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Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: それでも、日本人は「戦争」を選んだ
日露 代史 日清 太平洋戦争 満州 講義 史観 大戦 自虐史観 栄光学園 国際連盟 日中戦争 次大戦 植民地 為政者 中高生 視点 近代史 歴史 加藤 日露戦争 現代史 反日 事変 日清日露 世界大戦 一読 東大 清日露 満州事変 洞察 次世界大戦 歴史学 日清戦争 国体 明治維 政治 情勢 加藤先生 第一次大戦 明治 当時 著者 中国介錯論 現代 側面 本書 朝鮮半島 第一次 高校 日中 中国 侵略 外交 研究成果 国民 政治家 高校生 明治以降 日清戦争日露戦争第 近現代史 他国 暗記 経済的 観点 教授 各国 手法 国主義 客観的 立場 生徒 戦後 軍部 対的 検証 思考 論理 形式 歴史研究部 著書 本質 対立 解説 優秀 日清日露第一次大戦 資料 時の世界情勢 的事実 分析 主義 内容 日本切腹 物事 利益 世界 根底 政策 洗脳 記述
易しい 4% 似つかわしい 4% 浅い 4% 深い 15% 危うい 4% 興味深い 8% よい 22% 等しい 4% 恐ろしい 4% ひどい 4% やすい 24% 噛み砕く 4% 駆り立てる 4% 読み解く 4% 貫く 4% 導き出す 4% 読み込む 4% 誤る 4% 借りる 4% 即す 4% 突き進む 8% 語りかける 4% そういった 8% 極めて 4% なぜ 37% 何らかの 4% どの 26% 仮に 4% いかに 6% 何故 6% 実に 6% どうして 8% あまりに 13%
- Total Integration
- 060歳を超えた身だが、読んで みてだいぶ刺激 を受けた忘れかけた歴史 と、まったく知らな かった歴史 があっちこっちにいったり、大学 の先生 が専門領域を分かりや すく 講義 する場所というのはたいへん有意義 だと思った
この本は栄光学園 の生徒 に、東大 で近代史 を教えて いる加藤 先生 が、神奈川 の私立栄光学園 で中学1年生から高校 2年生までの歴史 研究 部の
メンバー20名ほどを前にしても、日清 戦争から 日中 戦争 は太平洋戦争 までの歴史 を国際情勢 のなかで講義 したたかさ
結局 は国力がものだ
加藤 先生 が生徒 たちに質問 を投げかけ、答えを導き出しながら講義 するという形式 だ本にする際、だいぶ編集が入っている点はあるかとは素晴らしいことだと思うが、特に驚いたのは中高生 が加藤 先生 の発する難しい 質問 に的確な答えを出ったのか、
はじめて知していったのか、
はじめて知るこ とだった
例えば 、日清 戦争が終わったあと、国内の政治 で何が一番 変わったか?など、普通 はちょっと出てこないが、彼らは普通 選挙 運動ったといい、なぜ そうなのかも答えを出して いるうむ〜、すごい!自分 で状況 を判断 して、答えを導き出せるというところがすごいもちろん加藤 先生 のうまい誘導していることがあるおかげだろうが加藤 先生 の講義 の根底 に流れるのは、パワーバランス をどうとらえるかという観点 かと思う
- 001 この 本 は 、 東大 で 近代史 を 教 えている 加藤 先生 が 、 神奈川 の 私立栄光学園 で 中学 1 年生 から 高校 2 年生 までの 歴史 研究 部 の メンバー 20 名 ほどを 前 にして 、 日清 戦争 から 太平洋戦争 までの 歴史 を 国際情勢 のなかで 講義 したものだ
- 002 その 内容 は 、 まず 、 E・H ・カー や アーネスト・メイ などの 著名 な 歴史 家 の 議論 などを 紹介 し 、 物事 を 歴史 的 に 考 えるとはどういうことかを 説明 、
その 後 、 日清 、 日露 、 第一次 大戦 、 満州 事変 、 日中 、 太平洋戦争 の 各論 へと 続 いている
