- 二月松竹座花形歌舞伎 昼の部の感想
おそらく染五郎は東京人には関西弁の微妙なニュアンスを真似できない事を自覚して、このギャグを盛り込んだのでしょうが、抑揚が狂った関西弁を真面目な顔をして聞かされ続けるよりも、こういう風にギャグにしてもらった方が、よっぽど助かります
- 十一月新橋演舞場 夜の部の感想
おそらく彼は、今回、この踊りを久しぶりに上演するに当たり、全体の構成をじっくりと検証してみたのでしょう
- 6月新橋演舞場 夜の部の感想
おそらく福助にすれば、「十七代目の小父さんのやった通りに演じよう」という気負いがあったのでしょう
- 三月新橋演舞場昼の部の感想
おそらく「してやったり」という会心の笑みの性根なのでしょうが、この場面であんなに大きく二ッタリと笑う栄御前は、これまで見たことがありません
- 3月南座「独道中五十三駅」の感想
おそらく笑三郎も春猿も、そして右近も、これらの役を演じるにおいて、うんとしんどい思いをするでしょうが、次のステップにつながる筈です
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