- 瀬下耽探偵小説選
「文学派」と分類されてはいるが「論理派」的なトリック作品も手掛けている物の、
トリックが機械的と云うより心理的な綾に絡めて有る所が特徴だろう
「四本の足を持った男」「呪われた悪戯」「シュプールは語る」
- 徳川夢声の小説と漫談これ一冊で
bgmや効果音も伴った結構尺も長い「25時」が個人的に中々面白かったが、
「銃後の守り」や「慰問袋」等の言葉が出て来る戦中の「湧き立つ感謝」とか、
その当時の誰か元ネタが居るのだろうか?と云う「大。先生の話」などは、
時代を感じさせる内用に、それはそれで興味深い物が有った
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