- 002 今 の 時代 から 見 ると 、 経済 的 物質的 にどう 考 えても 無謀 だったと 思 える 太平洋戦争 に 至 る 道筋 も 、 そこに 至 る 何十年 かの 戦争 とその 間 の 社会 情勢 を 考 えることによって 、 明 らかになっている
- 031 それは 、 あの 太平洋戦争 の 末期 に 物資欠乏 に 、 空爆 に 、 沖縄 の 地上戦 に 、 最後 は 原爆 に 、 未曾有 の 大 きな 被害 を 受 け 、 これが 戦争 というものなら 、 猛反対 しかないと 思 ったからだ
- 003 「 おわりに 」 で 「 歴史 とは 、 内気 で 控 えめでちょうどよい 」 とあるように 、 断罪的 に 日本 の 戦争責任 を 記 すこともなければ 、 声高 に 「 自虐史観 」 なるものを 訴 えることもない
- 004 当時 の 社会 問題 を 冷静 に 分析 すれば 、 戦争 に 至 る 道 には 、 「 ブロック 経済 」
「 イデオロギー 問題 」 「 エネルギー 問題 」 「 民族感情 」 等々 の 問題 が 重要 な 位置 を
占 めていたことに 気 づく
- 004 これほど 資料 に 即 して 、 客観的 に 、 正確 に 、 しかも 平
易 な 言葉 で 戦争 の 戦争 に 関 する 資料 をじっくり 読 み 込 み 、 良 く 咀嚼 し 語 った 本 を 私 は 知 りません
- 007 これほど 資料 に 即 して 、 客観的 に 、 正確 に 、 しかも 平
易 な 言葉 で 戦争 を 語 った 本 を 私 は 知 りません
- 004 ( 2 ) そういった 中 で 、 ソビエト 革命 発 の 社会 主義 的 イデオロギー が 世界 に 拡散 し 、
ドイツ では ナチス 、 日本 では 右翼社会 主義 的思想 の 台頭 を 許 したこと
- 005 加藤 陽子 さんの 著作 に 接 して 一番 の 目 からうろこは 「 歴史 は 暗記 物 ではない
- 006 しかし 、 単 なる 一方的 な 研究 者 としての 新 しい 考 えを 教 えるという 形式 をとらず 、 生徒 ( 聴 き 手 ) に 対 し 問 いかけをすることにより 、 聴 き 手 も 講義 の 一員 となる 、 対話形式
- 006 日本 の 明治 維 新以降 の 戦争 に 対 する 著者 の 考 えを 、 生徒 という 若 き 触媒 の 存在 を 用 いながら 良 く 記述 していると 思 います
- 007 著者 が カー や メイ の 言説 を 借 りて 語 っているように 、 「 なぜ 」 「 どうして 」 を 問 うことによって 、 過去 の 歴史 から 何 らかの 教訓 をよみ 取 り 、 それを 未来 に
生 かしてゆくことが 歴史 を 勉強 する 最 も 大 きな 目的 だと 思 います
- 007 戦争 に 関 して 言 えば 、 「 戦争 など 絶対 に 二度 とおこしてはいけない 」 という 命題 を 過去 の
戦争 の 教訓 から 導 き 出 すことだと 思 います
- 007 著者 は 、 『 雇用 ・ 利子 ・ 貨幣 の 一般理論 』 を 、 「 読 んで
みて 下 さい
- 007 その 歴史 が 、 共通一次 や センター 試験 の 導入以降 、 完全 に 「 暗記 科目化 」
「 クイズ 化 」 してしまったことの 裏返 しが 、 この 本 に 対 する マスコミ の 反響 の 大 きさや カスタマーレビュー の 多 さとなってあらわれているような 気 がします
- 009 歴史 の レビュアー の 方 も 書 かれているように 、 マクロ な 経済 的 視野 が 少 なくなってきていることも 一因 だろうが 、
「 各政策 担当者 がなにを 考 えていたのか 」 ということは 述 べられていても 、 「 なぜ そのような 思考 に 向 かったのか 」
たとえば 陸海軍 と 対立 であるとか 当時 の 官僚制 とか 、 そういった 構造 の 分析 が 少 ないことも 理由 に 挙 げられるだろう
