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Amazon.co.jp： カスタマーレビュー: 恋愛中毒 (角川文庫)

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愛しい 8%     恐い 4%     多い 15%     少ない 5%     怖い 20%     苦しい 5%     何気ない 4%     切ない 7%     悲しい 5%     面白い 18%     悪い 7%     惹く 7%     尽くす 5%     読み返す 8%     はまる 10%     引き込む 8%     陥る 7%     読む 68%     違う 11%     出会う 4%     伝わる 10%     終える 7%     淡々 4%     二度と 4%     一気に 11%     決して 8%     なるほど 4%     こういう 13%     どんどん 7%     けっこう 4%     とても 17%     あまり 14%     そういう 11%    

  • Total Integration
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      女心の一面を鋭く捉えていて、名作だと思って いたけれど、恋愛小説 というよりはスリリングなサイコな気がしましたいところですが、最後 のほうになった手前恐くなるほど でした。
      とか言いつつ、もう１０回以上読み返してしまいます。
      ストー リーの展開 がとにかくうまい！！。
      話の途中 までは主人公 ほどでは，３０歳を過ぎた離婚歴 ありませんが、私自身 も過去 に、男を深く愛しすぎ て泥沼 に陥ってしまいました 恋愛を扱ったことがありますこの作品 は、それを、多分、自分 はこんなに何度も読み返しても楽しめ、そして読む ごとにまた違う 感想 を持つ本はなかなかないと思いま す 。
      恋愛って深い、、と思い知らされる作品 でも誰にでも こういった過去 の心の襞をはっきりと離婚届を出した日の思い出させるもので、胸が痛くなりと読み進めていくことができるところがたくさんありました。
      今分析するに、主人公 や私が泥沼 にはまってしまった原因は、多分自分 に自信がなかったり、愛されたという実感がなかったこと、「愛と性を結びつける日本の教育と、現実 がそうではないという事実」にあるように思いま す 。
      私も主人公 同様、もう二度と 恋愛はしないと誓い、今では子供と自分 を愛する事に徹しています恋愛を素晴らし いものだと、私は決して 思いま せん恋愛を賞賛する作品 が見たいなもんだと思う読者 や評論家は、多い 中、恋愛の真実を書いてい るという点で、私はこの作品 を高く評価します

  • 001   。
    この 主人公 は 、 自分 は 他者 を 愛 しすぎる 、 それが 人生 を 破滅 させる 、 と 思 い 込 んでいるが 、 実 は 全 く 他者 を 愛 してはいないし 、 恋 してもいない
    • 001   。 主人公 ほどではありませんが 、 私自身 も 過去 に 、 男 を 深 く 愛 しすぎて 泥沼 に 陥 ってしまったこと があります
    • 004   。 この 作品 では 、 主人公 が 次 に 何 をやらかすか 、 どんな 重大 な 隠 し 事 をしているか 、 が キモ である

  • 002   。 読者 を 煙 に 巻 くような 自意識過剰 な 作家 が 多 い 昨今 、 読者 に 対 するこの 真 っ 正直 さがとても 心地 よい

    • 002   。 小手先 の 美 しさや テクニック ではなく 、 人 の 心 の 襞 を 丹念 に 、 正直 に 、 ストレート に 描 ききっています

      • 002   。
        そうした 己 の 眼 をそむけたい 部分 を 逆手 にとって 、 傑作 を 書 いた 山本 は 大 した 女 だ
        • 004   。 そうした 己 の 眼 をそむけたい 部分 を 逆手 にとって 、 傑作 を 書 いた 山本 は 大 した 女 だ

      • 004   そういう 意味 では 身 を 削 った 。沢萌 や 昔 の 林真理子 よりも フィクション 性 が 低 く 、 実体験 が 生 かされていると 思 われる 作家 である

        • 004   。 おそらく 著者 本人 の 特徴 でもあるのだろうが 、 他人 に 直接要求 したり 、 交換条件 を 出 したり 、 押 したり 引 いたり コネ を 使 ったりという 、 ネゴシエイト 能力 が ゼロ なのである

