- 宇野浩二芥川龍之介二十三~(1)
されば、この小説に出てくる人たちの中に、その時分の芥川の好みである、醜悪な病人なり捻〔ひね〕くれた人間なりが出てこなければ、この小説は、おそらく、「新派悲劇」というような作品になったであろう、それから、この小説の中に芥川らしい気取った説明が随所に出てこなかったら、この小説は、たぶん、「通俗小説」になったであろう
- 宇野浩二芥川龍之介二十一~(1)
しかし、この時分から、芥川は、昔のような筋と文章に凝ったような小説は、肉体的に書けなくなったばかりでなく、興味がなくなった
- ひとたびはポプラに臥す・第二巻/宮本輝/講談社
この作品には膨大な数の写真が、ほとんどカラーで掲載され、読者の想像力を高めてくれるだけでなく、一緒に旅をしているような錯覚にも陥らせてくれる
|