- 023 。
。
しかし 主人。信夫 にも 確 かにそうした 長野 氏 に 通 じた 態度 があります
- 023 その 手紙 の 。
最後 で 「 ( 前略 ) 長野 氏 がかつて 人 を 非難 し 批評 したことを 私 は 知 りません 」 とあります
- 023 正 しく 生 きろ 、 と 言 われるよりもこちらのほうが 100 。難 しく 思 えます ( すぐに 人 。
を 否定 したくなる 俗物 の 私 には 絶対無理 です )
- 024 この 殺伐 とした 世 の 中 、 こんな 話 は 時代 錯誤 で ナンセンス … と 思 うかもしれません が 、 若 いからこそ 心 に 染 み 込 んでいくものがあるはずです
- 024 。
学生 時代 、 電車 の 中 で 読 んでいて 、 信夫 が 犠牲 となる シーン で 、 とにかく 泣 けて 泣 けてどうしようもなく 、 人目 もあり 本当 に 困 ったことを 思 い 出 します - 017 。
図書館 で 初 めてこの 本 を 読 み 終 えたとき 、 思 わず 涙 がにじんできて 人目 を 気 にせず 泣 いてしまった 思 い 出 があります
- 026 。
物語 を 読 み 進 めていくうちに 、 先 の 展開 がわかってしまい ( 現実 にはあり 得 ない 美談 だ ) とがっかりしていたのですが 、
あとがきを 読 んでこれが 実話 にもとづいて 書 かれたものだと 知 って 、 感動 とともに 大 きな ショック を 受 けました - 058 。
ラスト の 展開 やその 美談 に 向 かって 決 して 焦 らず 、 丁寧 に 丁寧 に 主人公 の 生涯 を 描 いていく 力量 は 流石 ですね
- 027 。
三浦 綾子 という 作家 は 、 クリスチャン でない 私 にとって 正直言 って 理解 し 得 ない 部分 もあり 、 そんな 訳 であまりに 宗教 色 の 強 い 作品 は 自分 の 中 で 避 けている 傾向 があります - 027 私 はこの 本 で 、 三浦 文学 に ハマリ 、 教会 に 通 うようになり 、 クリスチャン
になりました
- 031 。
途中 で 読 むのをやめようと 思 いながら 、 最後 まで 読 むと 、 きちんと 小説 として 成立 していて 、 やめなくてよかったな 〜 と 思 いました - 031 。
途中 で 読 むのをやめようと 思 いながら 、 最後 まで 読 むと 、 きちんと 小説 として 成立 していて 、 やめなくてよかったな 〜 と 思 いました
- 032 。
自己犠牲 という 言葉 には 、 ネガティブ な イメージ が 先行 してしまう 向 きがある 気 がしますが 、 この 本 は 究極 の 意味 での 自己犠牲 が 描 かれているような 気 がします - 035 。
自己犠牲 という 言葉 には 、 ネガティブ な イメージ が 先行 してしまう 向 きがある 気 がしますが 、 この 本 は 究極 の 意味 での 自己犠牲 が 描 かれているような 気 がします
- 033 技術的 なことをいえば 、
一人 の 人 が 愛 する 人 のために 身 を 、 この ように 、
バックグラウンド から 内面 まで 繊細 に 追 い 、 描 いてあるので 、
分量 のわりに 読 みやすく 、 また 、
その 人間 に 入 り 込 みやすい といえます
- 033 技術的 なことをいえば 、
一人 の 人間 を 、 この ように 、
バックグラウンド から 内面 まで 繊細 に 追 い 、 描 いてあるので 、
分量 のわりに 読 みやすく 、 また 、
その 人間 に 入 り 込 みやすい といえます
- 041 生 き 方 について 葛藤 する 主人公 ・ 信夫 の 内面 描写 も 素晴 らしかったし 、 親友 の 吉川 と 人生 について 語 り 合 う 場面 も 考 えさせられた
- 033 自己犠牲 は 手放 しで 美 しいですか ?
身近 な 多 くの 命 と 、
身近 な 少数 の 幸福 ( もしかすると 、 最愛 のひとつの 命 も ) では 、
迷 わず 前者 を 選 ぶことが 、 尊敬 に 値 するのでしょうか ?