          • 004   。
            タイトル は 「 恋愛中毒 」 なのだが 、 身 を 滅 ぼすと 分 かっていても 踏 みとどまれない 、 いわば 、 恋焦 がれた 苦 しさ 、 というような 感情 はあまり 伝 わってこなかった
            • 004   。 「 恋愛中毒 」 でその 場面 を 読 んだときには 、 「 体験 か ？ 想像 か ？ 」 と 半信半疑 だったが

          • 004   一人称 で 語 りながらこれをやるというのは 、 犯人 が 主人公 の 推理小説 と 同 じであるから 、 その 腕 が 問 われる 代 わりに 、 読者 の 驚 きも 大 きくなるので 、 効果抜群 である

            • 005   ーをすべて 見 る 。
              。
              読書 というのは 、 読 んだときの 年齢 や 自分 が 置 かれている 場 によって 、 同 じ 本 でも 受 け 止 め 方 、 感 じ 方 が 全 く 違 うものになります
              • 012   ーをすべて 見 る 。 恋愛小説 が 好 きな 男友達 が 、 ばななの 『 キッチン 』 のお 返 しに 貸 してくれて 読 んだ

            • 006   作家 の 愛人兼運転手 として 、 ただひたすらに 作家 の 奴隷 として 忠誠心 を 尽 くす

              • 006   もう ２ 度 と 恋愛 はするまい 、 と 誓 った 水無月 が 作家 創路 に 誘 われてすぐ 「 やられてしまう 」 ところから 夢物語 は 始 まり 捨 てられる 恐怖 から 夢物語 は 狂気 へと 水無月 を 走 らせる

                • 006   冴 えないおばさん 事務員 に 元彼女 の ストー キング を 丸 く 収 めてもらえた ことに 感謝 し 、 ついおばさんの 話 に 耳 を 傾 けてしまう

                  • 006   巧 みな 心理 描写 と 人間 観察 により 、 作者 は 物語 に リアリティ を 与 えている

                    • 007   創。。二郎 の 言葉 で 「 過去 にもしもを 持 ち 込 むな 」 という 文章 が 頭 に 残 っています

                      • 007   題名 が 「 恋愛中毒 」 だけに 男性 の 私 がこんな 題名 の 本 を 買 うのか 思 うと 恥 ずかしかったです

                        • 008   。 途中 からはほとんど 「 恋愛中毒 」 中毒 みたいな 感 じで 、 貪 り 読 んでました （ 笑 。 。 おもしろいです

                          • 008   。 。 正直 、 水無月 の 行動 や 考 えには 男 としては 時折 うんざりさせられることもあります

                            • 011   。 不安 と 孤独 と コンプレックス （ 誰 にでもあるだろう 程度 のものとしてしか 描 かれていない ） が 、 屈折 した 自己愛 へ 向 かわせていく 、 というのは 理解 できる

                              • 012   あまり 恋愛小説 が 好 きじゃないので 少 し 面倒 だなと 思 っていたけれど 、 読 み 進 めるうちに 主人公 の 女性 にめちゃくちゃ 共感 を 覚 えてしまい 、 堪 らなくなった
                                • 025   それにしても 、 この 作家 、 恋愛小説 より 絶対 サイコ・サスペンス に 向 いていると 思 うのだが

                              • 012   普段私 たちは ストー カー と 聞 くと 「 怖 いなぁ 」 ぐらいの 気持 ちしか 持 たないが 、 主人公 の 精神状態 だったらと 思 うと 自分 もやってしまうかも … と 微 かに 考 えてしまう

                                • 014   。
                                  私 みたいにただひたすら 耐 えて 平気 な フリ してるのもけっこう 大変 だけど 。
                                  水無月 さんくらい したたかに 好 きな 男 に 執着 （ 粘着 ） していくのは 。
                                  それはそれで 大変 なことだとおもうしすごいことだおもう
                                  • 062   。 恋愛 が 全 てで 、 愛 した 人 のために 全力 で 尽 くす 水無月 の 一生懸命 さが 伝 わって 、 それが 切 なくて 悲 しかった

                                • 015   。
                                               ￣    -                 ￣    -            1     ¬ 2               '   §   ￣   a    。
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                                • 016   そのような 「 普通 の 人 」 が 持 つ 心理 を 淡々 と 表現 していますが 、 巧 みな 話 の 構成 と 人物 の 極 めて リアル な 描写 で 非常 に 完成度 が 高 くなっていると 思 います
                                  • 038   読 む 側 は 、 なるほど なるほど と 思 っても 、 どこかしら 淡々 としていて 、 ゆったりした 空気 を 見 つけてしまう