- 015 歴史 の 評価 を 巡 る 意見 対立 も 色々 とあるだろうが 、 個人的 には 「 大変勉強 になった 、 もっと 読 みたい 、 もっと 知 りたい 」 と 思 わせられた 良書 として 素直 に 評価 したい
- 012 東大 大学 院教授 で 日本近現代史 を 研究 する 著書 が 、 神奈川 県 の 中高一貫私立校 の 生徒 を 相手 に 5 日間 行 った 講義 の 内容 をまとめたものです
- 012 その 内容 はかなり 高度 なもので 、 高校 生 はまだしも 、 中学生 にはなかなか 理解 が 進 まないのではないか と 心配 になるほどです
- 021 内容 も 高校 生 に 語 りかけるという 構成 をとっていますので 、 分 かりやすく 説得力 のある 内容 になっています
- 012 ですから タイトル は 「 それでも 、 日本 は 『 戦争
では 無 いとして 、 国際法 を 選 んだ 」 というほうが 似 つかわしいような 印象 が 残 りました
- 039 しかも 、 これは 戦争
では 無 いとして 、 国際法 を 無視 した 滅茶苦茶 な 行動 を 行 い
ました
- 012 戦争 とは 相手 国 の 憲法 を 書 きかえるものであるという ルソー の 考 えは 、 言 われてみれば 頷 くところの 多 いものです
- 013 どうして も 、 あの 戦争 のことになる 感情論 やそれに 似 た 善悪 の 話 になってしまい 、 ついていけないことが 多 いのですが 、 この 本 は 栄光学園 の 生徒 に 、 東大 で 歴史 を 教 えている 先生 が 、 日清 、 日露 第二次 世界 大戦 の 仕組 みを 繙 くといった 塩梅 で 講義 した 五日間 の 内容 をまとめた モノ で 、 しっかりした 内容 をかみ 砕 いている 印象 です
- 013 日清 、 日露 の 戦争 に 辛 くも 勝利 してきた 日本 は 、 第一次 大戦 に 日英同盟 に 乗 じて 僥倖的勝利 を 得 ると 、 国土 が 小 さいしまだまだ 経済 的 にも 未発達 であったにもかかわらず 、 民衆 の 誇 りだけはしだいに 昂揚 していった
- 013 そして 、 当初 は 朝鮮半島 が 日本 の 利益 線 であったのが 、 それが 満州 や 南洋諸島 に 広 がっていき 、 最後 には 勝算 のないままに 無謀 で 多数 の 犠牲者 を 出 した 米国 との 戦争 に 踏 み 切 る 過程 に 対 しては 、 結果 論 といわれるかも 知 れないが 、 当時 の 為政者 に 日本 という 国体 を 維持 することと 同程度 に 、 国民 の 命 の 尊 さを 尊重 する 発想 があれば 、 もっと 慎重 で 賢明 な 選択 肢 が 取 れたのではないかと 残念 でならない 気 がした
- 011 そして 、 当初 は 朝鮮半島 が 日本 の 利益 線 であったのが 、 それが 満州 や 南洋諸島 に 広 がっていき 、 最後 には 勝算 のないままに 無謀 で 多数 の 犠牲者 を 出 した 米国 との 戦争 に 踏 み 切 る 過程 に 対 しては 、 結果 論 といわれるかも 知 れないが 、 当時 の 為政者 に 日本 という 国体 を 維持 することと 同程度 に 、 国民 の 命 の 尊 さを 尊重 する 発想 があれば 、 もっと 慎重 で 賢明 な 選択 肢 が 取 れたのではないかと 残念 でならない 気 がした
- 013 それらの 怒 りは 、 日清 戦争終結後 の 三国干渉以来 の 「 臥薪嘗胆 」 からの 爆発 のようにも 思 える
- 014 戦争 とは 、 一筋縄 ではいかない 、 政治 にともなう 外交 や 経済 を 、 国力 の 差 、 各国 の 利害関係 などを 、 武 の 力 で 白黒 をつけるという 野蛮 さがあます
- 015 軍部 の 主張 が 加速 していく 様相 や 「 大阪冬 の 陣 」 話 は 描 かれているものの 、 副題 にある 通 り 「 世界 最高 の 頭脳 たちが 『 もう 戦争 しかない 』 と 思 ったのはなぜ か 」 のもう 一歩奥 が 知 りたかった