考 えさせられる 、 といえば 、 当 てはまりますが 、
あまりに 宗教 くさいので 、
読 んで 気持 ちのいいものではありません でした
- 034 。
。
作者 の 三浦 綾子 さんとその 周 りの 人 の 愛 の 深 さが 。
本書 には 滲 み 出 ています
- 038 。
氷点 をきっかけに 三浦 綾子 さんの 小説 を 読 み 始 めましたが 、 その 中 でもかなり 印象強 いです
- 041 自己犠牲 という 重 い テーマ を 読者 に 問 いかかけていながら 、 非常 にわかりやすい 文章 でまとめられている
- 043 自分 は ノワール 小説 ばかり 読 んでましたし 、 たまには ‘ こんなのものでも ’
読 んでみるかって 書物 に 対 して 失礼 な 気持 ちで . . .
この 本 に 出会 えて 良 かった
- 018 なので 今 まであまり 小説 を 読 まなかった 方 や 、 読 みやすい 本 を
探 している 方 、 ぜひ 読 んでみて 下 さい
- 020 私 は 、 聖書 は 読 んだことはなかったのですが 、
少 し 読 んでみようと 思 いました
- 071 テンポ のいい ストーリー 展開 で 、 読 む スピード が 早 い 人 はあっという 間 に 読 める 小説 だと 思 います
- 045 。
確 か 読書 感想文 か 何 かで 国語 の 先生 が 勧 めてくれた 本 で 、 最初 は 「 こんなにあるのか … 」 と 半 ばぐったりしながら 読 み 始 めた 記憶 があります
- 046 。
。
何 よりも 不気味 なのは 、 主人公 の 周 りが ( 偶然 の 導 きによるとはいえ ) 次々 と キリスト 教信者 によって 囲 まれて 行 くところ
- 046 。
これは 現代 の 新興宗教 のやり 口 と 変 わらないではないか ? 。
また 、 主人公 の 性欲 との 葛藤 も 、 性的誘 いのもっと 強 い 現代 を 生 きるわれわれからしてみると 。
あまりに あっさりとし 過 ぎていて リアリティ を 感 じ 取 ることができない
- 046 。
よそからやってきた 、 イエス 様 が 人類全体 の 罪 を 背負 ってくれたという 「 お 話 」 を 、 なぜ 信 じるなどということができるだろう ? 。
隣人愛 だけは 、 私 は 普遍化可能 なものとして 評価 するけれども 、 隣人愛 を 実行 するために 教徒 になる 必要 はない
- 046 。
トルストイ の 『 神父 セルゲイ 』 だってもっと 強烈 な 欲望 と 戦 っていたではないか ? 。
そして 、 なぜ 神仏 を 措 いて キリスト 教 だけが 称揚 されなければならないのか ? 。
。
『 塩狩峠 』 に 嫌悪感 や 疑問 を 感 じずにあっさり 賛同 してしまう 人 を 、 私 は 信頼 できない
- 047 る
。
自 らの 命 を 犠牲 にしてまで 人々 を 助 ける 主人公 、 そしてこの 話 が フィクション でないことに 大 きく 感銘 を 受 けました - 031 。
人 としての 真実 を 求 めた 彼 が 、 最後 にとった 行動 は 、 自分 を 犠牲 にして 人々 を 助 けるというものでした
- 048 。
長 く 長 く 続 いたその 困難 が 終 わりを 告 げ 、 やっと 待 ち 望 んだ 幸福 を 目前 に 、 人 はそんな 幸福 の 瞬間 すら 手 にすることなく 自分 の 命 を 終 わらせることができるものなのだろうか - 023 。
本書 は 、 絶対的正 しさなどないと 自覚 してこその 「 正 しくありたい 」 と 願 い 生 きることの 困難 さゆえの 尊 さを 示 してくれています
- 054 結末 は 読 む 前 からわかっているのでさほど 衝撃 を 受 けませんでしたが 、 “ 人 がその 友 のために 自分 の モデル がその 友 のために 自分 の 命 を 捨 てること 、 これよりも 大 きな 愛 はない ” という 言葉 の 重 みを 改 めて 感 じました
- 008 小説 的 には ストーリー も 結末 も 驚 くような 展開 はないけど , この 「 小説 のような 」 人生 の モデル が 実在 していたということに 感動 を 憶 え 一気 に 読 み 終 えた