                                • 016   そんな 主人公 の 内 に 秘 めたもろくて 本当 は 情熱的 な 感情 は 、 主人公 の ナレーション ということもあり 表立 って 現 れないが 、 他 の 登場 人物 の 何気 ない 言葉 などからひしひしと 伝 わってくる・・ 美雨 と 同 じような 恋愛 を 経験 をした 人 、 また 同 じような 子供時代 を 送 ってきた 人 とても 多 いのだと 思 います
                                  • 016   そんな 主人公 の 内 に 秘 めたもろくて 本当 は 情熱的 な 感情 は 、 主人公 の ナレーション ということもあり 表立 って 現 れないが 、 他 の 登場 人物 の 何気 ない 言葉 などからひしひしと 伝 わってくる・・ 美雨 と 同 じような 恋愛 を 経験 をした 人 、 また 同 じような 子供時代 を 送 ってきた 人 とても 多 いと 思 います

                                • 017   彼女 にとって 「 恋愛 」 とは 依存 の 対象 なのか 、 親 からの 愛 の 代償 なのか 、 、 、 読 み 終 えてからも 色々 と 考 えさせられます

                                  • 022   ストー カー 側 の 心理 を 書 いているわけだけど その 心理 が 読 み 手側 にもあると 気付 いてしまうのが この 小説 の 本当 に 怖 いところです

                                    • 022   自分 は 真 っ 当人間 だと 思 っていますが ブレーキ をかけたり のめりこみそうな 気持 を 別 のものに 昇華 して かろうじて バランス をとっているだけなのかもしれないなぁ と 思 わされてしまいます

                                      • 022   このあたりは 、 若 くて 自信 にあふれている 頃 だったら 理解 できなかったかもしれませんが 、 人 は 強 さや 美 しさだけに 引 かれるものではないですからね
                                        • 017   日常 のささやかな 出来 事 も 恋愛 してると 特別 に 思 えたり 、 相手 中心 の 生活 が 心地 よかったり

                                      • 023   見 る 。
                                        吉川英治文学新人賞 を 受賞 した 作品 で 今年 の 6 月 にこういう 文庫本化 されたので 、 読 んでみた
                                        • 023   読 み 始 めたと 単 にこういう 文学的 な トリック が 始 まっているという 意味 ですごく 面白 い 実験 です

                                      • 024   実際 彼女 が 中毒 であったのは 「 誰 かに 助 けて 貰 いたい 程可哀相 な 私 」 という シチュエーション に 達観 してではないのかと 感 じながら 読 みすすめたからだと 思 う
                                        • 057   地味 でどこか 落 ち 着 いてて 、 若 さゆえのもどかしさ 、 輝 きは 求 めず 、 年相応 に 達観 してきている 部分 もある
                                        • 062   傷 つくのが 恐 くてもう 恋愛 はしないと 思 っても 、 やっぱり 同 じことを 繰 り 返 してしまう 症状 が 中毒 という タイトル に 相応 しく 、 楽 しみながら 読 めた

                                      • 025   しかし 、 読 み 始 めた 私 は 、 本書 も 女流作家 が 描 く ステレオ・タイプ の 恋愛小説 だと 感 じ ウンザリ した
                                        • 033   恋愛小説 の 主人公 ＝ 善 という 暗黙 の 常識 のようなものにより 読者 は 共感 を 期待 して 読 み 進 める

                                      • 027   どうせ 何 かあるだろうと 覚悟 の 上 で 読 んだけど 、 やはり 読後 感 は 悪 い （ 笑 ）

                                        • 027   心 が 成熟 していない 人 に 恋愛 をする 資格 はないということを 教 えてくれる 物語 できるんだろうか ？ なかなか 、 これを 恋愛小説 だとはとても 言 えない
                                          • 027   面白 いし 、 上手 い 小説 だとは 思 うが 、 何 も 生 み 出 さない 話 なので ☆ は 削 ります
                                          • 028   心 が 成熟 していない 人 に 恋愛 をする 資格 はないということを 教 えてくれる 物語 で 、 これを 恋愛小説 とはとても 言 えない

