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    • 0。
      ある とき家に帰るとこの本がありました。
      犬好 きな私はすぐに読みまし た。
      読み終わったあとすぐに寝ている愛犬 の近く入院していた私の父は、見舞いに行くたびに、自宅で飼って いる老犬がまだ生きて いるかと尋ねてきました。
      家族 の為に働いた私の父は、見舞いに行って頭を撫でました。
      無防備に私を信頼して撫でられている姿を見ながらじつは無責任 で、。
      こいつか必ず来る別れの瞬間を考えて ました。
      。
      犬を飼い生活 が豊かに楽しくなったのかと言うと・・。
      判ってはいいけれど。
      たくさんの楽しい 時間をもらっているけれど。
      逆に別れが怖くなってしまいました 。
      。
      冗談半分で愛犬 に対して 「おれより長生きしろよ」と言ったら。
      それを聞いていた嫁さんに「だめだよ誰が面倒みるの?」といわれてしまいました 。
      その時ああ「犬を飼う 」ことの責任 を分かってた自分 には抗いようで。
      今まで軽く考えて いたなとはっと気づかされました。
      。
      かけがえのない、愛犬 との時間を、いつかくる別れの時間まで大切に。
      そんな ことを考えさせられた本です

  • 0012   。
    その 時 ああ 「 犬 を 飼 う 」 ことの 責任 を 分 かってたようで 。
    今 まで 軽 く 考 えていたなとはっと 気 づかされました
    • 012   。 いや 、 「 君 の 思 うとおりやりなよ 、 フォロー するから 」 という 優 しい 言葉 でずっと 責任 を 回避 してきたのだ

  • 001   ュー をすべて 見 る 。
    犬 を 飼 い 生活 が 豊 かに 楽 しくなったのはいいけれど 。
    たくさんの 楽 しい 時間 をもらっているけれど 。
    逆 に 別 れが 怖 くなってしまいました
    • 062   ュー をすべて 見 る 。 。関連 の 本 はよく 泣 いてしまうのですが 何 か 泣 けない

  • 002   。
    こんなこと 私 の 人生 で 決 して 起 こり 得 ないであろうと 思 っていた 『 物語 で 泣 く 』 という 体験 が 、 『 奇跡 』 が 、 この １２５ ページ のうち ８０ ページ の 歪 んでいく 社会 、 変化 する 時 の 流 れにに 対応 できず 家族 や 社会 からも 見捨 てられ 、 それでも 自分 の 生 き 方 、 性質 ( 愛 する 存在 を 決 して 放棄 しない 、 見捨 てない
    • 002   この 二人 の 話 は 物語 ですが 、 今 の 日本 では 起 こりうる 話 なんじゃないかと 思 いました

  • 003   。 この 、 決 して 裏切 らない 、 まっすぐ な 瞳 、 そして 、 温 かなぬくもりだけは

    • 003   。 だんだん 病気 は 重 くなり 、 とうとう 所持金 は 底 をつくけれど 、 。 福祉 に 駆 け 込 めば 即入院

      • 003   。
        読 み 終 わると 思 わず 、 自分 ちの 犬 を 泣 きながら 抱 きしめてしまう 、 そんな 本 でした
        • 003   。 そして 、 おとうさんを 慕 う 犬 がけなげすぎて 、 可愛 いすぎて 、 たまらない 気持 ちになります
        • 003   。 読 み 終 わると 思 わず 、 自分 ちの 犬 を 泣 きながら 抱 きしめてしまう 、 そんな 本 でした

      • 004   。 ■ その 後 、 忠犬 は １ 年以上 そばを 離 れず 、 野犬 として 頑張 るが 、 彼 にも 悲 しく 厳 しい 運命 が 待 ちかまえていた — —

        • 004   「 普通 の 人 が 理不尽 な 目 に 合 う 厭 な 世 の 中 」 への 作者 の 静 かな 告発 が 描 かれている

          • 004   無精 ヒゲ ぼうぼうのその 表情 は 壮絶 だが 、 潔 い 覚悟 が 見 えて 、 胸 をかきむしる

            • 005   奥津 は 十全 に 愛 してやれなかったかつて の 。犬 への 悔恨 の 念 から 、 飼主 の 為 に 憐 れに 死 んだ 犬 を 弔 ってやりたい と 身元 を 明 らかにするため 奔走 する