- 054 本物 の 長野 政雄 は 信仰 に 厚 い 立派 な 人 だったそうですが 、 作者 はそういう 人物 をそのまま 描 いても 読者 にとっつきにくいと 考 えたのか 、 永野信夫 を 小 さい 頃 は キリスト 教嫌 いでさほど 道徳的 でもなかった 人物 とし 、 何 かを 信 じて 描 いています
- 013 ただ 、 信仰 を 持 つことへの 想 いを 初 めとし 、 何 かを 信 じて 生 きることや 誰 かのために 生 きること 、 そういった 姿勢 はときに 人 の 心 を 動 かすことや 何 かを 変 えるきっかけをつくるということを 学 びました
- 056 ュー をすべて 見 る
。
若 い 頃読 んでの 記憶 は 、 自己犠牲 の 話 としか 思 っていなかったが 。
20 年過 ぎてから 読 んだら 、 それだけでなくいくつもの 思 いや 哲学 が 綾 なしていた 。
一度読 んだ 本 でも 、 年齢 を 経 て 初 めて 理解 できるものがあると 再認識 させてくれた 本 - 017 そして 彼 の 生涯 を 再認識 するたびに 、 私 は 、 彼 から 大事 な 何 かをもらって 、 生 きていくことが 出来 るだろうと 思 います
- 057 塩狩峠 の 事故 の 後 に 親友 ( 兄 ) が フィアンセ ( 妹 ) に 告 げる 際 は 、 思 わず 胸 が 締 め 付 けられて 二人 の 感情 と 自分 の 感情 は 混 ざってしまう 程 です
- 061 あとこれを 読 み 終 わった 後 、 無性 に 塩狩峠 まで 行 ってみたいと 思 いました
- 058 。
主人公 も 初 めから キリスト 教徒 の 聖人君子 というわけではなく 、 逆 に アンチ の 立場 からの 目線 を 上手 く 描 けています - 041 少 なくとも 仏教 や 武士道 の 思想 を 浅薄 と 言 えるほど 、 現実 の キリスト 教徒 は 立派 ではない
- 061 「 塩狩峠 」 という 作品 は 元々 、 日本 基督教団出版局 というところが 出版 している 「 信徒 の 友 」 という 宗。雑誌 に 連載 された 作品 とのこと
- 062 。
村上春樹 の 「 約束 された 場所 で 」 で 感 じたような 後味 の 悪 さが 残 ります
- 062 。
聖教新聞 の 4 コマ 漫画 と 同 じで 、 プロパガンダ でもなく 、 。
「 信徒 による 、 信徒 のためのお 話 」 です
- 062 。
。
ただ 、 私 があえて “ ある 意味 ” と クオーテーション ・マーク で 括 った 訳 は 、 この 作品 には 素直 に 感情 移入 しにくい 素因 があるためです - 068 。
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ただ 、 私 があえて “ ある 意味 ” と クオーテーション ・マーク で 括 った 訳 は 、 この 作品 には 素直 に 感情 移入 しにくい 素因 があるためです
- 063 。
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物語 は 、 明治 42 年 2 月 28 日 に 、 塩狩峠 で 起 きた 鉄道 事故 で 、 主人公 が 「 犠牲 」 を 払 って 乗客 を 救 うに 至 るまでの 、 生 い 立 ちやその 成長 の 過程 における 心 の 動 きを 綴 っています
- 066 『 聖書 』 と 取 り 組 まなければ 、 太宰 が 繰 り 返 し 語 った 話 に 、 難破 した 水夫 の 好 きな 太宰治 の 作品 の 魅力 は 半減 していたことでしょう
- 066 たとえば 、 太宰 が 繰 り 返 し 語 った 話 に 、 難破 した 水夫 の 話 があります
- 067 人 の 生 き 方 、 愛 しい 人 への 純真 な 思 いは 決 して 高尚 な 描 き 方 ではなく 逆 に 素朴 であるのにそれが 却 って 深 く 心 に 迫 るものがあります
- 068 主人公 が 命 を 捨 てて 多 くの 農民 の 生命 ・ 生活 を 救 う 、 という 「 塩狩峠 」 と 共通 の テーマ の 短編 の 作品 である
- 068 列車 事故 で 主人公 が 自 らの 命 を 賭 して 多 くの 乗客 の 生命 を 救 う 、 という “ ある 意味 ” 感動 の 物語 りである
- 068 両作品 を 純粋 に 小説 として 比較 すると 、 その 内容 の 優劣 はあまりに 明白 であると 思 う