                                        • 027   甘 ったるい タイトル に 惹 かれて 読 んだ 大半 の 読者 は 、 ラスト に 向 けて 音 を 立 てて 捻 じれていくあたりで 身震 いする

                                          • 028   。 精神的 に 成熟 していない 、 被害者意識 の 強 い ネガティブ 思考 の 女 が 主人公 で 、 少女時代 の トラウマ に 関 する 部分 以外 は 全 く 共感 を 覚 えなかった

                                            • 029   。
                                              従来手法 の 読 み 込 んでいくうちに 感情 移入 や 共感 したりするのとは 逆 で 、 とても 新鮮 です
                                              • 029   。 従来手法 の 読 み 込 んでいくうちに 感情 移入 や 共感 したりするのとは 逆 で 、 とても 新鮮 です

                                            • 030   けっこう 長 くて 、 しかも 救 いがない 内容 で カタルシス がないので 、 「 何 を 期待 して 読 むか ？ 」 が 僕 には 疑問 だが 、 ただ テーマ としては 興味深 い

                                              • 030   人間 とは 、 頭 と 身体 と 感情 の 三位一体 で 構成 されているといったのは 、 コリンウィルソン だが 、 主人公 （ ＝ 著者 ） は 中途半端 に 頭 に 偏 っている

                                                • 030   ただ 、 この テーマ を 描 くにあたって 、 同時代 性 や 女性 の 共感 を 当 てにしすぎていて 「 言葉 による 描写 」 というのは 存外少 ない

                                                  • 030   全力 で 、 野蛮 ではあるけれども 自分 のほしいものを 偽 らず 獲得 しようと 戦 っている 創路 を 、 非常 に 「 大人 だ 」 と 水無月 のことが 評 する シーン があるが 、 そのとおり
                                                    • 009   読 みすすめていくうちに 、 謎解 きのように 主人公 、 水無月 のことが 見 えてきて 、 その リアル さには 目 を 見張 った

                                                  • 031   この 作品 では 、 主人公 の 水無月 が 、 １ ） なぜそのような 狂気 に 苛 まれる 動機 を 持 つに 至 ったか ？ ２ ） この 後 、 彼女 はどう 生 きていくのか ？ が 、 つまりは 原因 と 結果 がまだ 「 描 ききられていない 」 ので 、 この テーマ の 次 の 作品 が 見 たいと 思 う 読者 や 評論家 は 、 多 いと 思 う
                                                    • 006   苦 い 離婚経験 からもう ２ 度 と 恋愛 はするまいと 誓 って 地味 にひっそりと 生 きてきたが 、 ある 日作家 創路 が 客 としてやってきてから 、 水無月 の 人生 は 急展開 をする
                                                    • 031   『 無理矢理 ガムテープ のようなものを 胸 から 引 き 剥 がされたような 激 しい 痛 みが 走 った 』 （ 一部抜粋 ） 表現 がすごく 分 かる 、 分 かるって 思 えて 、 水無月 の 恋愛 には 共感 出来 なくても 、 一緒 になって 切 なくなりました

                                                  • 032   怖 くて 解 くことのできなかった 包帯 の 下 から 、 まだ 縫 い 目 の 残 る 傷口 を 露 わにされ 、 あれよあれよという 間 に 観察 させられているような 、 不思議 な 読後 感 がのこった

                                                    • 032   私 のように 、 ところどころ 涙 があふれてきてしまった 人 は 、 まちがいなく 恋愛中毒 の 経験 者 か 、 もしくは 予備軍 にちがいない

                                                      • 032   過剰 で 重苦 しいはずの 主人公 の 気持 ちが 、 呆気 にとられるほどあっさり 淡々 と 語 られていくのは 爽快 でさえある

                                                        • 034   。 読 み 終 えて ズーン でも ウーン でも ジーン でも スッキリ でもない 不思議 な 読後 感 が 残 ります

                                                          • 038   。 山本 さんは 文章 がすごく 特徴的 で 、 心理 描写 が 的確 で 共感 できる 箇所 が 沢山 ある

                                                            • 038   。
                                                              僕 は 男 なので 完全 には 感情 を 共有 できませんが 、 最後 のところで 完全 には 感情 を 共有 できませんが 、 きっとたくさんの 女性 が 「 わかるわかる 」 と 主人公 の 感情 を 共有 しながらこの 本 を 読 んでいることでしょう
                                                              • 038   感情 の 起伏 、 喜怒哀楽 の 付 け 方 に 重点 を 置 いていないからなのか 、 最後 のところで ガツン と 心 に 響 いてこなかった