- 029 ひとこと 付 け 加 えるならば 、 我 が 国 は 好 きで ( 戦争 がしたくて ) 「 戦争 」 を 選 んだのではない 、 ということです
- 015 本書 を 読 みながらついつい 現代 の 日本 の 安全保 障政策 に 頭 を 巡 らせてしまったが 、 深 い 考察 ・ 理解 が 伴 っていない アナロジー の 乱用 の 危険 性 を 再認識 させられた
- 015 べて 見 る
日本 が 日清 戦争 、 日露 戦争 、 第一次 世界 大戦 、 日中 戦争 、 そして 太平洋戦争 にどの ように 突入 していったのか 、 そしてそれぞれの 戦争 が 日本 に 対 してどの ような インパクト を 与 えたのか 、 戦争 と 戦争 がどの ように 関連 していたのかが 丁寧 に 解説 されている
- 027 第一次 世界 大戦 以降 、 アメリカ 研究 は 随分 されてきたはずなのに 、
どうして そんないい 加減 な 分析 、 見通 しで 戦争 に 踏 み 切 ったのか ‥
- 015 また 本論 に 入 る 前 に 議論 されている 、 戦争 がもたらす 根源的 な 作用 や 、 政策 形成 における 歴史 の 参照 とその 誤用等 が 示唆 するものも 大 きいと 感 じた
- 023 414 ページ に 渡 り 、 示唆 に
富 む 内容 が 多 くおもしろかったので 、 久々 に 本 を 精読 してし
まいました
- 016 本書 の 特長 は 、 日本 の 対戦国 や 第三国 の 事情 が 豊富 に 語 られていて 、 当時 の 世界 情勢 に 即 した 巨視的 な 視点 から 戦争 が 捉 えられることだ
- 016 当時 の 日本 の リーダー たち 、 政治 家 、 軍人 、 言論人 や 庶民 の 考 えや 心情 も 、 日記 や 手紙 などから 分析 されているが 、 「 それでも 」 と 強調 されるほどの 戦争 に 対 する 熟慮 や 葛藤 などは 浮 かんでこない
- 016 高校 の 授業 として 行 われた 講義 が 元 になった 本書 は 、 最新 の 史料 にもとずく 内外 の 研究 成果 が 分 かりやすく 盛 り 込 まれて 、 一般社会 人 にも 十分 読 み 応 えがある
- 016 また 、 国家 間 の 外交 交渉 など 平和 的手段 でどうして も 解決 できない 場合 、 やむをえず 武力 に 訴 えねばならないこともあることについては 、 小中高校 のみならず 、 大学 においても 法学部 の 政治 学科 など 以外 では 触 れてはならないものとされてきたように 思 える
- 016 国家 の 武力 の 行使 に 対 する 感 じ 方 、 考 え 方 が 、 帝国主義 の 時代 を 生 きた 人々 と 敗戦 を 経 たわれわれとの 間 では 断絶 がある
- 016 日本 の 国際連盟 脱退 が 、 日本 の 意図 に 反 した 自 らの ミスリード によって 引 き 起 こされたこと 、 日米開戦 の 決定 因 となった 日本軍 の 南。進駐 がこれまた 日本 の 誤算 であったことなど 、 個人的 にも 教 えられることは 多 かった
- 016 特 に 、 第一次 大戦 は 日本 にとって 漁夫 の 利的 な イメージ があっただけに 、 日本 の アイデンテティ に 深刻 な ショック を 与 えたという 指摘 は 意外 だった
- 017 それに 対 して 日本 が 、 日本 の 政府 が 、 軍 が 、 一般大衆 がどの ように 反応 し 、 対応 してきたのか 、 深 く 考 えさせられる 授業 が 加藤 先生 の 視点 である
- 034 加藤 先生 の 凄 さの 一端 と 思 います 、 なかなか 結 びつかないのではない でしょうか ? それとも 歴史 好 きの 方々 には 割合当 たり 前 のことなのかもしれません が
