- 今週の音源(11/1から11/5)
ipadでデジタル化されたエッセイを読み、シームレスで図書館に予約を入れるというのができたら、便利なのかもしれないと思いつつ、物質としての本を読むことディスプレイ上で文字を追うことの間には身体感覚の点でギャップがありそうだ
- 『アホの壁』
「序章なぜこんなアホな本を書いたか」であかされているように本書のタイトルは養老孟司『バカの壁』から思いついたのですが、そもそも『バカの壁』とは、人と人との間のコミュニケーションを疎外する壁ではなく、人それぞれの、良識とアホとの間に立ちはだかる壁のことを書いたのではなかったのか、という思い込みから、そうしたことを養老先生が語っていなかったのならば、編集にそそのかされて、書いてしまえ、というのが本書だとしています
- 巨人
5年ほど前にちょっとしたきっかけで小松先生の「復活の日」を読む機会があって、その時に思いしらされたのが、「これが小説なら、今まで読んでいた小説はなんなんだ」という、一種の絶望でした
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