                                                            • 038   しかし 逆 にいえば 、 事実主人公 が 抱 えている 歪 みはまがいもない 狂気 であり 、 なんでもない 日常 に 転 がっている 恐怖 、 人 が 抱 えている 闇 を 見 せ 付 けられたようでぞっとした

                                                              • 038   また 、 シリアス な テーマ であるにも 関 わらず 、 萩原 という 水無月 を 助 けてる 存在 があることと 、 水無月 が 恋 をする 先生 の 性格 が 妙 にからんとしていて 深刻 さがないせいか 、 伝 わってくる 「 危機感 」 が 薄 かった

                                                                • 039   。
                                                                  。
                                                                  とくに 、 これ 以。
                                                                  夢中 になりすぎるとこの 人 がいなくなったらどうなっちゃうんだろう 」 とか 相手 に 依存 してしまいそうで 怖 いというところがあって 、 思 わずうん 、 うんとうなづいてしまうほど 私 の 気持 ちがそのまま 表 れていました
                                                                  • 039   。 私 はいつも 「 この 人 がいなくなったらどうなっちゃうんだろう 」 とか 相手 に 夢中 になりすぎる 自分 が 怖 くて 大好 きな 気持 ちを 抑 えていたような 気 がします

                                                                • 039   。
                                                                  でも 、 自分 の 気持 ちに 正直 になってたまには 思 いっきり 依存 して 中毒 になってしまうのも 悪 くないかもしれないです
                                                                  • 057   ｢ 恋愛中毒 ｣ という タイトル 、 自分 もいつかしら 陥 ったかもしれないというどこか 悲壮 な 響 きがある

                                                                • 042   。
                                                                  。
                                                                  恋愛 は 美 しいものだというばかりでなく 。
                                                                  こういう リアル な 、 なおかつ 狂気 じみた 面 から 見 るのもいいですね
                                                                  • 020   。 「 愛 は 狂気 」 。 まさしくそんな 言葉 を 思 い 起 こさせるお 話 でした

                                                                • 045   反面教師 、 というかこの 本 を 読 んでこの 種 の 恐怖 を 疑似体験 できたことは 、 自分 の ストッパー として 有効 だと 思 う

                                                                  • 046   結構読 むのに 夢中 になってたんで 男 の 人 が 語 り 始 めていたのは 、 女性 が 語 っている 形 で 終 わっていたことです
                                                                    • 046   結構読 むのに 夢中 になってたんで 男 の 人 が 語 り 始 めていたのが 、 女性 が 語 っている 形 で 終 わっていたことです

                                                                  • 047   最初 の 方 の 、 まだ 普通 っぽいところでも 、 章 が 変 わって 、 主 人公 が 「 え ？ この 人 こんな 人 だっけ ？ 」 みたいな 行動 をとるところがい くつかあって 、 ちょっと 戸 聞 かせ惑 いながら 読 むことになるのですが 、 そ れは 最後 の 最後 に 「 なるほど 、 そうだったのか 」 と 納得 します
                                                                    • 047   自分 が 昔 あこがれていた 有名人 で 、 かっこよくて 、 金回 りもよ くて 、 女性 関係 が 激 しい 作家 に 振 り 回 される 主人公
                                                                    • 047   でも 、 女性 なら 多 かれ 少 なかれ 誰 もが 持 ってると 言 える 、 その 主 人公 の 性質 が 、 私 にもあるのだと 言 い 聞 かせながら 「 あ ~ あ 」 な 自 分 には 決 してならない 様 に 、 取 り 返 しつかない 様 に 、 生 きていきま す