- 018 序章 に 続 いて 著者 は 、 日清 ・ 日露 の 明治 期 の 戦争 、 第一次 世界 大戦 、 満洲事変 と 日中 戦争 、 そして 太平洋戦争 と 、 各時代 の 日本政府 がどの ように 戦争 への 参加 を 決定 していったかについて 大変詳細 に 語 っていきます
- 018 その 結語 は 、 『 加藤 さんに 端的 に 申 し 上 げたいのは 、 日中 戦争 とは 日本 が 中国 の 内戦 に 巻 き 込 まれたということです
- 019 東大 教授 の 著者 が 、 栄光学園 の 中学一年生 から 高校 二年生 の 歴史 研究 部 の
メンバー に 特別講義 した 内容 を 再編 したものとなっています
- 019 “ 高校 生 に 語 るー 日本近現代史 の 見方 には 色々 あるので 、 本書 の 内容 にも 異論 は 多 いと 思 いますが 、
日本 の 近現代史 を 通 じて 、 自分 の 歴史観 を 真面目 に 振 り 返 るには 打 って 付 けの 内容 だと 思 います
- 019 “ 高校 生 に 語 るー 日本近現代史 の 最前線 ” という 帯 タイトル に 惹 かれました
- 020 また 、 ノーベル 文学賞候補 に ノミネート されたこともある 文人外交 官 、 胡適 が 1935 年 に 駐米大使 だった 頃 に 書 いた 「 日本切腹 、 中国 介錯論 」 は 初 めて 知 りましたが 、 いや 、 加藤 先生 ではありませんが 、 すごい 頭 のいい 人 ですね
- 020 英米 および 香港 、 フィリピン が 切迫 した 脅威 を 感 じ 、 極東 における 慰留民 の 利益 を 守 ろうと 、 英米 は 軍艦 を 派遣 せざるを 得 なくなる 》 というのはすごい 見通 しだな 、 と
- 020 ( 中略 ) 満州 に 駐在 した 日本軍 が 西方 や 西南 に 移動 しなければならな くなり 、 ソ 連 はつけ 込 む 機会 が 来 たと 判断 する
- 022 表紙 にもあるように 、 「 普通 のよき 日本人 が 、 世界 最高 の 頭脳 たちが 、 「 もう 戦争 しかない 」 と 思 ったのはなぜ か ? 」 という 問題 に 対 して 、 様々 な 角度 から 噛 み 砕 いて 論 じている
- 034 そのほとんどを 知 らなかった 私 としては 、 非常 に 情報 量 が 大 きく 、 なかなか 噛 み 砕 くのに 時間 はかかりましたが 、 面白 かったです
- 023 内容 をまとめると 、 日本 は 、 植民地 化 を 避 ける 危機感 から 日
清 、 日露 戦争 を 始 め 、 そのまま 日中 戦争 期以降 については 精彩 を 欠 いて降 にいたり 、 泥沼化
- 009 しかし 残念 ながら 、 日中 戦争 期以降 については 精彩 を 欠 いていたように 思 う
- 023 その 反省 をもとに 戦争 を 知 らない 世代 の 私 たちがきちんと 向 き 合 う 一冊 だと 思 います
- 023 ある 超大国 が 使 う 「 正義 の 戦争 」 という レトリック はあまりに
危険 だと 感 じました
- 024 挿絵 や ポイント ポイント を 要約 した 吹 き 出 しの 部分 や 、 それぞれの 時々 の キー になった 人物 の 写真 も 、 非常 に 効果的 だと 思 います
- 019 ところどころに 挟 まれている 挿絵 や 一言解説 も 、 ちょうど 良 い アクセント になっています
- 024 見 る
中学生 、 高校 生相手 の 講義 をそのまま 本 にしたと 言 うことで 、 非常 に 読 みやすく 解 りやすい 本 になっています
- 025 敢 えて 注文 をつけるとしたら 『 不磨 の 大典 』 の 明治 憲法 の 根幹 の 大本営 のあり 方 にも 踏 み 込 んだものであったら 、 戦後 の 大東亜戦争論 としては 最高 のものになったのではと 感 じています