              • 005   ドライ な 仕事 者 として 有能 ながらも 、 祖父母 の 残 した 家 で 本 を 慰 めに 静 かだが 孤独 な 生活 を 送 る 奥津

                • 005   。 誰 からも 顧 みられず 共感 も 得 られないだろう 無責任 なお 父 さんの 死 が 、 犬 を 媒介 として 、 孤独 に 生 きて 来 た 人間 のそれからの 人生 に 灯 を 灯 す

                  • 006   。
                    。
                    お 父 さんの 不幸 っ プリ を 演出 しているお 母 さんですが 、 見放 したのは 両親 の 介護 や 育児疲 れや 愛情 の 薄 れだと 思 います
                    • 026   。 。 お 父 さんの 不幸 っ プリ を 演出 しているお 母 さんですが 、 見放 したのは 両親 の 介護 や 育児疲 れや 愛情 の 薄 れだと 思 います

                  • 007   。 作者 もあとがきに 書 いているが 、 主人公 は 多少不器用 である けれど 。 普通 に 過 ごしてきた 人 である

                    • 007   。 世 の 中 に スピード に 乗 らなきゃ 生 きて 行 かなきゃ 生 きて 行 けないぜ 的時流 の 今 。 一度立 ち 止 まってじっくり 読 みたい 一冊

                      • 011   。
                        しかし 、 この 本 を 最後 まで 読 んで 感 じた 自分 の 心 を 素直 に 受 け 止 めたい
                        • 034   。 現実 や 理性 に 捉 われずに 、 ただ 心 で 感 じながら 読 むと 良 いと 思 います

                      • 012   。
                        ただ 男 に 愛 されたことが 嬉 しくて 、 一緒 に 車 に 乗 ったことが 嬉 しくて 、 遊 んでくれることが 嬉 しくて 、 待 っていることが 嬉 しくて
                        • 012   。 ただ 男 に 愛 されたことが 嬉 しくて 、 一緒 に 車 に 乗 ったことが 嬉 しくて 、 遊 んでくれることが 嬉 しくて 、 待 っていることが 嬉 しくて

                      • 012   去年父 が 相談 しても 一緒 に 考 えず 、 丸投 げで 、 相手 を 尊重 するふりをしながら 支 えあうという 一番基本的 なことを 放棄 してきた — — — 誰 しもがもしかしたらはっと 思 い 当 たるかもしれないそんな なにげない 日常 の 透明 な 傷 がつもりつもって … … … 男 は 最後 に 全 てを 失 って 放 り 出 された
                        • 036   去年父 が 死去 、 16 年間生 きてくれた 愛犬 、 医療機関 で 働 き 「 死 」 を 見 てきた 自分 、 そして 欲 しいとせがんだ 犬 の 世話 を 両親 に 丸投 げした 自分 、 何 か 共通点 が 多 いです

                      • 013   。
                        これから 犬 をお 互 いがお 互 いを 必要 として ， 一緒 に 居 る 事 が 自然 で ， 二人 で 居 る 事 が 幸 せだったんだな
                        • 013   お 互 いがお 互 いを 必要 として ， 一緒 に 居 る 事 が 自然 で ， 二人 で 居 る 事 が 幸 せだったんだな

                      • 013   。
                        また ， 今 ， 犬 をお 飼 いになられている 方 ， もう 一度 ， ご 自宅 のわんこを 見 てみてください
                        • 059   大変 シニカル な 寓話 と 捉 えるならまだしも 、 このお 父 さんのような 人 は 犬 を 飼 ってはいけません
                        • 065   漫画 という 寓話 ですが 、 相思相愛 の ハッピー エンド はなんてご 都合主義 な 結末 なんだ …

                      • 014   。 他 の 人 も 書 かれていましたが 、 ２０ 歳 くらいであれば 、 お 涙頂。物 としか 感 じないかもしれません

                        • 015   。 余命 いくばくもない ｢ おとうさん ｣ と 飼 い 犬 ｢ ハッピー ｣ の 最後 の 旅 を 描 いた 、 ロード ムービー 風作品

                          • 016   。 末期 がんで １ 年近 く 入院 していた 私 の 父 は 、 見舞 いに 行 くたびに 、 自宅 で 飼 っている 老犬 がまだ 生 きているかと 尋 ねてきました