                                                                  • 047   こんな 、 さえ ない 私 に 、 あんな 素敵 な 人 が 、 どうして 構 ってくれるの ？ みたい な 感 じ

                                                                    • 047   て 見 る 。
                                                                      「 きっと 君 は 泣 く 」 が 面白 かったので 、 またこの 人 の 作品 を 買 い ました
                                                                      • 066   る 。 うわさの ラスト には 少 し 驚 きましたが 、 作品 としてはうまくできています

                                                                    • 047   でも 、 それを 快感 には 思 って 、 どんどん はまってしまう 、 この 主人公 は 、 私 が 思 うに 「 あ ~ あ・・ 」 の 一言
                                                                      • 047   でも 、 それを 快感 に 思 って 、 どんどん はまってしまう 、 この 主人公 は 、 私 が 思 うに 「 あ ~ あ・・ 」 の 一言
                                                                      • 058   あの 流行作家 はそんなにのめり 込 むほどの 男 には 思 えないし 、 主人公 の ウジウジ ぶりもあまり 共感 できなくて

                                                                    • 049   ただ ， 読 んでいて 彼女 の 心 のどこかが 病 んでいるような ， こだわりや 自己保身 が 感 じられたことは 決 して 間違 っていなかった

                                                                      • 049   ただし ， 物語 の 巻末近 くに 来 るまでは ， ３０ 歳 を 過 ぎた 離婚歴 ありで 心 に 傷 を 持 つゆえに ， 二度 と 傷 つくことは 避 けようと 思 いながらも ， 現状 の 小 さな 優 しさや 自分 の 居場所 を 守 るために ， 好 きな 男 に 嫌 われないようにとり 続 ける 行動 は ， 女性 の 弱 さと 強 さの 両面 を 描 いていて 頷 ける 部分 も 多 かった

                                                                        • 050   行動 に 出 さないだけで 、 皆 、 彼女 のような 独占欲 や 嫉妬 の 気持 ちはあるだろう

                                                                          • 050   だけれど 、 読 むことを 止 めたくなかった 自分 もいるから 、 ある 種 の 魔力 がすごく 強 い 本 だとも 思 う
                                                                            • 052   だけれど 、 読 むことを 止 めたくなかった 自分 もいるから 、 ある 種 の 魔力 がすごく 強 い 本 だとも 思 う

                                                                          • 052   。
                                                                            読 みやすかったけど 、 必要 な 描写 も 、 そうでもない 描写 も 同 じ 重 さで 書 かれていて 、 無駄 な 文面 も 多 かった 気 がする
                                                                            • 067   女性 の 心理 描写 もわかりやすく 楽 しめたので 星 ５ つとしたいところですが 、 ラスト のどんでん 返 しが 、 唐突 すぎた 感 じがします

                                                                          • 056   最初 は 「 中毒 なのに 普通 の 恋愛 じゃん・・・ ？ 」 って 思 いながら 読 んでいたのですが 後半 になってどんどん 展開 が 早 くなり タイトル の 「 恋愛中毒 」 の 意味 が 理解 できなくてもいつか 、 似 たような 気 がします
                                                                            • 056   最初 は 「 中毒 なのに 普通 の 恋愛 じゃん・・・ ？ 」 って 思 いながら 読 んでいたのですが 後半 になってどんどん 展開 が 早 くなり タイトル の 「 恋愛中毒 」 の 意味 が 理解 できたような 気 がします

                                                                          • 056   恋愛 なんて 何歳 になっても 皆同 じ 気持 ちで 、 失敗 したり 嫉妬 したりときには 軽 い 犯罪 まで 犯 したりしてしまう

                                                                            • 057   水無月 と 創路 の 会話 は 意外 と 面白 く 思 わず 笑 ってしまったこと が 何度 かあった

                                                                              • 057   そういう どろどろした 重苦 しさを 覚悟 で 読 み 進 んでいったが 、 主人公 は 32 歳相応 の 振 る 舞 い 、 考 えをしている 感 があり 杞憂 に 終 わった
                                                                                • 032   そういう どろどろって 、 そんな 状況 に 陥 っている 当人 の 頭 の 中 でさえも 、 「 バカ みたい 」 と 可笑 しくなるほど の 陳腐 な 感情 だ