- 026 研究 者 ではない 高岩 の 本 は 論証 も 不十分 で データ の 出典 もあいまいなところの 多 い 小冊子 だが 、
本質 的 な 洞察 を 含 んでおり 、 ぜひ 加藤 の 本 と 併読 されることをおすすめしたい
- 026 あるいは 、 政党政治 を 脅 かす 外部要因 として 言及 される 5 ・ 15 や 2 ・ 26 事件 の
青年将校 たちを 、 高岩 が 書 くように 裏 で 財閥 が 後押 ししていたとすれば
本当 に 糸 を 引 いている 者 がだれだったのか 、 事態 の 見 え 方 は 一変 する
- 026 これは 加藤 が 経済 史家 ではないために 経済 史料 への 読 み 込 みが 少 ないためだろう
- 026 しかし 、 加藤 は 結局 、 利益 を 求 めて 植民地 獲得 を 続 けた 欧米 と 違 って
日本 は 戦略的見地 から 植民地 を 獲得 していったという ( よくある ) 視点 に 立 っており 、
高。
仁 が
戦争案内 — 映画製作現場 、 アジア からの 報告
で 書 いたような
経済 システム という 要因 への 配慮 があまりに 少 ないのが 気 になる - 026 しかし 、 加藤 は 結局 、 利益 を 求 めて 植民地 獲得 を 続 けた 欧米 と 違 って
日本 は 戦略的見地 から 植民地 を 獲得 していったという ( よくある ) 視点 に 立 っており 、
高。仁 が
戦争案内 — 映画製作現場 、 アジア からの 報告
で 書 いたような
経済 システム という 要因 への 配慮 があまりに 少 ないのが 気 になる
- 026 たとえば 加藤 の 本 では 、 大陸進出 を 支 えた 三井物産 などの 財閥 が
軍 や 政府 への 協力者 として 登場 するが 、 財閥 の 方 に 資源 や 市場獲得 のための
領土拡張 への 強 い 欲求 があって 軍 や 政府 をたきつけた 側面 があったのではないか
- 027 sp ;
リットン 調査団 の 陸軍 が 、 陸軍 が 計画 した 熱河侵攻作戦 が 実 は 国際連盟 の 規約上 、 新 しい 戦争 を 起 こした 国 と 認定 されてしまう 危険 性 をはらんでいることに 、 いったんはその 作戦 を 認 めた 昭和天皇 が 悩 み 、 除名 という 不名誉 を 避 けたいということで 、 自 ら 脱退 してしまうというあたりは 、 よく 語 られています
- 027 当時 の 陸軍 が 、 ただ 「 やりたい 」 一心 で 甘 い 見通 しを 提出 しただけ
としか 思 えない
- 027 ーをすべて 見 る
日清 戦争 から 日中 ・ 太平洋戦争 まで 一気 に 読 んだ
- 026 ーをすべて 見 る
日清 戦争 から 日中 ・ 太平洋戦争 まで 一気 に 読 んだ
- 027 中 ・ 露両大国 に 近接 する 日本 の 地政 学的 位置 からして 、
日清 ・ 日露 の 戦争 は 、 近代 にいたり 軍事的重要 度 が 高 まった
朝鮮 をめぐる 戦争 であった
- 028 日清 戦争 、 日露 戦争 、 第一次 世界 大戦 、 パリ・ワシントン 軍縮会議 、 国際連盟 、 満州 事変 、 日中 戦争 、 太平洋戦争 などその ” 時々 ” の 状況 に 日本提案 「 人種差別撤廃条項 」 が 対処 してきたことが 読 んでいくうちに 表面的 な 事実 でなくもう 少 し 深掘 りした 情報 を 織 り 交 ぜながらその ” 時々 ” 当時 の 社会 の 空気 がわかってきました
- 028 日清 戦争 、 日露 戦争 、 第一次 世界 大戦 、 パリ・ワシントン 軍縮会議 、 国際連盟 、 満州 事変 、 日中 戦争 、 太平洋戦争 などその ” 時々 ” の 状況 に 日本 が 対処 してきたことが 読 んでいくうちに 表面的 な 事実 でなくもう 少 し 深掘 りした 情報 を 織 り 交 ぜながらその ” 時々 ” 当時 の 社会 の 空気 がわかってきました