                            • 016   。
                              そんな とき 、 この 作品 を 読 んで 、 自分 の 気持 ちが 少 し 救 われた 気 がしたのです
                              • 016   。 そんな とき 、 この 作品 を 読 んで 、 自分 の 気持 ちが 少 し 救 われた 気 がしたのです

                            • 016   。
                              みんなが 書 いているように 、 主人公 のおとうさんは 、 福祉 に 頼 ったり 、 施設 へ 行 くなどの 方法 があったとしても 、 最後 まで ハッピー と 一緒 にいたかったんだろうと 思 います
                              • 034   。 一方 で 、 ハッピー にとっては 、 人間 の エゴ に 振 り 回 された 過酷 な 一生 であったかもしれません

                            • 016   。
                              若 いときのように 自分 に 結 び 付 けて 小説 や 漫画 を 読 むことはなくなり 、 昔 ほど 感情移入 することもなかった 昨今 ですが 、 この 漫画 ではちょっとした 犬 のしぐさにも 泣 けてしまうのでした
                              • 061   というのも 前述 したとおり 、 話 が 王道過 ぎて 結末 が 予想 でき 、 話自体 も 短 いため 登場人物 に 感情移入 できなかったせいもある

                            • 016   それから ２ 週間 、 父 は 寝 たきりの 体 なのに 、 なんとか ベッド から 起 き 上 がっては 、 犬 を 抱 いたり 食事 をあげていました
                              • 005   まっすぐ で 衒 いの 無 い 犬 の 情感 を 以 って 描 かれると 、 やっぱり 犬 を 飼 ってた 自分 には 抗 いようが 無 い

                            • 016   抗 がん 剤 も 効 かなくなり 、 ホスピス へ 移 るよう 病院 から 言 われた 時 に 父 は 、 在宅介護 にしてほしい 、 自宅 で 犬 と 一緒 にいたいと 希望 しました
                              • 016   父 が 亡 くなったとき 、 あまりのあっけなさに 、 ホスピス へ 行 っていれば 、 もう 少 し 長生 きできたのではと 、 悔 やむ 気持 ちでいっぱいでした

                            • 016   私 には 、 まだ 自分 勝手 な 話 と 取 られかねない 本編 の 家族 もいれば 、 実家 に 残 された 母 も 老犬 も 元気 なので 、 後日談 の 日輪草 とは 、 違 った 状況 ですが 、 老 いていく 犬 や 家族 の 話 は 、 自分 のことのように 読 みました
                              • 005   そんな 予感 を 残 して 終 わる 後日談 は 、 都合良 い 自分 勝手 な 話 と 取 られかねない 本編 の 純粋 な 核 を 輝 かせ 、 お 父 さんと ハッピー への 優 しい 鎮魂歌 となった

                            • 018   見 る 。
                              リストラ・ 離婚 で 家族 からも 社会 からも 見捨 てられたお 父 さんですが 、 犬 だけは 、 そんな ことはまったく 関係 なく 、 心 のそこからお 父 さんを 慕 って 愛 しています
                              • 018   見 る 。 リストラ・ 離婚 で 家族 からも 社会 からも 見捨 てられたお 父 さんですが 、 犬 だけは 、 そんな ことはまったく 関係 なく 、 心 のそこからお 父 さんを 慕 って 愛 しています

                            • 020   。 リアリティ ー 、 泣 かせのあざとさ 、 犬好 き 狙 い 、 。 そんな ことに 口 を 出 すのは 野暮 ってものです

                              • 020   。 。 この 本読了後 、 寝 たきりの 犬 に 犬用 の 車 いすを 注文 してしまいました

                                • 020   普段 のほんわかした 癒 し 系 の 絵 に 油断 していたら 、 。 痛 い 時 、 苦 しい 時 の 絵 の 修羅 っぷりに 度肝 をぬかれます

                                  • 022   。 それにしても 掲載雑誌 の ＜ 漫画 アクション ＞ はこの 「 。守 る 犬 」 にせよ 、 こう の 史代 の 名編 「 夕凪 の 街 、 桜 の 国 」 にせよ 突如 このようなとてつもない 作品 を 放 つので 油断 がならない 、 と 思 う 今日 この 頃