- 068 勿論 、 作者 の 確固 たる 意図 および 意思 なのでしょうが 、 その 宗教 感 があまりに 強 く 作品 から 表出 しているため 、 特定 の 宗教 の プロパガンダ 冊子 を 読 んだときに 感 じるあの “ 微妙 な 違和感 ” を 最後 まで 自分 の 意識 ( 感情 ) の 中 から 排除 することができませんでした
- 068 見 る
。
この 「 塩狩峠 」 には 、 小説 を 書 くにあたっての 大 きな モティベーション となった 明治 期 の 史実 がある
- 069 。
永野信夫 という 人物 と キリスト 教 にこだわる 読者 もいらっしゃると 思 うが 、 クリスチャン だから 自分 を 犠牲 にしたというならば 、 。
クリスチャン でない 車掌 だったらそのまま 乗客 とともに 死 を 選 ぶか 、 または 自分 だけ 助 かる 道 を 探 したというのだろうか ? 。
まずは 、 もし 自分 が 永野信夫 だったらという 事 を 年頭 に 置 いてお 読 み 頂 ければ 、 この 人物 の 真摯 な 生 き 方 がわかると 思 います
- 070 けれど 宗教 に 関係 なく 共通 して 伝 えるべきことが 、 この 小説 にはあるので 、 まっさらな 心 で 疑 いなく 読 んでほしい
- 022 よく 知 りもしないのに 、 全 ての 宗教 をまるで 秘密結社 のように 批判 するのはおかしい
- 071 本書 の 随所 に 引用 されている 聖書 の 教 えも 、 キリスト 信者 でなくとも 考 えさせられます
- 071 ただ 、 幾度 か 出 てくる 聖書 の 言葉 には 解説 などないので 理解 しづらいところもありました
- 073 。
それは 、 現代 社会 にあって 、 影響 力 を 失 いつつあるかのように 見 える キリスト 教 への 、 素朴 な リバイバル の 訴 えかけともなっている
- 073 。
北海道 には 他 にも 、 青函連絡船 が 遭難 した 際 に 宣教師 が 自己犠牲 によって 人々 を 救 ったり 、 一村 が 全部 キリスト 教 という クリスチャン 開。村 があったり 、 様々 な エピソード が 生 まれ 、 近代以降 の 北海道 バンド と 呼 ばれる 、 キリスト 教 の 大 きな 伝道 の 流 れが 生 まれている
- 073 。
自然 の 脅威 と 戦 ったり 、 文明化 を 進 めるために 人 と 人 が 協力 しあうような 社会 では 、 宗教 の 素朴 な 良 さ = 利他的精神 が 発揮 されやすい
- 073 北海道 から 生 まれた 三浦 綾子文学 を 、 こうした 流 れの 中 で 捉 えるのも 意義深 い
- 074 。
宗教 とかの 偏見 がない 時期 に 読 むと 素直 に 感情 移入 できると 思 います
- 076 ちょっと 違 うんではないかと ? キリスト は 自分 の 最 も 大事 なものを 人 にやってしまう 」 と 。
いうところは 強 く 違和感 を 人々 に 。
くれたというが キリスト 教 ってそんな 解釈 ? ? ? ここだけじゃなくて 随所 に 首 を 傾 げたくなる 。
解釈 があって 違和感 ばかりが 募 った - 076 ちょっと 違 うんではないかと ? キリスト は 自分 の 命 を 人々 に 。
くれたというが キリスト 教 ってそんな 解釈 ? ? ? ここだけじゃなくて 随所 に 首 を 傾 げたくなる 。
解釈 があって 違和感 ばかりが 募 った
- 077 小 さい 頃 は 生 きることをなんともなく 感 じていましたが 、 だんだんこの 歳 になってくると 、 「 生 きるってどういうことだろう ? 」 と 答 えのみつからない 疑問 が 浮 かんできました
- 054 私 がそのような 生 き 方 をできるかと 問 われたなら 、 「 たぶんできない 」 と 答 えるしかありません
- 085 私自身 、 何 か 宗教 を 持 っていませんが 、 この 主人公 : 永野信夫 の 自分 の 心 を 見 つめる 目 のまっすぐさは 、 私自身 に 多 くのことを 伝 えてくれます
- 002 人 を 下 げすんだり 、 欲望 に 征服 されそうになったこともある 信夫 だったからこそ 、 読 んだ 私 たちには 彼 の 生 き 様 が 頭 から 離 れないのだ
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