- 〔草加屋〕の女中頭助役(すけやく)・お粂(2)
〔化粧(けわい)読みうり〕がこんどの板で、ちょうど20板目になる、そのお祝いということにして、集まってもらおうと、決めた
- 〔(世古(せこ)本陣)〕のお賀茂 (7)
〔 音羽 〕の 重右衛門 と権七が笑いをこらえていた
- 元締たちの思惑(2)
「まず、しょっぱな、四条通り麩屋町東入ルの大店(おおだな)・〔紅屋〕平兵衛方へへえっていって、旦那にお目にかかりてえ、〔 左阿弥 〕の2代目が、お店(たな)のお得になる話をもってめえいりやした---と、こうでさあ」
「〔紅屋〕は、〔 左阿弥 〕の縄ばり内にあったらしく、 角兵衛 さんの顔を見た番頭は、すぐに奥座敷へ招じやした
- 進物の役
〔 音羽 〕方は、元締の 重右衛門 と小頭「・〔 大洗 (おおあらい)〕の 専ニ (せんじ37歳)
- 目黒・行人坂の大火と長谷川組
〔 般若 (〔はんにゃ)〕の 。兵衛 (いへえ24歳)の家も、髪結い・お 品 (しな23歳)も焼けた
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