                                    • 022   。 ただ 、 この 押 し 付 けがましくそのうえ 醜 いほど 浅 ましい 『 感動 』 とやらを 与 える 偽。物。郡 と 決定的 に 違 うのはこの 作品 にはそんな 『 感動 』 など 無 い

                                      • 022   。 ・・・・しかし 『 感動 』 『 感動 』 などと 連続 して 書 くとこの 物語 が 実 に 陳腐 で 嘘臭 いものに 見 えかねない ( もちろんそんな ことでこの 物語 自体 の 本質 は 決 して 変 わりはしないが ) のでここで タイピング をあと 数行書 いて 終 えることにする

                                        • 022   。
                                          押 し 付 けるものなど 何一 つ 存在 しない 、 この シンプル で 、 非情 なまでに 悲 しく 、 とてつもないほど 温 かい 、 矛盾 したまるで 人生 のように 不条理 で 矛盾 したこの 「 切 ない 物語 』 が 揺 リ 動 かす 読者 の 感情
                                          • 022   。 押 し 付 けるものなど 何一 つ 存在 しない 、 この シンプル で 、 非情 なまでに 悲 しく 、 とてつもないほど 温 かい 、 矛盾 したまるで 人生 のように 不条理 で 矛盾 したこの 「 切 ない 物語 』 が 揺 リ 動 かす 読者 の 感情

                                        • 022   こんな マトモ な 人 が 今 の 世 の 中 、 本当 に 見 れなくなってきた ) を 変 えようとしない 不器用 で 優 しい 中年 男 「 おとうさんには 「 生 きる 知恵 」 とただひたすら に 無垢 で 純粋 な 飼 い 犬 「 ハッピー 」 の 『 出会 い 』 と 『 旅 』 と 『 死 』 と 『 再会 』 の ストーリー に 起 こったのだ
                                          • 064   。 。 若年 ならともかく 、 社会 を 乗 り 切 ってきた 中年 なのにお 父 さんには 「 生 きる 知恵 」 と 「 生 きる エネルギー 」 を 感 じない

                                        • 023   生活 保護 とかいろいろ 手 はあったはずと 私 も 思 いますが 、 たぶん 流 されるままずーーっと 生 きてきて 、 そうじゃなくなった 時 に 特 に 何 かする 気 にもならず 、 どうにかなるんじゃないかなって 思 ってたんじゃないだろうか

                                          • 025   家族 に 見放 された 「 おとうさん 』 『 おとうさん 』 『 おとうさん 』 一人 と 一匹 の 絆 をお 互 いに 最後 まで 疑 うことなく 真 っ 直 ぐ 信 じ 続 けた 『 おとうさん 』 と 『 ハッピー がいるのなら 死 を 捨 てて 行 けば 他 にもっと 生 きていきようがあったのに 、 幸 せだった … … と 心 かうことになったら 願 いたい
                                            • 009   お 財布 と 一切 の 家財道具 、 そして 「 ハッピー 」 を 連 れて 故郷 に 旅 に 出 る 、 おとうさん
                                            • 009   おとうさんと ハッピー のように 、 私 もいつか 犬 の 元 へ 向 かうことになったら 、 久 しぶりにおさんぽできたらいいな
                                            • 009   寒 くなって 食 べる 物 にありつけなくなっても 、 お 父 さんの 体力 が 衰 えてかまえなくなっても 、 おとうさん 、 おとうさんと 慕 う ハッピー がたまらなくいじらしかったです
                                            • 010   おとうさんと ハッピー のために 泣 いてあげるしかできない 自分 がたまらなく 切 なかった
                                            • 025   『 ハッピー 』 を 捨 てて 行 けば 他 にもっと 生 きていきようがあったのに 、 『 おとうさん 』 は 飽 くまで 『 ハッピー 』 と 一緒 に 居 る 道 を 選 ぶ
                                            • 025   『 おとうさん 』 『 おとうさん 』 『 おとうさん 』 一人 と 一匹 の 絆 をお 互 いに 最後 まで 疑 うことなく 真 っ 直 ぐ 信 じ 続 けた 『 おとうさん 』 と 『 ハッピー 』 は 、 幸 せだった … … と 心 から 願 いたい
                                            • 030   ( そうだったらもっと 必死 になるはずだから ) それかもう 余命 を 知 っていて 最後 に 大好 きな ハッピー と 一緒 にいたかったのかもしれない 、 それはおとうさん 本人 にしかわからないから 何 とも 言 えませんけどね
                                            • 065   この 漫画 のお 父 さんもしかり 、 ハッピー がいるのなら 死 を 受 け 入 れず 抗 って 欲 しかった