- 028 当時 の 政治 家 たちがいかに 優秀 で 国際社会 の 日本 の 位置 付 けをしっかりかじ 取 りをしてきて 、 そして 誤 った 道 ( ? ) へすすめてしまった
- 028 それと NHK で 始 まる 坂 の 上 の 雲 を 見 る 際 にあらかじめ 読 んでおくとその 時 の 世界 情勢 がわかるためお 役 に 立 つと 思 います
- 029 「 中国 やるな 」 「 委任統治 の 実態 がその 本質 では 植民地 支配 」 「 軍 の 扇動 で 戦争 へ 」 「 侵略 」 「 先制攻撃好 きの 日本 」 等
もうやめませんか 、 こういうの
- 030 松井洋右 が 国際連盟 と 妥協 するよう 外相 に 打電 していたというのにも 、 へーと 思 ったが 、 これは 加藤 先生 の 前作 、 「 満州 事変 から 日中 戦争 へ 」 に 載 っているのを 忘 れていただけでした
- 030 美人歴史 学者 加藤 陽子先生 が 中高生 ( 超難関校 神奈川 栄光学園 ) に 、 日清 戦争 から 太平洋戦争 までの 日本 の 戦争 を 5 日間 講義 したのを 本 にしたものです
- 031 しかし 、 この 戦争 に 勝 った 米国 、 中国 などの 現国連常任理事国 には 、 それを 超 えた 利点 があったし 、 今 もそれを 生 かし 続 けている
- 031 まず 、 日本 が 開国 してからの 「 世界 最高 の 頭脳 」 や 「 普通 の 人 」 が 「 もう 戦争 しかない 」 と 思 ったという 著者 の 結論 に 導 かれる 文献 、 データ 、 意見 のみを 取 り 上 げている
- 002 日本 が 開国 してからの 80 年間 に 、 これまでの 主 な 対外戦争 が 4 回起 こった
- 031 感受性 の 吐露 とでもいうべき 学生 の 反応 が 、 著者 に 対 し 向 けらるやりとりの 中 、 決 して 洗脳 された 結果 ではない 反応 が 、 実 に 純粋 であり 、
当時 の 日本人 の 人間 性 や 、 当時 存在 したであろう 環境 、 思想 、 価値 観 を 想起 させ 、 今 までの 近現代 歴史 著述 には 見 られない 、 斬新 な
洞察 を 私 のような 読者 にすら 呼 び 起 こすのである
- 031 普通 の 日本人 が 、 知 らなければならないのは 、 到底勝利 に 至 らない 戦争 に 駆 り 立 てた 権力者 、 指導者 、 最高 の 頭脳 が 、 当時 存在 したということだ
- 031 決 して 中国 などの 諸国 に 戦争 で 被害 を 与 えた 、 申 し 訳 ないという 倫理面 からの 反省 からではない
- 032 いままで 見 てみぬ 振 りをし 、 ないがしろにしてきた 事項 を 一 つ 一 つ 真摯 に 解決 していかないといつまで 経 っても 2 流 、 3 流 の 国 から 抜 け 出 ることができないと 感 じた
- 032 さらに 、 大正時代 に 国内政治 が 迷走 し 国民 本位 の 政策 を 実現 できなかったときに 、 本来民主 主義 の プロセス にかかわるべきではない 勢力 が 強 くなりすぎ 、 結果 、 停戦 や 終戦 の チャンス を 逃 しまくっていたというのが 実態 のようだ
- 032 第 1 次世界 大戦 時 に 日英同盟 を 根拠 に ドイツ の 植民地 であった 南洋諸島 を 奪 ったのも 同 じ 理由 からである
- 033 歴史 事実 の 分解 と 、 再統合 から 浮 かび 上 がる 仮説 を 、 深 い 洞察 力 で 仮説 と 為 すまでは 、 他 にも 見 つけることができる
- 033 即 ち 、 過去 の 歴史 、 最新 の 理数概念 、 分析 力 を 礎 とし 、
そこでおのずと 育 まれる 世界 観 を 、 自 らの 生計 の 源 とせんとする 、 絶対的 な 価値 観 に 程近 い 「 探求力 」 である