                                                                              • 057   前半 は 平和 な 気持 ちで 水無月 の 生 き 方 にむしろ 憧 れを 抱 いたもの ! の 、 後半 は ハラハラ してきた

                                                                                • 057   客観的 に 自分 を 見 つめて 笑 い 飛 ばすぐらいの 明 るさをもてたら ラク なのに 、 恋愛 はそれに 誠実 になろうとする 大義名分 のもとに 独善的 になってしまうのか

                                                                                  • 057   恋愛 について 考 えをめぐらせながら 、 抑 えが 効 いた 楽 しい 部分 、 ギクッ と 胸 に 突 かれるような 哀 しさもあり 、 傑作 と 謳 うのにふさわしい 作品 だ

                                                                                    • 060   。 しかし 本書 の 場合 、 アルコール 中毒 、 ニコチン 中毒 など 、 一般的 によく 知 られた 中毒 と 同様 に 「 恋愛 」 を 「 中毒 ＝ 病気 」 として 描 き 、 本書 の ヒロイン 水無月 はその 禁断症状 を 味 わわせる

                                                                                      • 063   。
                                                                                        。
                                                                                        たぶん 、 男性 なら 、 こんな 女性 は 、 かなり 引 くだろーけど 、 女性 心理 をここまでうまく 書 けて 、 それで 、 少 し リアリティ もある
                                                                                        • 061   。 。 たぶん 、 男性 なら 、 こんな 女性 は 、 かなり 引 くだろーけど 、 女性 心理 をここまでうまく 書 けて 、 それで 、 少 し リアリティ もある

                                                                                      • 063   しかし 、 女性 遍。豊 かな 男性 にそこまで 振 り 回 されることもないのでは ？ 読 んでいてじれったい 面 もあった

                                                                                        • 064   色 んな 角度 から 見 た 人物 描写 なので 、 一見 ふつうの セリフ も 不気味 な 背景 があると 気付 いたりする

                                                                                          • 065   そのとき 鹿。剛 が 確 か 相手 役 で 、 なんだかかっこよくうまく 軽 くできていて 、 それが 忘 れられなかったので 、 きっと 原作 もばぁ ~ ~ ~ っと 進 んだんではないかと 思 います

                                                                                            • 065   そもそも 、 最初 に 本 からではなく 、 数年前 に 薬師丸博子 がこの ドラマ 化 をしていたのを 見 た 気 がします

                                                                                              • 066   そういう 意味 では 、 ひとつの 教訓 を 与 えてくれる 作品 では ？ でも 、 貧 しくても 、 自分 にご 褒美 を 上 げる 生活 が 充実 していたのが 、 金 や 物 に 不自由 しなくたった 途端 、 なぜか 生活 に 張 りがなくなった ような 気分 になるところは 大変共感 しました

                                                                                                • 066   さすが 受賞作 と 思 えるほど 、 全体 の 構成 、 ラスト の 仕上 げは 良 く 出来 ていて 、 最後 まで 一気 に 読 みたくなる 作品 です ！ しかし 、 やはり 後味 は 良 くなく 、 読 み 返 しする 気 にはならない 作品 と 言 えるでしょう

                                                                                                  • 066   確 かに 、 恋愛中毒中 は 誰 もが 独占欲 が 出 るのは 仕方 がないことで しょうが 、 ここまで 常気 を 逸脱 する 犯罪 行為 には 通常 の 人 は 行 かず に 歯止 めがかかるのでしょうが 、 それが 止 まらないのが 病気 なので しょうか ？ これを 読 んだ 人 は 恐 らく 自分 はこんな 風 になる 前 に 、 セーブ をかける ようにしようと 思 うはずです
                                                                                                    • 047   でも 、 その 作家 さんも 含 めて 、 登場 する 人 が 、 皆 どこか 恋愛中毒 に なってる 感 じで 、 悲 しい 気 もします

                                                                                                  • 067   恋愛小説 でもあり 、 サスペンス 、 スリラー でもあり 、 1 冊 で 2 倍楽 しめると 思 います

                                                                                                    • 069   。
                                                                                                      ほんの 短 い 文章 なのに 、 きっちりとひっかかって 残 り 続 けたのが ミステリアス で 印象 的 だった
                                                                                                      • 069   文章 や 表現 自体 が 素晴 らしいというよりは 、 ストー リー と 展開 のうまさのせいでしょうか
                                                                                                    研究 開発