                                          • 026   。
                                            この 物語 の ベクトル としては 過去 に 発表 された 「 忠犬 ハチ 公 」 やら 「 南。
                                            物語 」 やらの 『 人 と 動物 の 絆 』 とやらとなんら 変 わりが 無 い
                                            • 022   。 この 物語 の ベクトル としては 過去 に 発表 された 「 忠犬 ハチ 公 」 やら 「 南。物語 」 やらの 『 人 と 動物 の 絆 』 とやらとなんら 変 わりが 無 い

                                          • 026   コミック 冒頭 に 記 されているので 。
                                            読者 は 結末 を 伝 えているため 、 ある 意味 ハラハラ しないが 、 結果 が 分 かっているゆえにその 結末 は 涙 と 鼻水 の オンパレード になること 間違 いない
                                            • 051   。 その ラストシーン が 、 物語 の 冒頭 に 記 されているので 。 読者 は 結末 をまず 知 って 、 そこへ 向 かっての 物語 を 追体験 する 形

                                          • 027   。 作品 中 の 「 小泉改革 〜 」 じゃないが 、 何 にせよ 心 がせまい 人 が 増 えたのだなあと 思 う

                                            • 031   。
                                              仕事 に 対 するある 種 ドライ で ビジネスライク ？ な 姿勢 ゆえに 優秀 な ケースワー カー であり 、 職場 の 同僚 や 生活 保護 の 受給者 からは 頼 りにされている 奥津 である が 、 彼 には 友人 はひとりもない
                                              • 032   。 仕事 に 対 するある 種 ドライ で ビジネスライク ？ な 姿勢 ゆえに 優秀 な ケースワー カー であり 、 職場 の 同僚 や 生活 保護 の 受給者 からは 頼 りにされている 奥津 である が 、 彼 には 友人 はひとりもない

                                            • 032   。 早 くに 両親 をなくし 祖父母 にそだてられた 彼 は 、 この 30 年 というもの 、 祖父母 の 残 してくれた 古家 と 1968 年生 まれの 車 ( 初代 ブルーバード ！ ) の メンテ に 余念 がない

                                              • 032   。 。 そんな 奥津 が 、 遺体 となって 発見 された 中年 男性 が 残 した 一片 の 伝票 に 誘 われ 、 いつもの 彼 らしくもなく 、 休暇 をとり ポンコツ の 愛車 を 駆 って 、 死 んだ 男性 と 犬 のふたり 旅 を 逆方向 にたどることを 思 い 立 つ 、 、 、 。 。 深 い 喪失感 からくる 静 かな 孤独 を 生 きる 奥津 が 、 かつて の 彼自身 の 飼 い 犬 との 思 い 出 に 支 えられながら 、 旅 の 中 で 死者 たちの 生前 の 幸福 を 確認 する

                                                • 032   。 。 。 ・・・ 実 は 、 死 んだ 「 おとうさん 」 と 奥津 と 作者 （ 村上 たかし ） と 評者 は 、 ほぼ 同年代

                                                  • 033   賛否両論 ある とは 思 いますが 、 読 んで 良 かったと 思 います 、 やっぱり 猫 より 犬 が 好 きだー ! 犬 ものって 何 でこんなに 泣 けるんだー・・
                                                    • 040   でも 犬 が 可愛 くて 可愛 くてきゅうっと 胸 が 熱 くなり 、 ただただ 涙 が 出 てきます