- 033 母体 は イエズス 会 ではあるも 、 根本思想 は 東京 の 御三家 や 、 旧士官学校 系 の 。校 、 関西 なら 灘 などと 根本思想 を 同 じくし 、
真 なる 世界 への 貢献人材 を 輩出 してきた 名門 である
- 033 見 る
近現代史 における 仮説検証 を 、 『 欲深 さ 』 の 人
間 の 業 とどうむきあうのか ? 。
浅 き 人 をも 不幸 に 引 きずり 込
む 戦争 を 通 現し 、 日本 の 近代史 を 学 ばせて 頂 きました - 033 見 る
近現代史 における 仮説検証 を 、 戦争 という 題材 を テコ として 実施 した 書 であるという 、 一義的 な 感想 を 得 た
- 034 市民 に 対 する 情報 や 選挙 権 から 、 その 支持 母体 を 無視出来 ない 政治 的判断 や 法案 の 可決 が 、 結果 外交 政策 や 戦。判断 、 あるいは 軍部 への 期待 などに 跳 ね 返 ること 、 そしてその 結果 が 市民生活 や 情報 に 跳 ね 返 ってくることのある 意味 恐 ろしさを 実感 できます
- 036 以上 の 30 歳以下 の 人 にとっては 、 死 ぬまでに 自分 が 戦争 に 関 わる 可能性 はけっこうあります
( 70 % ぐらいかな )
1 年後 かもしれないし 、 20 年後 かもしれないけどね
- 037 今 の 30 歳以下 の 人 にとっては 、 死 ぬまでに 自分 が 戦争 に 関 わる 可能性 はけっこうあります
( 70 % ぐらいかな )
1 年後 かもしれないし 、 20 年後 かもしれないけどね
- 039 日清 戦争 、 日露 戦争 、 第一次 大戦 参戦 となり 、 その
時点 の 日本 の 領土 は 、 当時 の 敗戦国 ドイツ からいただいた
グァム 、 サイパン をはじめ 、 カムチャッカ 半島 、 朝鮮半島 から
台湾 その 他中国 東北部 の 一部 までの 範囲 だったようです
- 039 内容 は 、 明治 以降
の 戦争 で 、 「 国体 」 解体 される 第二次 世界 大戦 までです
- 039 「 邪悪 な 犯罪 を 取締 る 立場 から 、 国民 の 戦意
高揚 を 高 め 、 」 戦争 に 突入 していった 大義名分 は 、 まるで 、
かっての 日本 と 同 じではないかと
- 039 ■ 【 欲深 き 人 の 大義名分 】
更 に 、 「 欲 を 出 し 」 中国 市場 の 安易 な 拡大 に 手 を 出 しました
- 039 しかし 、 そこで 手痛 い 反撃 を 受 け 「 匪賊征伐 」 などと 称 し 、 彼
の 地 の 人々 を 殺傷 っしていったのです
- 039 西欧 に 追 いつき 追 い
越 せとの 富国強兵 の 国策 により 、 やがてわが 国 も 上昇 した
生産物 を 売 りさばく 販路 を 、 遅 ればせながら 、 海外 に 求 めた
訳 です
- 039 黒船来日等 で 、 日本 も 封建社会 の 江戸 から
明治 へと 社会 変革 を 求 められました
- 041 そうなれば 天皇 を 神格化 する 必要 も 無 く 、 徴兵制 を 採用 することもなく 、 平民 が 戦争 に 駆 り 出 されることもなかった
- 042 学者 さんはあくまでも 、 コミンテル 思想 を 捨 て 切 れず 、 目的 のためには 手段 を 選 ばない 、 シナ の 残虐 マキャベリズム に 魅 せられているようにおもいます
- 031 戦争 の 中身 は 、 本質 的 に 、 残虐 、 非道 であり 、 勝者 は 敗者 にましてそうであったから 勝者 になったといえる
- 042 因 みに 加藤 先生 は 中島氏 の パール 論 で 中島氏 を 擁護 したが 、 小林氏 に 論破 されるや 否 や 、 沈黙 をされてしまいましたが 、 どうなんでしょう
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