                                                  • 034   。 心情 をここで 色々語 るのは 意味 が 無 いと 思 うので 止 めておきますが 、 一読 をお 勧 めしたい 本 です

                                                    • 034   。
                                                      。
                                                      病気 がきっかけで 、 絶望的 な 状況 へと 道 なりに 歩 んでいくしかなかったお 父 さんにとって 、 。
                                                      一途 に 慕 う ハッピー は 、 強 い 強 い 心 の 支 えとなったことでしょう
                                                      • 034   。 。 病気 がきっかけで 、 絶望的 な 状況 へと 道 なりに 歩 んでいくしかなかったお 父 さんにとって 、 。 一途 に 慕 う ハッピー は 、 強 い 強 い 心 の 支 えとなったことでしょう

                                                    • 035   。 その 1 人 と 1 匹 が 物語 り 冒頭 でしめされた 終末 へとすすむ ロード ストーリー

                                                      • 036   ビュー をすべて 見 る 。
                                                        新聞 の 片隅 に 、 向日葵 に 囲 まれた 白 い 犬 の 表紙 の 絵 を 見 た 瞬間 ! 絶対 に 泣 ける ! と 即効 で アマゾン に 注文 しました
                                                        • 036   ビュー をすべて 見 る 。 新聞 の 片隅 に 、 向日葵 に 囲 まれた 白 い 犬 の 表紙 絵 を 見 た 瞬間 ! 絶対 に 泣 ける ! と 即効 で アマゾン に 注文 しました

                                                      • 037   。
                                                        基本 『 ハチ 公物語 』 や 『 フランダース の 犬 』 をはじめ 、 飼 い 主 と 犬 の 信頼 や 忠実 さが 描 かれている 物語 が 大好 きで 、 TV で 『 。
                                                        守 る 犬 』 が 紹介 されていて 早速購入 しました
                                                        • 014   。 ダカーポ での 評価 を 見 て 早速購入 したのですが 、 真面目 に 泣 けます

                                                      • 037   『 おとうさん 』 の 不器用 な 人柄 や 、 『 ハッピー 』 の 忠実 さ・ 健気 さが 痛 いくらい 伝 わりました

                                                        • 042   。
                                                          。
                                                          あとがきで 作者 自身 が 述 べておられる 通 り 、 主人公 のお 父 さんがなんでこんな 目 に 合 わなければいけないのかが 漫画 を 読 んだだけでは 良 く 解 らないのですが 、 これは 本作 の 途中 が 飼 い 犬 の ハッピー の 主観 になっていて 、 当然犬 だから 理解 できず 、 あれよあれよと 言 う 間 にご 主人様 が 最下層 に 陥 ってしまった 自覚 も 無 く … 、 と 勝手 に 理解 して 居 ります
                                                          • 045   。 。 あとがきで 作者 自身 が 述 べておられる 通 り 、 主人公 のお 父 さんがなんでこんな 目 に 合 わなければいけないのかが 漫画 を 読 んだだけでは 良 く 解 らないのですが 、 これは 本作 の 途中 が 飼 い 犬 の ハッピー の 主観 になっていて 、 当然犬 だから 理解 できず 、 あれよあれよと 言 う 間 にご 主人様 が 最下層 に 陥 ってしまった 自覚 も 無 く … 、 と 勝手 に 理解 して 居 ります

                                                        • 045   作者 、 村上 たかしさんは 可愛 い 動物 がえぐい 下 ネタ を 連発 する 4 コマ 漫画 の 印象 が 強 かったのですが 、 本作 は 初 めてお 笑 い 無 しの ストーリー 漫画 に 挑戦 をした 意欲作 です

                                                          • 047   。 。 しかしこの 作品 は 、 悲劇 のための 悲劇 、 いわゆるお 涙頂戴 モノ にすぎない 、 。 という 見方 もできます

                                                            • 051   。 ある 日 、 妻 から 一方的 に 離婚 を 言 い 渡 され 。 財産分与 でほとんどのお 金 が 無 くなる

                                                              • 051   。
                                                                。
                                                                お 父 さんのやるせなさと 、 。
                                                                犬 のまっすぐ な 思 い （ 人間 側 の 勝手 な 思 いだが ） が 、 。
                                                                何 とも 言 えない 切 ない 気持 ちにさせる
                                                                • 047   。 タイトル の 『 。守 る 犬 』 がどういう 意味 なのか 冒頭 で 紹介 されているのですが 、 。 その 説明 を 読 んだだけでも 切 なくなります

                                                              • 051   。
                                                                。
                                                                若干 、 「 ナマケモノ 〜 」 の ペンタッチ が 残 っているのが 。
                                                                気 になりますが 、 犬 がかわいいので 許 せます ｗ
                                                                • 013   でも ， 私 は 辛 いけども 犬 と 一緒 にいる 幸 せがたくさん 詰 まったお 話 だと 感 じました
                                                                • 032   本編 の 続編 や 後。潭 と 呼 ぶこともできる 作品 だが 、 私 としてはこれを 「 。守 る 犬 」 の “ 後編 ” である と 見 たい

                                                              • 053   。 愛犬 ２ 匹 を 看取 った 私 としては 、 こう いう 飼 い 主 が 赦 せないので 、 冷静 に 読 むことができませんでした

                                                                • 053   。 また 、 それを 美談 として 「 泣 けた 」 と 感動 する 感性 も 、 男 の ダメ 美学 に 感動 する 感性 も 、 理解 できないのです

                                                                  • 056   。
                                                                    。
                                                                    あまり 内容 に 触 れると 魅力 が 減 ってしまうため 。
                                                                    ストーリー 部分 は 実際 に 読 んでみて 欲 しいところだが 、 。
                                                                    こちらも 完全からな 別作品 ではなく 、 「 。
                                                                    守 る 犬 」 の 内容 を 。
                                                                    別 の 視点 で 表現 された 作品 は 珍 しくないものの 、 。
                                                                    主人公 の 犬 にはわからなくても 読 んでいる 読者 には 。
                                                                    家族 がどういう 状況 に 置 かれているか 読 み 取 れる 部分 に 切 なさがある
                                                                    • 056   。 。 本編 以外 に 「 日輪草 」 という 作品 も 収録 されているが 、 。 こちらも 完全 な 別作品 ではなく 、 「 。守 る 犬 」 の 内容 を 。 別 の 視点 から 表現 した 作品

                                                                  • 056   る 。
                                                                    犬ですが 、 後味 の 悪 い 悲 しい 物語 好 きなら 誰 でも 犬 に 話 しかけ 、 。
                                                                    会話 を 理解 してもらっている 気 になった 経験 がある が 。
                                                                    それを 実際 に マンガ の モノローグ で 表現 し 、 。
                                                                    犬好 きが 想像 する 通 りの 犬 の 頭 の 中 が 描 かれている
                                                                    • 021   る 。 大 の 犬好 きですが 、 後味 の 悪 い 悲 しい 物語 なら 読 みたくないと 思 いつつ 。 素敵 な 表紙 を 見 てどうしても 欲 しくなり 、 帰 って 読 むのが 待 ちきれなくて 。 スタバ で 読 みました

                                                                  • 056   見 る 。
                                                                    。
                                                                    ある 一家 の 父親 と 、 その 飼 い 犬 を 主人公 に 。
                                                                    犬 の 視点 から 父親 の 生活 を 描 いた 作品
                                                                    • 061   。 全二話構成 で 始 めが 旦那 と 犬 の 物語 で 、 後半 が 死 んだ 後始末 を 担当 する ケースワー カー の 話 が 収録 されている
                                                                    • 064   p ; 。 。 おとうさんと ハッピー ( 犬 ) の 物語 である

                                                                  • 057   。
                                                                    。
                                                                    もしも 自分 が 重 い 病気 などに 。
                                                                    かかってしまったら 、 。
                                                                    犬 をいったいどうすればいいのか 。
                                                                    悩 む 毎日 です
                                                                    • 020   。 信 じて 見 つめる 眼 とでもいうのでしょうか 、 ただのかわいらしい 絵 ではなく 、 。 眼力 をもった 犬 を 描 きます

                                                                  • 058   。 。 ただ 、 「 帰 る 場所 」 があっての 旅人 ですけれど . . . （ 帰 る 場所 の 解釈 は 人 それぞれ ） 。 。 助演男優 に 、 ３９ 年。日産 「 青 い 鳥 」

                                                                    • 060   。
                                                                      。
                                                                      あらすじは 、 。
                                                                      「 自堕落 に 生 きてきたために 家族 を 紹介 すると 。
                                                                      拾 ってきた 男 が 、 あてのない ドライ ブ に 出 た 末 に 、 唯一残 された 飼 い 犬 と 野垂 れ 死 ぬ 」 である
                                                                      • 060   。 。 あらすじは 、 。 「 自堕落 に 生 きてきたために 家族 を 失 った 男 が 、 あてのない ドライ ブ に 出 た 末 に 、 唯一残 された 飼 い 犬 と 野垂 れ 死 ぬ 」 である

                                                                    • 060   家財 を 全 て 売 ってまで 犬 の 手術代 を 出 す 人情 は 持 ち 合 わせているが 、 一人 で 死 ぬことができずに 犬 を 道連 れにすることが 許 せない

                                                                      • 061   読 んだ 感 じとしては 映画 の 「 ハチ 公物語 」 と 「 イントゥザワイルド 」 を 足 して 二 で 割 った 感 じ

                                                                        • 063   結局 野垂 れ 死 んで 無縁仏 、 車 も 山 の 中 に 放置 されっぱなし 、 。 結局 その 後始末 を 誰 かにさせる

                                                                          • 064   。 。 警官 にお 金 を 借 りても 良 い 、 生活 保護 もあったろう 、 親戚 へ 電話連絡 も 出来 たでしょう …

                                                                            • 064   。 書 き 出 しで 結末 が 想像 できる 展開 は 、 「 イン・トゥ・ザ・ワイルド 」 の 原作 を 思 い 起 こされる

                                                                              • 065   全 ての ★ はみんなそれぞれ 違 うけど ハッピー は 可愛 いかった ! ( 2 コ だけど ) お 父 さんは 真面目 に 生 きた 人間 でしょうけど 、 仕事 に 関 しても 、 家族 の 事 に 関 しても 少 しの 努力 もなかった
                                                                                • 025   『 ハッピー 』 と 車 に 乗 り 、 『 ハッピー 』 と ドライ ブ をし 、 『 ハッピー 』 とごはんを 食 べて 『 ハッピー 』 と 寝 る
                                                                                • 030   この 本 を 読 んで 思 う 事 はみんなそれぞれ 違 うけど ハッピー エンド か バッドエンド に 別 れる 気 がする
                                                                                • 065   しかし ハッピー は 可愛 いかった ! サイドストーリー の 「 日輪草 」 は 良 いお 話 でした
                                                                                • 065   全 ての ★ は ハッピー へ ! ( 2 コ だけど ) お 父 さんは 真面目 に 生 きた 人間 でしょうけど 、 仕事 に 関 しても 、 家族 の 事 に 関 しても 少 しの 努力 もなかった

                                                                              • 065   服 をきた シーズー 、 一時人気 の ゴールデンレトリバー 、 品 のある シェパード 、 人 なつっこい 犬 、 怯 える 犬 、 愛 くるしい 仔犬

                                                                                • 067   。 そして 、 なぜ 編集者 はこんな 愚行 を 許 したのか 、 版元 の 判断 が 理解 に 苦 しみます

                                                                                  • 067   。
                                                                                    この 絵 と ストーリー のなかで 、 読者 は 自分 なりの 想像 を 膨 らませて 各々 の 幸。
                                                                                    観 を 再確認 できればいいものなのでしょうが 、 作者 が 「 この 人 は 幸福 に 違 いない 」 などと 最後 に 説明 されるのですから 、 どんな 感動 も 冷 めてしまいます
                                                                                    • 067   。 この 絵 と ストーリー のなかで 、 読者 は 自分 なりの 想像 を 膨 らませて 各々 の 幸。観 を 再確認 できればいいものなのでしょうが 、 作者 に 「 この 人 は 幸福 に 違 いない 」 などと 最後 に 説明 されるのですから 、 どんな 感動 も 冷 めてしまいます

                                                                                  • 069   あの 世界 第二次大戦 を 家族 を 守 るため 必死 の 思 いで 戦場 にに 散 った 多数 の 同胞 の 子孫 が 、 このような 情 けない 男 に 共感 をしてはならないと 思 う

                                                                                    • 071   。 この 手 の 本 は 、 西原理恵子 の 『 いけちゃんとぼく 』 等 で 散々懲 りてるけど 、 手 に 取 ってしまった

                                                                                      • 071   。 お ハナシ の 中 だから 美談 で 済 まされる 部分 ってのも 大 きいと 思 うよ
                                                                                        研究 開発